受信記録

埼玉県新座市大和田通信所探訪その2(2018年5月11日)

(その1から続く)
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一旦戻って富士見新道を更にフェンス沿いに北上。
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富士見新道を挟んで東側は市営のスポーツ施設。その向いが基地正門だ。
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中を望むともうひとつのゲートが。やはり人影はない。
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やがてヘリポートが見えてくる。
その奥にオブジェのようなアンテナが並んでいる。
これはアンテナ関連Webサイト『アンテナの見える風景』によるとループアレイという型らしい。
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どういう用途に使われているのか謎だ。
更に北上すると古い木造支柱に支えられたアンテナが見えてくる。
これはモノコーンアンテナの一種らしい。これも対空受信用か?
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再びフェンス沿いに西に向かって歩道が伸びているので進む。
空には飛行機雲。
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フェンスのゲートが開けっ放しになっている場所も目立ち、あまりセキュリティーは厳しそうにない。しかし、立ち入らないほうが無難。
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ここで折り返して、今度は施設南側から散策してみる。
こちらは農地とアンテナエリアが入り組んでおり、近所の人の散歩コースにもなっているようだ。写真栄えする風景が広がる。
順光なので新緑の草原にアンテナが映える。
こちらのフェンスも開けっ放し。下草の様子から頻繁に開閉した様子はない。
多分近隣の人にとっては庭みたいなものなのだろう。
用心に越したことはないので、立ち入ることはせず、写真はすべてフェンス越しに撮影。
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祠とアンテナのコラボがミスマッチ。
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16時過ぎに撮影を終えて、バス停のある史跡公園に戻る。
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ここでラジオ受信状況を調べてみる。
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武蔵野台地の中心地で、周辺に電波障害の要因が少ないといわれるロケーションの実証。
イヤフォーンアンテナと内臓バーアンテナの受信だから簡易的なチェックではあったが、少なくともAM、FMともに県域局の混変調や相互変調は生じなかった。
FM帯で気になったのは東京FMの檜原、青梅中継局が無駄に強力に受信出来ること。スカイツリーや東京タワーからの電波よりも強い。
AMでは地上波伝播で静岡、山梨、茨城、栃木の県域局も問題なく受信出来る。
あと1620KHzで近くを通る関越道のハイウエーラジオがシグナル2で入感。
このエリアの電波環境が特段静穏な印象もなかったが、少なくとも受信障害を起こす強力な放送波侵入やノイズ源は感じられず。
(受信結果は巻末の表を参照)
バスの時間まで暫く史跡公園周辺を散策。
野火止用水にかかる橋。
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野火止用水。近年は綺麗な流れに戻っているらしい。
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17時過ぎに現地を撤収。
バス停から見える屋敷森等を見ると、半世紀前の田園を彷彿とさせる。
『トトロの森』にも似ている。
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同じ場所からかは定かでないが、1955年に撮られた写真と比較してみる。
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(出典/The Higdon - Carpenter Home Page)

やはりここに通信施設があったからこそ残されている風景だ。
全面返還されたら、一気に宅地化されてノイズ源いっぱいの無味乾燥な街並みに変わってしまうのだろう。

埼玉県新座市史跡公園におけるFM放送受信リスト

受信日/2018年5月11日・受信機/VX-3/SRFM-100・アンテナ/イヤホーンアンテナ

周波数(MHz) 局名 信号強度(5段階)
77.1 放送大学
4~5
77.7 FM入間
2
78.0 BAY-FM(千葉)
2
78.6 FM富士(三つ峠)
5
79.5 NACK5(浦和)
5
80.0 TOKYO-FM(東京タワー)
4~5
80.7 NHK千葉
4
81.3 J-WAVE(スカイツリー)
4~5
82.5 NHK東京
5
83.2 NHK水戸
2
83.4 FM世田谷
2
83.6 TOKYO-FM(青梅)
5
83.8 調布FM(調布市)
2
84.2 FM西東京(西東京市)
4
84.7 FM横浜(大山)
5
85.1 NHK浦和
5
86.6 TOKYO-FM(檜原)
5
88.3 J-WAVE(港区)
1
89.7 インターFM(スカイツリー)
5
90.5 TBS補完
5
91.6 JOQR補完
5
93.0 JOLF補完
5
94.6 茨城放送補完
3

   


埼玉県新座市史跡公園におけるAM放送受信リスト

受信日/2018年5月11日1630JST・受信機/SRFM-100・アンテナ/内蔵バーアンテナ

周波数(KHz) 局名 信号強度(5段階)
594 NHK東京第1
5
639 NHK静岡第2
2
693 NHK東京第2
5
765 YBS甲府
3
810 AFN TOKYO
5
864 CRT那須
2
954 TBS東京
5
1026 NHK御殿場第1
1
1062 CRT足利
4
1134 文化放送
5
1197 IBS水戸
2
1242 ニッポン放送
5
1404 SBS静岡
2
1422 RFラジオ日本
5
1458 IBS土浦
3
1530 CRT宇都宮
3
1557 SBS熱海
2
1602 NHK甲府第2
1
1620 ハイウエーラジオ関越道新座
2



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埼玉県新座市大和田通信所探訪その1(2018年5月11日)

以前から気になっていた在日米軍大和田通信所を5月11日に探訪してみた。
その備忘録。
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●大和田通信所の歴史
大和田通信所は、埼玉県新座市西堀、東京都清瀬市にまたがる在日アメリカ空軍基地施設。
2008年時点の敷地面積は1,195,679㎡(私有地738,001㎡、市町村有地37,708㎡、国有地419,969㎡)。
中央施設は2007年現在、日本の国有地で防衛省所管防衛施設庁防衛局が管理、アメリカ第5空軍374空輸航空団所が運用している。当施設と送信施設の所沢通信基地は、無線送受信施設として一対を成している。
(出典/wikipedia)

下は2010年頃の大和田通信基地航空写真。

CKT20109-C5-20ab
(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1212538&isDetail=trueを元にJH1EAF作成。
整理番号/CKT20109  コース番号/C5  写真番号/20  撮影年月日/2010/12/09(平22) 撮影地域/東京北部  撮影高度(m)/2250  撮影計画機関/国土地理院 )

ここは旧軍時代からずっと放送通信傍受のメッカだった。
1941年に大日本帝国海軍大和田通信隊所属「大和田無線通信所」として開設。
国内では通信状態が非常に安定していて、武蔵野台地の中心地で周辺に電波障害要因の鉄道、幹線道路、民家など障害物が無く、開設当時は農家が点在するのみで森林地帯だった。
本隊と中央施設内部に大型無線受信機23台、小型無線受信機200台設置。
他に施設運用にあたる隊員用宿舎なども併設。
敷地内部には高さ6mの黒い木製主柱90本を等間隔に建て、水平方向にワイヤーアンテナ線を張り、支えの支線などもあった。
主柱にはハワイ、シンガポール、マニラ、グアム、台湾など、受信地域名記載の木製札が掛けられていた。 
(出典/wikipedia)

1941年12月8日、真珠湾からの暗号電報「トラ・トラ・トラ」を傍受し、1945年の「ポツダム宣言」の受信もこの旧帝国海軍大和田通信隊だと伝えられている。
戦時中の1943年、旧陸軍が撮影した航空写真にこの大和田通信所が写っている。
C59-C2-39aa
(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=730478&isDetail=trueを元にJH1EAF作成。
整理番号/C59  コース番号/C2  写真番号/39  撮影年月日/1943/06/27(昭18)
撮影地域/上野原・東京  撮影計画機関/陸軍  市区町村名/新座市 )


終戦後、米軍に接収されてからも、電波傍受施設として重宝され、朝鮮戦争、ベトナム戦争、東西冷戦を通してかなりの規模を誇っていた。
戦後の航空写真を見ると、旧日本軍の施設を殆どそのまま使用しているようにもみえる。
これは接収間もない1947年7月の航空写真。基本的に1943年頃とあまり変わっていない。
USA-M380-14aa
(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1177507&isDetail=trueを元にJH1EAF作成。
整理番号/USA  コース番号/M380  写真番号/14  撮影年月日/1947/07/24(昭22)
撮影地域/東京西北部  撮影高度(m)/1524 )

1950~60年代当時の軍人が撮影した写真を見ると広大な敷地に何本ものアンテナ支柱が立ち並んでいることが分かる。
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brc03
brc04
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(出典/The Higdon - Carpenter Home Page)

1955年10月の航空写真でもアンテナ支柱の影がいくつも大地に伸びている。
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(出典:国土地理院ウェブサイト http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=160245&isDetail=true を元にJH1EAF作成。整理番号/USA  コース番号/M1194  写真番号/44  撮影年月日/1955/10/09(昭30) 撮影地域/東京西北部  撮影高度(m)/1524  撮影計画機関/米軍 )


軍事のプロフェッショナルDXerが集結し、ベストな環境と施設であらゆる電波を日夜傍受してきた場所がCamp Owada。
1975年当時の航空写真を見ても規模は旧軍時代と殆ど変わっていない。田園風景もそのまま。
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(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=996038&isDetail=true 整理番号/CKT7415  コース番号/C20A
写真番号/10  撮影年月日/1975/01/12(昭50)  撮影地域/東京  撮影高度(m)/1200
撮影計画機関/国土地理院)


今、大和田通信所は東京防衛施設局の管理下。
日米協定でこの地域は尚も横田基地の米軍が占有している。
米軍から要請があると、東京防衛施設局が土地、建物施設の工事を行なうという流れになっているそうだ。フェンス内の土地利用には制限が設けられ、西側の大半は、宅地も耕作も許可されず、自然の森と草原に化している。
東側は、市の施設などが建てられて、一見制約がないように見えるが、この地域内の土地所有者も自宅の改修時には市当局の企画課を通して防衛施設局に伺いを立て、米軍との協定に照らし合わさねばならないとか。かつては電気を引くことすらノイズ源になるからと許可されなかったそうだ。

(出典/『歴史を紐解く』http://shimin.camelianet.com/shiminweb/pre_12/Pre12-2b.htm

2018年現在もこの状況が続いているのかは定かでないが、いずれにしろ電波傍受の障害になるような要因は極力排除されているようだ。

しかし、冷戦終結後は大和田通信所も規模縮小傾向にある。
1992年当時の航空写真を見ると、周辺の田園地帯は維持されているが、すでに兵舎らしき建物はなくなっている。代わりにヘリポートが新設されている。
CKT921-C2-15aa
(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=696485&isDetail=trueを元にJH1EAF作成。
整理番号/CKT921  コース番号/C2  写真番号/15  撮影年月日/1992/11/02(平4)
撮影地域/東京首部  撮影高度(m)/1580  撮影計画機関/国土地理院 )


多くのアンテナは撤去され、いずれは全面返還されて旧軍から受け継がれてきた受信施設エリアすべてが消滅する可能性もある。
BCLや無線を趣味としている者としては、そうなるまえに一度は訪れたいと考えていた。

●大和田通信所探訪
ウイークデーの金曜日だったが、天候もよかったのでコマーシャルのロケハンも兼ねて出撃。
最寄り駅は、西武池袋線東久留米駅。
東口で降り、1番バス停からの新座営業所行に乗り込み、「史跡公園」で下車。
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長閑な田園風景が広がる。史跡公園脇には野火止用水が流れており、遊歩道もある。
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バス停から数分、西堀公園交差点を北上するとすぐ左側の広大な敷地にアンテナ鉄塔を望むことができる。
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アンテナ関連Webサイト『アンテナの見える風景』によると、これはTCI540型という垂直ログペリアンテナらしく、比較的最近新設されたとのこと。
航空機からの電波受信用アンテナだろうか?規模からすると比較的波長の長い電波も扱っているようにも見える。
富士見新道沿いを北上すると基地の敷地間を抜ける路地があったので左折。
さっきのアンテナも角度を変えて眺められる。
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時折、犬の散歩をしている人とすれ違ったりと、一般の公園を散策している感覚だが、両側のフェンスにはここがどんな施設であるかを教えてくれる表示が至る所にある。
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右側の敷地に新たなアンテナが見える。これはかなり小ぶりのワイヤー系アンテナだ。
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左側にはTCI540型の奥にもうひとつ、鉄塔が一本のアンテナがある。これも垂直ログペリの一種TCI570型だそうだ。
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さらに散策道を進むと基地の裏ゲートらしきポイントに。米軍施設を示すボードのすぐ隣に日本の住所表記板とのコントラストが妙。
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その先に基地局舎が見えるが人影はない。電源や受信機器が納まっているのだろうか?いずれにしろ今は基本的にリモートで、ほとんど人員は配置されていない様子。
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更に道を進んでみるが、新たなアンテナは見当たらない。
長閑な新緑の草原と立ち木が広がるだけ。
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大和田通信施設に限らず、昨今の首都圏米軍基地は縮小放置傾向で、廃墟自然林化している場所も多い。
国の管理下なので立ち入りが制限され、半世紀近く人の手が入らない云わば「サンチュクアリ」だ。
希少生物も生息しているという。
日本に返還されてしまうと、この「サンチュクアリ」も破壊される運命。実に複雑な気分になる。
やがて散策道は住宅街への車止めで終了する。
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(その2に続く)

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アンテナカプラーCAT-10導入と京王高尾線スタンプラリー、八王子市金比羅台園地移動(2017年10月1日)

先日、新たにアンテナカプラーを購入。
型番はコメットのCAT-10.
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10w以下のQRP運用で3.5MHz~50MHzに対応。
ダイポール、バーチカル、ホイップ、ロングワイヤー等のアンテナをチューニング出来る。
これまで移動運用時、50~430MHzではミズホのポケットダイポールや付属ヘリカルアンテナで十分対応出来ているのだが、HF用に使っているコメットのBNC750単体ではQRP0.5~1WでのQSOはかなり難しい。強く入感している局を呼んでも、ほとんど気が付かれない。まれにコンディション、ロケーションがFBな時に限って交信できるレベル。
そこで同じメーカーのアンテナカップラーを導入して改善を図ってみた。
CAT-10には前面にバンド切り替えスイッチとインジケーターランプ、出力、入力、整合マッチングを可変するダイヤルが付いている。
裏面にはアンテナとRXに繋ぐM型コネクターとアース端子。
付属しているチューニング表で各バンドに最適な目盛りに合わせ、調整していく。
インジケーターランプやFT817の簡易SWR計でも調整は不可能ではないが、微妙な調整には別途SWR計があるとベター。

10月最初の日曜日、CAT-10のテストも兼ねて移動運用することに。
この日は八王子市制100周年にあわせてFM八王子が正式開局。
また京王高尾線開業50周年ということで高尾山口駅で部数限定記念切符の発行とスタンプラリー「1日乗車券でまわろう!京王電車スタンプラリー2017 ~第2弾 高尾線開通50周年記念編~」が実施されるとのこと。
また京王電鉄と多摩動物公園(日野市程久保7)、井の頭自然文化園(武蔵野市)が9月21日から「けものフレンズ」とコラボしたイベント「京王の電車に乗って動物たちに会いに行こう! 多摩&井の頭 Zoo×けものフレンズ すたんぷらりー」を始めており、「都民の日」は無料で入園可能など等、八王子、多摩、高尾方面ではイベントが目白押しだ。
天候もよかったので諸々合わせてCRT-10のテスト運用は高尾山方面に決めた。
往路、JR中央線内で77.5MHzに合わせて八王子FMをモニター。イヤフォーンアンテナだと高尾駅周辺でも時々ノイズ混じりになって安定しない。
常置場所杉並では試験電波の時点ではログペリアンテナを西に向けてもナック5秩父やケーブルテレビFM再送信漏れ電波などのQRMでかろうじて聞こえる程度。
後発のCFMは同じ出力20wでも可聴エリアが狭い傾向。
それはさておき、高尾山口に着いたのが午前11時15分過ぎ。
この時間帯では、もう部数限定記念切符は完売しているだろうと半ば諦めていたが、意外にも特設売り場には行列もなく、難なく購入できた。一部1000円。
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まだまだ在庫に余裕があるようだった。
ふと駅前売店をみると店内が真っ暗。日曜に休業しているのか?と思ったら高尾一帯が停電しているとのこと。
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電車やケーブルカー、一部の自販機は動いているが売店の大半は営業できていない。回復は13時頃とのこと。原因は不明。
1号路を金比羅台園地まで登る。BGMは八王子FM。各界有名人のメッセージが流れていた。
園地到着は12時15分過ぎ。
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早速、CAT-10にBNC750とFT817を接続して、調整開始。
受信レベルが一番大きくなるようアンテナの長さを調整。カップラーのチューニングつまみで最適な位置を探す。
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SWRは送信しながら同調点に合わせるのだがこれが難しい。SWR計がないのでインジケーターの明かりを頼りにする。
しかし昼間の屋外では微妙な明るさの違いが分からない。
FT817で「HSWR」が出るとNG.
取りあえず7MHzで大凡の同調点を探し、0.5W出力でCW局を何局か呼んでみるものの、今回は交信には至らず。
ラジアル、カウンターポイスなしでの運用ではカップラーを使用しても難しいか。
改めてチャレンジするしかなさそうだ。
この日はHFのほかに50~430MHzで18局と交信。
QSOして頂いた各局様、ありがとうございました。
この金比羅台園地でも八王子FMを受信してみたが、八王子市街を見下ろせるロケーションにも拘わらず、イヤフォーンアンテナだとラジオを少し動かすとノイズが入る場合もある。近隣のFM相模原のほうが強く安定した受信。
ちなみに入間、相模原、八王子の各CFM送信所概要は以下の通り。

 

                                                                             

入間、相模原、八王子各CFMの送信所概要

局名送信所標高/地上高
FM茶笛(入間市)入間市総合クリーンセンター煙突      
135m/60~90m
FMさがみ(相模原市) 相模原市中央区星が丘      
173.4m/61.7m
八王子FM(八王子市)八王子市役所事務棟10階屋上      
123m/43.3m
      


FM茶笛やFMさがみは送信アンテナ所在地の標高、地上高をプラスするといずれも200~235m前後あるのに対し、八王子は166mしかない。
如何に後発CFMのアンテナ高が抑えられてしまっているかが解る。
送信出力は全て20w。送信アンテナの指向性や偏波によって条件は異なってくるが、やはり地上高がないと受信エリアは稼げない。
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15時45分に下山開始。
FMさがみの「サンデーリクエストアワー」にメッセージを送る。しかしこの辺りは圏外。
16時15分頃に高尾山口駅へ戻る。
この時間帯でも高尾線開業50周年切符の在庫は残っていて引き続き販売していた。

次なるイベントは京王高尾線スタンプラリー。
改札窓口でスタンプラリーの台紙をもらう。1日乗車券900円を買って高尾線7駅のスタンプを次々押していく。
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この時間帯は10分前後の間隔で運行しているので電車を待つ時間のほうが長い。
17時17分。最後の北野駅スタンプを押し終わる。
ゴールは京王八王子駅ステーションビル5Fにある鉄道模型店。
17時50分過ぎに京王八王子駅着。
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そこでスタンプをコンプリートし、記念品をもらう。
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京王スタンプラリー1710bb
京王スタンプラリー1710cc
京王スタンプラリー1710dd

スタンプラリー所要時間はおよそ1時間半弱か。
結局、「京王の電車に乗って動物たちに会いに行こう! 多摩&井の頭 Zoo×けものフレンズ すたんぷらりー」は時間切れで参加できず。後日検討。
駅ビル8階のレストラン街でチャージ。JR八王子駅方面が見渡せる窓際の席。
さすがに八王子FMはよく入る。
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帰路は、京王線1日券を有効に使うため、JRではなく京王線で明大前、井の頭線吉祥寺経由で帰宅。

交信データ
移動地/東京都八王子市高尾山金比羅台園地(海抜387m)
交信日時/2017年10月1日
交信時間/1235~1537JST
周波数/50・144・430MHzSSB/CW/FM
天候/晴れ
無線機/FT817 スタンダードVX-3 
アンテナ/ミズホポケットダイポール 付属ヘリカル コメットBNC750

出力/0.5~1W
延べ交信局数/18
50MHz13(SSB11、CW2)、144MHz1(SSB)、430MHz4(FM)
交信相手所在地/東京都4(港区お台場海浜公園、八王子市、昭島市、杉並区)、千葉県3(市川市、君津市鹿野山、坂戸市)、神奈川県5(川崎市、相模原市、相模原市中央区、藤沢市、横浜市都築区中央公園、)、埼玉県3(新座市、さいたま市見沼区、日高市)、茨城県1(常総市)、栃木県2(栃木市、日光市)

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花巻イーハトーブぺディションその2(2017年9月18日)

●台風一過のイーハトーブ
翌朝、6時前に起床。いよいよSL銀河乗車の日。
窓から外を見ると雲は早く流れているが日差しも覗き、遠くの山々も望める。
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予想とおり、台風は抜けつつあると直感。
この日は9時過ぎの釜石線で遠野まで行って、折り返しの13時54分発のSL銀河に乗り込む計画だ。
バイキングの朝食中、外は時々、突風と雨と晴れ間の繰り返し。
台風は思ったよりもしぶとい。簡単には抜ける様子ではないが天気予報では午後には晴れると告げていた。
スマホでいろいろチェックしてみるがツアーに直接影響が及ぶ情報は見当たらない。
SL銀河の旅はその晴れ間の時間になるのでよい写真が撮れそうだ、と期待を膨らます。
9時過ぎにホテルをチェックアウト。
花巻駅構内へ。
9時56分発の釜石行きに乗り込む予定で改札に向かったが何やら様子が変。
駅員曰く、「次の釜石線は14時代までありません」
「?」
なんと、台風で釜石線は午前中、全線で運休。
そしてSL銀河も本日は運休が決定したと。
まさかのまさか・・。
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台風18号がここまで影響するとは思いもしなかった。
ボードを見ると17日の22時15分現在とあるからすでに昨晩時点で運休が決まっていたらしい。
だがSNSのハッシュタグで「SL銀河」でチェックしても運休の呟きはどこにもなかった。
探し方が悪かったのか、あるいは地方の催し物の情報伝達は遅いのか?
さあ。困った。
メインのSL銀河が運休となっては、どうすることも出来ない。
10時32分にツアー主催者から電話が入り、SL銀河運休のためその分は払い戻しが決まるが、帰りの新幹線は変更が利かないとのこと。往路の新幹線代も戻っては来ない。
花巻から遠野までのチケットは生きているが、そもそも14時台まで列車が動かない。
14時台の便で遠野まで行けたとしても、変更の利かない16時19分発の新花巻発東京行き新幹線に間に合うまでに戻って来れる保証はない。遠野ー花巻間は往復2時間近くかかるのでとんぼ返りしても無理だ。
他の公共交通機関が見込めないので遠野行きは諦めるしかなくなった。
とすると花巻周辺で時間を潰すしかない。
SL銀河以外の代替策など考えてもいなかったので暫し悩む。
土地勘もないので無闇に動くと事態はますます悪くなる。
結局、昨日赴いた胡四王山周辺散策位しか思いつかぬ。
昨日、訪れ切れなかったイギリス海岸やイーハトーブ館もある。
だがそれには一旦、新花巻駅へ戻らねばならない。
花巻駅からのバスは、次は12時。あと1時間半近く待たなくてはいけない。
やむを得ず、タクシーを使う。運賃は2200円。一行と割り勘にしてもバスよりは高い。
予定外の出費。
新花巻駅前の銀河プラザで再びレンタサイクルを借りて胡四王山へ。
まさか昨日に続いて同じ場所に行くとは夢にも思わず。
ただ、高台で暫し自由時間が過ごせる訳でラジオ受信や無線にとっては悪くはないか、と自分に言い聞かせる。
記念館脇の東屋で昨日同様ラジオを広げ、モニター再開。
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風が強く、備品が吹き飛ばされそうだ。
昨日よりは時間の余裕があったので昼間の中波受信状況などやってみる(巻末図表参照)。
NHK盛岡を聞いていると大槌町や宮古市などに避難指示や避難準備情報などが出されていた模様。
楽観視していた台風が岩手県の鉄道運休に至るまでの被害を齎すとは思いも拠らなかった。
正午前に430FMで暫くCQを出してみるが応答なし。
祭日にも拘わらずバンドをワッチしてみても誰も出ていない。ある程度予想はしていたが、首都圏以外だとUHF帯では交信相手がみつからない。
12時半頃でラジオモニターを一段落。
この辺りを散策してみる。
古い信号機が二つ、おもむろに立っているがこれはおそらく宮沢賢治『シグナルとシグナレス』を模したオブジェなのだろう。
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ツアー一行と合流し、昨日も寄った『山猫軒』で昼食。
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その後、山を降りてイーハトーブ館へ。
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イーハトーブ館パンフ1709a
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ここにはシアターがあって宮沢賢治原作のアニメを上映していた。館内に差し込む陽がよい雰囲気。
レンタサイクルで胡四王山周辺をサイクリング。
暫く西進し、釜石自動車道を潜り、釜石線と平行に自転車を走らす。
台風さえ来なければ、ここを汽車で通っていたはず。真に残念。
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胡四王山神社に至る鳥居近くの踏み切りに暫し自転車を停める。
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風は強いものの、天候は回復し、強い日差しが収穫まじかの稲田を照らす。
宮沢賢治もこの辺りを散策していたのだろうか?
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イギリス海岸まで足を伸ばそうかと考えたが時間切れ。
15時半頃、新花巻駅に引き上げる。途中、昨日見かけたブドリとネリの像の前を通過。やはり晴れて日差しがあると写真写りもよい。
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レンタサイクルを返却し、新幹線の時間まで土産を買ったりして過ごす。
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新花巻駅の駅スタンプを記念に捺印。
新花巻駅スタンプ1709a

16時19分新花巻発東京行き「はやぶさ」106号に乗車。
E5系は初めて。
西日とともに東京へ爆走。乗り心地は悪くないが、仙台、宇都宮間を時速320Kmで走行中は耳が圧迫されジェットコースターのようで目が廻る。
加速度系の類が苦手な身には堪える。
帰路はラジオは聴かず。この速度ではなにもかも空しくなる。
仙台手前で見た中波送信塔は確か女川遠征時にも目撃した気がする。
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19時少し過ぎに数分遅れで東京着。
「はやぶさ」E5系の先頭車両を撮影し、東京駅を後にする。
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IMGP5139a
今回の花巻ツアーは台風の影響で肝心のSL銀河乗車はキャンセルとなったが、機会があればリベンジしたい。
取り合えず今回はイーハトーブ胡四王山でのBCLぺディションだと割り切ってよしとしたい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

秋田県花巻市胡四王山(宮沢賢治記念館前)における昼間AM放送受信リスト

受信日/2017年9月18日1150~1220JST・受信機/SONY SRFM100・アンテナ/内蔵バーアンテナ

周波数(KHz)局名信号強度(5段階)      
備考
531NHK盛岡第一      
5
1210J 岩手台風情報
594NHK東京第一      
2
 
639STV函館      
2
 
684IBC盛岡      
5
 
747NHK札幌第2      
3
 
774NHK秋田第2      
5
 
837NHK名寄第一      
2
 
891NHK仙台第一      
3
 
918山形放送      
2
 
936秋田放送      
2
 
1035NHK鶴岡第2      
2
 
1062岩手放送(釜石)      
2
 
1089NHK仙台第2      
3
 
1260東北放送(仙台)      
3
 
1341NHK遠野第一      
1
 
1368NHK鶴岡第一      
1
 
1386NHK盛岡第2      
5
 
1503NHK秋田第一      
2
 
1575AFN三沢?      
1
 

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国際宇宙ステーション「ARISS」20周年記念行事静止画像受信(2017年7月23~25日)

先日、国際宇宙ステーションアマチュア無線局「ARISS(Amateur Radio on the ISS)」の20周年記念行事としてISSより静止画像送信が実施されているとの記事をSNSで見つけた。

情報を提供しているhamlife.jpによるとイベントの概要は以下のとおり。

・送信実施期間(日本時間):2017年7月21日(金)06:25~7月25日(火)03:00
・送信周波数:145.80MHz(FM)
・モード:PD120
・送信システム:ISSロシア研究モジュール内のパソコン+ISS船内のTM-D710を使用

早速受信にチャレンジしてみる。
ISSが東京から目視観測可能な日時時刻はこのサイトでわかる。
http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/tokyo/
受信設備は既存のCREATE CLP5130-1(ログペリ)とFT-817.
ISSからの信号はこれで十分良好に受信可能なのはスクールコンタクトのダウンリンク受信で確認済み。
最初に受信に成功したのは23日の19時台のパス。
次に24日の20時台。
強力にRS59プラスで入感。
ファックス受信時のような信号音。とりあえずカセットテープに音だけ録音。これを静止画に復調するには専用のソフトが必要とのこと。
これまでSSTV受信の経験がなかったが、ISSのSSTVモードに特化された「RX-SSTV」というソフトウェアーがあるというので早速ダウンロード。
このソフトはここから無料でダウンロード出来る。
http://users.belgacom.net/hamradio/rxsstv.htm
このソフトを起動し、先刻録音した音声をパソコンのオーディオ端子から入力したら初期設定の状態で何の操作も必要なく、自動的に静止画が再生。

●2017年7月23日1927JST頃受信した画像
2017-07-23_1927JST


●2017年7月23日1928JST頃受信した画像
2017-07-23_1928JST

●2017年7月24日2014JST頃受信した画像
2017-07-24_2014JST

ところどころノイズが入るがほぼ復調出来た。
カセットテープからデータを再生したのはワープロ書院以来。
その後は直接、ISSからの信号をパソコンにオーディオ入力し、リアルタイムでSSTVの画像受信する。
下の画像はパソコン(WINDOWS7)上でのISSのSSTVを受信中の「RX-SSTV」。
IMGP3863a

●2017年7月24日2153JST頃受信した画像
56

●2017年7月24日2329JST頃受信した画像
15

●2017年7月25日0245JST頃受信した画像
04

●2017年7月25日0249JST頃受信した画像
26

さすがにすべての画像をクリアに受信することは難しかったが、意外にシンプルにISSからの静止画像を視聴出来た経験は貴重であった。


受信アンテナ/CREATE CLP5130-1(ログペリ)
受信機/FT-817
受信地/東京

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2017年6月17日にEs伝播で受信した国内FM局

南方型Es。大分、長崎CFM各局入感
0949JST 76.1MHz LOVE FM(福岡) S5 50dB
0950JST 76.6MHz FM鹿児島(枕崎)
0950JST 91.0MHz RKB毎日FM補完 S2/安藤豊どんどこサタデー
0959JST 80.5MHz FM鹿児島(阿久根) S4/ジングル、時報
1018JST 92.8MHz 南日本放送FM補完 S2
1020JST 81.6MHz NHK佐賀 S5 50dB
1020JST 82.8MHz NHK人吉
1021JST 79.2MHz NHK鹿児島 S3
1044JST 76.3MHz FM大村(長崎県大村市) S2/ローカルプロ
1118JST 79.4MHz NOAS FM(大分県大津市) S2/ローカルプロ
他、中国、韓国局多数。
この日は正午前と17時過ぎに南方型のEsが強力に開ける。
アマチュア無線の50MHz帯では17時台、6,4,5と8エリアが同時に入感。
7エリアも短時間ながら開いた。
翌18日も似たようなコンディションであった。

この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1745JSTの16.9MHz(継続時間1時間)。

受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777・オンキョーNFR-9X(S)
受信アンテナ/FM5エレメント八木、ログペリアンテナ
天気/晴れ。

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2016年6月6日にEs伝播で受信した国内FM局

北方型の強力Es。青森、秋田が入感
1256JST 76.2MHz  FM AZUR(むつ市) IDで確認
1301JST 76.1MHz 三角山放送(札幌市) ローカルプロ
1822JST 80.4MHz AIR-G(札幌) ローカルプロ
1824JST 82.8MHz FM秋田(秋田) 松田聖子の曲。サイトのオンエアリストで確認。
1825JST 83.0MHz FM白石(札幌市白石区) ローカルプロ
1850JST 76.1MHz FMウイング(帯広) CM(宮坂建設工業)
1900JST 76.1MHz LOVE FM(福岡)
1908JST 77.4MHz FM熊本 50dB

13時前後と18時半前後に強力な北方型Es伝播。
青森下北半島のむつ市のCFMやFM秋田を受信。東北地方のFM放送をEs伝播で受信出来るのはシーズン中、1~2回程度で非常に稀。
50MHzでも秋田や福島の局がEs伝播で入感していた。

この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1215JSTの18.4MHz(継続時間7時間)。最大値も継続時間も相当大きな値。

受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777・オンキョーNFR-9X(S)
受信アンテナ/FM5エレメント八木、ログペリアンテナ

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2016年5月31日にEs伝播で受信した国内FM局

南方北上型Es。北九州、山口AM補完局入感
0827JST 89.1MHz AFN沖縄 S5 40dBQSB /他FM沖縄、NHK沖縄入感
0924JST 77.4MHz FM熊本 S2 QSB
1159JST 76.6MHz FM鹿児島(枕崎) S3/ジングル
1204JST 76.2MHz フレンズFM762(鹿児島)S2 QRM/「空タマ」女声DJ
1207JST 76.1MHz LOVE FM(福岡)S5 45dB
1209JST 76.8MHz FM熊本(南阿蘇)S2
1210JST 77.4MHz FM熊本(熊本)S5 60dB 強力
1216JST 92.6MHz 長崎放送補完(長崎)S2 QRM中国語局/CM(NBCハウジング)
1221JST 92.3MHz 山口放送補完(山口)S3~4/CM(ボートレース徳山)、ローカルプロ
1229JST 91.0MHz RKB毎日補完(福岡)S2 QRM中国語局/ローカルプロ(大川市レポート)
1240JST 79.2MHz FM山口(山口)S2
1240JST以降、国内F/OUT
他、韓国、中国語局多数

当日は朝、8時半前から沖縄がオープン。周期の大きいQSBで浮き沈みが著明。
9時から10時にかけて50MHzでは6~3エリアの近距離Es伝播。
FM放送帯にはなかなか反映されなかったが、正午前より鹿児島、熊本方面が強力に入感。
76.1MHzがクリアになったので76.2MHzの鹿児島のCFMも確認。
更に12時15分頃から12時40分頃まで中国、韓国語局の混信があったものの長崎放送、山口放送、RKB毎日の各補完中継FMの受信を確認。
Es伝播エリアは更に北上して12時40分以降は韓国、中国局が60dBMAXで入感。
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は0915JSTの17.9MHz。継続時間は4時間45分とかなり規模が大きい。

受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777・オンキョーNFR-9X(S)
受信アンテナ/FM5エレメント八木
天気晴れ

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2016年5月25日にEs伝播で受信した国内FM局

沖縄、石垣、福岡、熊本入感
1301JST 89.1MHz AFN沖縄 S-2 
1302JST 87.3MHz FM沖縄 S-2
1323JST 89.0MHz 琉球放送(石垣)S-2
1507JST 76.1MHz FM石垣(石垣市)S-2 男声トーク/ラジオ体操参加率
1512JST 76.1MHz FMコザ(沖縄市) 1520JST 30dB /トリップステーション
1521JST 76.3MHz FMたまん(糸満市)S-3/ローカルCM
1536JST 79.6MHz ラジオ沖縄(南大東島)S-3~4 /チャットステーション
1551JST 85.4MHz NHK熊本 S-4
1555JST 77.4MHz FM熊本(熊本市) S-4/FMKラジオバスターズ
1607JST 76.1MHz LOVE FM(福岡) S-4 MAX55dB
1642JST 76.3MHz FMうけん(大島郡宇検村)S-2 /MBC中継、役場行政情報
他、韓国、中国語局多数。

今シーズン初めて遭遇したビッグオープン。
20日は夕方から夜21時半過ぎまで、中国、朝鮮半島方面が長時間オープンしていたが、国内FMは開けず。50MHzではフィリピンも聞こえてた。
24日にも南方系のEsが発生していたが、FM放送バンドでは午前中沖縄方面が弱く開いていただけ。
25日は昼過ぎより沖縄がオープン。
石垣地方から沖縄本島へ受信範囲が移動。16時前には九州中部、北部が入感。
19時過ぎまで朝鮮半島と沖縄辺りを行ったり来たり。
76.1MHzインターFMがQSYして空いたので同周波数で3局ほどEs伝播局を確認。
また90MHzより上に開局した九州AM局の補完放送を狙ったが、中国、韓国局の混信と被りで確認出来ず。
50MHzアマチュア無線では6,4,5、HLエリアと交信。
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1815JSTの14.8MHz。継続時間は2時間45分。0845JSTには最大値17.9MHzを記録している。

受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777・オンキョーNFR-9X(S)
受信アンテナ/FM5エレメント八木
天気晴れ

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熊本地震臨時災害FM開局と熊本AM各局受信モニター

4月18日付総務省の報道発表によると熊本市に臨時災害FMが開局するようだ。
以下、引用。

平成28年4月18日
九州総合通信局

臨時災害放送局の開設について
-平成28年熊本地震にかかる災害情報提供を目的に熊本市が開設-

 九州総合通信局〔局長:丹代 武(たんだい たけし)〕は、本日、熊本市〔市長:大西 一史(おおにし かずふみ)〕に対して、超短波放送局(臨時目的放送局)の免許を付与しました。
 この放送局は、既存のコミュニティ放送局である株式会社熊本シティエフエムから機材及び人的支援を受けて、熊本地震による災害に関し、迅速かつきめ細かい情報の提供を行い、被害の軽減に資することを目的とするものです。

免許の概要は以下のとおりです。

免許人

 

熊本市

市長:大西 一史(おおにし かずふみ)

 

呼出符号及び

呼出名称

JOYZ

0

(

ゼロ

)

O-FM

くまもとさいがいエフエム

周波数及び

空中線電力

79.1MHz

20W

無線設備の

設置場所

送信所:熊本市西区(金峰山)

演奏所:熊本市中央区

放送区域

熊本市の一部



以上、引用。
どうやら既存CFM、熊本シティーFMが臨時に災害FMへ移行するようだ。
熊本県のFMはEs伝播ではお馴染みで、77.4MHzのFM熊本はシーズンになると九州方面オープンのパイロット局にもなる。
熊本シティーFMもほぼ毎シーズン受信可能だ。
14年前、2002年8月2日の受信レポートに対して発行されたベリレターを紹介。
熊本シティーFM20020802L
なお、臨時災害FMに対しては局側が積極的に募集していない限り、事態が落ち着くまで不急不要の受信レポートは控えるのが望ましい。

さて、14日からの一連の熊本地震。
地元のラジオはどのように報道しているかモニターしてみた。
但し、radiko.jp等のネット経由でのモニターは実施せず。
すべてラジオ放送波に限っての受信。
今のシーズン、東京では、以下のAM局が夜間のみ受信出来る可能性がある。

NHK熊本第1 756KHz  10KW
NHK熊本第2 873KHz 500KW
RKK熊本放送 1197KHz 10KW

受信はパイオニアF777。アンテナは屋内ループアンテナを使用。
熊本第2放送は出力500Kwと強力で混信もなく、SINPO34333位で受信可能。
熊本第1放送も同じ周波数に国内局がないため、10KwながらもSINPO24332~3で入感。
14日夜、最初の震度7発震直後はNHK第2放送も第1放送と同時に臨時災害情報を流していた。
但し、14日夜から15日未明にかけては、モニターした限りにおいて殆ど東京と同じ内容。
地震発生初動時は一旦中央に情報が集約され東京から臨時速報として発信されるので地元放送局が独自で流す時間枠は設定されないようだ。
その後、暫く落ち着き、東京から熊本地震以外の通常番組が増えてくるとイレギュラーに福岡からのローカル情報が割り込む時間帯が増えてくる。
熊本局からの発信は18日未明に確認。
0130JST、「ラジオ深夜便」の時間帯に「番組の途中ですが地震関連の情報を熊本からお送りします」と出て、熊本地方の避難地区情報、交通、電気、ガス、水道等インフラ状況、天候などが10分間流れていた。その後も同様なパターンで熊本からのローカル情報が割り込み挿入されていたようだ。
一方、民放のRKK熊本放送は、同周波数にSTVの旭川を始めとする各中継局や茨城放送、RKB等が強力に出ており、混信で殆ど確認は困難。
東京では熊本、大分のAM民放は余程コンディションがよくない限り、受信は難しい。

熊本地震の一刻も早い終息を願いたい。

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