大阪関西万博特別記念局8K3EXPO交信と愛知万博記念局、イベントFM回顧(2025年4月15日)
↓8J2AI運用記念証。デザインはQSLカードと同じか?

↓8J2AIブースに設置されていたスタンプ

↓愛知万博イベントFM『FM LOVEARTH』ベリカード


この時は万博チケット付き新幹線往復チケットで赴いた。費用は2万円前後だったか。






















| 周波数(MHz) | 局名 | 受信地点エリア |
| 84.4 | FM立川(立川市) | |
| 77.5 | FM八王子(八王子市) | |
| 83.9 | FMさがみ(相模原市) | |
| 86.1 | 横浜マリンFM(横浜市中区) | |
| 85.6 | 湘南マジックウェーブ(大磯町) | |
| 87.9 | 小田原FM(小田原市) | |
| 85.4 | FM牛久 | |
| 83.0 | 市川うららFM(市川市) |
〇2021年6月17日東京都杉並区にてEs伝搬で受信出来たFM局一覧
Esタイプ/北上型
1132JST 89.1MHz 韓国局 QSB強
(この時間帯、50MHz4エリア岡山、鳥取地方オープン)
1152JST 77.4MHz FM熊本(熊本)QSB強
1157JST 77.0MHz クロスFM(北九州)
1158JST 76.1MHz LOVE FM(福岡)
1159JST 79.2MHz FM山口
1210JST 81.6MHz NHK佐賀 /ローカルN
他中国、韓国局多数入感
(50MHz4、5、6エリアオープン)
1500JST 50MHz 8エリア札幌市
1527JST 50MHz 7エリア下北郡
〇概況
6日連続の比較的強いEs伝搬。
前日と異なるのは沸騰するような激しいQSB伴う受信状況。コンディションが良いときにシーズン中何回か体験する。
正午前からオープンした九州北部FM局は13時近くなっても入感し続けた。
15時15分頃より50MHzで8エリア開ける。
更に7エリアもオープン。北上型Esが連日続くのは珍しい。
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1115JSTの15.9MHz(継続時間1時間)。
〇1140JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es層2次元画像(画像の表示はUTC)
東京で北九州、山陽方面がEs伝搬で入感していた時間帯。北陸地方から山陰を経て北九州まで弧を描くように赤く鮮明に強力なEs層が映っている。沸騰したような激しいQSBを伴うEs層のビジュアルを初めて直感的に捉えることが出来た。
出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇1230JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es層2次元画像(画像の表示はUTC)
この時間帯でもEs層はほぼ同じ場所で衰えず。
出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月17日のGPS-TEC ROTIデータによる24時間 Es2次元動画リンク先
http://gwave.cei.uec.ac.jp/~vor/roti_product/movs/2021/06/20210617.mp4
〇NICT による6月17日 foEs の観測(稚内W、国分寺K、山川Y、沖縄O)
国分寺はお昼前に強いピークが記されている。

〇6月17日12時天気図
出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html?show=202106)
受信地/東京都杉並区
受信機/PIONEER F-777・ONKYU NFR-9X(S)・ICOM IC-705
受信アンテナ/FM5エレメント八木、CREATE CLP5130-1
天気/曇りのち晴れ
(GPS-TEC ROTIデータ出典:https://kaken.nii.ac.jp(KAKEN:科学研究費助成事業データベース/VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇2021年6月16日東京都杉並区にてEs伝搬で受信出来たFM局一覧
Esタイプ/北上型
1050JST 77.4MHz FM熊本(熊本市) S4
1051JST 76.1MHz LOVE FM(福岡)S4
1059JST 77.1MHz レインボーFM(諫早市)S3/虹色カフェ
1118JST 77.3MHz FMわっしょい(防府市)? S5 35dB
1120JST 79.2MHz FMゆめウェーブ(岡山県笠岡市)? S2/ローカル 岡山県食中毒警報(女声)
1131JST 81.7MHz 広島FM(呉) S2/シーテルスタイル
1133JST 77.0MHz クロスFM(北九州)S3/米須謙信
1138JST 80.4MHz FMきらら(宇部市) S2/ローカルプロ 猶本直美
1140JST 85.4MHz NHK熊本 S2/
1142JST 77.0MHz クロスFM(北九州) S5 40dB/
1154JST 79.2MHz FM山口(山口市)S2/ローカルプロ
1636JST 50MHz アマ無線8エリア 小樽市
〇概況
4日続けての大きなオープン。
15日はモニター出来なかったが144MHz帯でロシアが入感したという情報もあり、北方面が大きく開けたようだ。
この日も北上型。
一昨日、Esが北に抜けた後は、Es伝搬は静かになるパターンが多いのだが、今回は日を置かずに再び北上型Es。
とはいえ、今回はFM放送帯で北海道方面は確認出来なかったのでスケールは小さい印象。
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1145JSTの14.9MHz(継続時間1時間45分)。
〇6月16日1145JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es層2次元画像(画像の表示はUTC)
東京で北九州、山陽方面のFM局がEs伝搬で受信出来た時間帯。ちょうど北九州から東京まで北緯35度線辺りにEs層の帯が見える。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月16日1640JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es層2次元画像(画像の表示はUTC)
50MHz帯で8エリアが東京でオープンした時間帯。昨日同様東北北部にEs層の強い部分が掛かっている。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月16日のGPS-TEC ROTIデータによる24時間 Es2次元動画
http://gwave.cei.uec.ac.jp/~vor/roti_product/movs/2021/06/20210616.mp4
〇NICT による6月16日 foEs の観測(稚内W、国分寺K、山川Y、沖縄O)
0900JST過ぎに国分寺のデータが赤くなっているのでモニターする前の時間帯に別のピークがあったかもしれない。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月16日12時天気図
出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html?show=202106)
受信地/東京都杉並区
受信機/PIONEER F-777・ONKYU NFR-9X(S)・ICOM IC-705
受信アンテナ/FM5エレメント八木、CREATE CLP5130-1
天気/雨(雷雨)のち曇り
(GPS-TEC ROTIデータ出典:https://kaken.nii.ac.jp(KAKEN:科学研究費助成事業データベース/VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇2021年6月14日東京都杉並区にてEs伝搬で受信出来たFM局一覧
Esタイプ/北上型
1128JST 77.1MHz レインボーFM(諫早市) S2
1130JST 77.0MHz クロスFM(北九州)S4
1136JST 77.3MHz FMわっしょい(防府市)S4/ドネードコネード
1140JST 93.5MHz ラジオ佐賀補完(佐賀市)? S2/フィンガー5の曲
1211JST 88.7MHz 中国国際広播電台 Hit FM
1216JST 91.1MHz 韓国局 他多数
1251JST 50.0MHz (アマ無線8エリア網走局)
1305JST 76.1MHz FM WING(帯広) S3/QRM数局
1315JST 76.3MHz FM釧路(釧路市) S2/ローカルプロ
1318JST 79.4MHz FM富良野(富良野市) S2/ローカルプロ
1337JST 78.8MHz AIRてっしー(名寄市)S2/ローカルプロ
1352JST 76.1MHz FMわっぴー(稚内市)S4/CM(稚内グリーンファクトリー)
1400JST 91.4MHz ロシア語局
1402JST 92.7MHz ロシア語局
1403JST 88.8MHz ロシア語局
他、中国、韓国局多数が強力に入感。
〇概況
この日は昼前より九州北部地方がオープン。
その後、韓国、華中方面経由して13時過ぎより北海道が開ける。
14時過ぎると北海道稚内を通過してロシア極東部に抜けるという典型的な北上型Es.
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1115JSTの19.7MHz(継続時間4時間30分)。
〇6月14日1130JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es層2次元画像(画像の表示はUTC)
九州北部のFM局がEs伝搬で入感してきた時間帯のEs層の位置。関東から九州にかけて太平洋沿いにEs層の帯が確認できる。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月14日1300JSTと1335JSTのGPS-TEC ROTIデータによる Es2層次元画像(画像の表示はUTC)
帯広や釧路のCFMが東京で入感し始めた頃のEs層の位置。1130JSTに太平洋岸にあったEs層が北九州と東北中部まで北上していったのが解る。

(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月14日のGPS-TEC ROTIデータによる24時間 Es2次元動画
http://gwave.cei.uec.ac.jp/~vor/roti_product/movs/2021/06/20210614.mp4
〇NICT による6月14日 foEs の観測(稚内W、国分寺K、山川Y、沖縄O)
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月14日12時天気図
この日も「キングソロモンの法則」で九州方面がオープンする天気図に近い気圧配置。

出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html?show=202106)
受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777・オンキョーNFR-9X(S)・IC-705
受信アンテナ/FM5エレメント八木、CREATE CLP5130-1
天気/曇り時々雷雨
(GPS-TEC ROTIデータ出典:https://kaken.nii.ac.jp(KAKEN:科学研究費助成事業データベース/VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇2021年6月13日東京都調布市にてEs伝搬で受信出来た局一覧
Esタイプ/南方型Es
アマチュア無線帯50MHzでの交信記録(Es伝搬)
1552JST 50MHz 鹿児島県鹿児島市
1556JST 50MHz 兵庫県洲本市
1602JST 50MHz 大阪府和泉市
1610JST 50MHz 山口県周南市
1610JST 50MHz 高知県高知市
(受信地/東京都調布市野川公園)
〇概況
この日は15時30分頃より調布市野川公園にて移動運用実施。
50MHz帯にて6~3エリア入感。
今シーズンこのバンドで3エリアEs伝搬交信はこの日が最初。
かなり強い南方型Es。
FM放送帯はワッチせず状況不明。
この時間帯のNICTの観測による国分寺上空のEs層臨界周波数の最大値は1515JSTの28.1MHz(継続時間9時間30分)。
〇GPS-TEC ROTIデータによる1555JSTの Es2次元画像(時刻表示はUTC)
50MHz帯で3エリア入感時の画像。東海道沿いに強いEs層が出ている。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月13日のGPS-TEC ROTIデータによる24時間 Es2次元動画
http://gwave.cei.uec.ac.jp/~vor/roti_product/movs/2021/06/20210613.mp4
〇NICT による6月13日 foEs の観測(稚内W、国分寺K、山川Y、沖縄O)
国分寺の観測点では正午ごろから18時位まで赤く表示されていてEs層臨界周波数が長時間10MHzを超えていたのが解る。
(出典:VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
〇6月13日15時天気図
「キングソロモンの法則」に載っていた天気図と照合すると、ほぼ九州方面にEsが発生する気圧配置と合致するので興味深い。
(出典:気象庁ホームページ https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html?show=202106)
(出典:JA1KS栗山晴二「キングソロモンの法則」 八重洲無線発行ハムジャーナルNO.17<昭和51年12月20日発行>)
受信地/東京都調布市野川公園
受信/IC-705
受信アンテナ/ポケットDP
天候/曇り時々雨
(GPS-TEC ROTIデータ出典:https://kaken.nii.ac.jp(KAKEN:科学研究費助成事業データベース/VHF 帯電波観測によるスポラディック E のモニタリング観測 - アクティブデータアーカイブhttp://gwave.cei.uec.ac.jp/cgi-bin/vor/vhf_jpn.cgi)
18日は「千葉コンテスト」が開催される日。
たまたま有志による「サンキュー❤ちばフリー乗車券」を利用した犬吠崎一泊旅行と重なったのでIC-705とアンテナを持参し、移動運用も兼ねることに。
銚子には日本最初の海岸局である無線局(コールサイン:JCS)が1908年(明治41年)に開設され、1996年(平成8年)3月に閉局となるまで88年間運用されてきた。
海岸局とは、船舶との通信を目的として海岸に設置された固定無線局。
●昭和初期に発行されたと思われる銚子無線局の絵葉書
●JCSベリカード(1989年9月15日受信)

また、同じ銚子市にある犬吠崎灯台には2016年9月30日に廃止されるまで運用された灯台放送もあった。
●灯台放送「いぬぼう」ベリカード(1991年2月26日受信)
そんな由来もあり、一度は訪れてみたかった場所でもある。
旅行1日目、17日土曜の天候はあいにくの雨。
東京駅からJR総武線快速と成田線を乗り継ぎ、銚子駅へ。
銚子鉄道16時56分発外川行きに乗車。
この鉄道会社は経営改善のため、様々な企画で乗客誘致していることで有名。


今回、乗車した車両も千葉のキャラクターフィギュアとかで装飾されていた。
犬吠駅で下車し、最寄のホテルにチェックイン。
宿泊する客間は5階。
それなりに地上高はあるので早速、IC-705を取り出してホイップアンテナで各バンドをワッチする。
しかし何も聞こえず。
FM放送帯も在京局と近郊局がわずかに入るだけ。MW帯はまったく受信出来ない。
コンクリート建屋の屋内という理由もあるがそれにしても受信局数が極端に少ない。
持参したラジオ付ICレコーダーで試してみると多くの局が受信出来るので原因は受信機のほうだ。
IC-705はコネクターやアンテナによって送受信性能が極端に変わる傾向があるようで扱いが難しい。
房総半島東端ということで北米中波も狙えるロケーションであったが、国内ローカル局すら受信出来ないのでは話にならぬ。
結局宿内からの中波DXは諦め、温泉へ。
ちなみにこの辺りのホテルは白亜紀前期の地層の深さ1,300mから湧き出る天然の犬吠崎温泉が引かれている。
翌18日。
雨は何とか上がって青空も覗く。
客室からは直接太平洋からの荒波が打ち寄せる海岸線が一望出来る。
10時にチェックアウト。
電動式自転車をレンタルして「地球の丸く見える丘展望館」へ。
北総地区で一番高い標高90m愛宕山頂上に位置しているので展望が利く。
入場料420円を払って展望フロアへ。
ほぼ360度のパノラマが広がる。
西には屏風ケ浦の断崖。その上に風力発電の風車が林立している。

北は鹿島灘の鹿島臨海工業地帯の煙突。

更には遠く筑波山がうっすら望める。



VX-3で430FMをワッチしてみるが何も聞こえず。
IC-705を設置する時間がなかったので、VX-3とイヤフォーンアンテナでFM受信。
11時30分に展望台から移動。
10分ほどで犬吠崎灯台へ。

第一等灯台である犬吠埼灯台は1874年(明治7年)11月15日に竣工し初点灯。
イギリスの灯台技師リチャード・ヘンリー・ブラントンによって設計、施工された。
高さ約32メートルでレンガづくりの西洋式灯台。
2020年には国の重要文化財に指定された。
ちなみに電波関連の付属施設としてあった犬吠埼(DGPS)局や船舶気象通報(DGPS局に併設)はいずれも近年廃止されている。
犬吠崎灯台は現在も現役で観覧も可能。
全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つで、大海原広がる世界100選の灯台だそうだ。
予想以上に観光地化されていて駐車場や飲食店、売店も完備。
参観寄付金300円を払って灯台内部へ。
99段の階段を登ると展望回廊に出られる。
なかなかの絶景。


北には君ヶ浜しおざい公園、その先に銚子ポートタワーが見える。
ここにかつて銚子無線局JCSがあった。
灯台前の広場には2016年9月30日に廃止された灯台放送「いぬぼう」のアンテナが設置されていたが、今はすでに撤去されて基礎が残るのみ。
正午を過ぎ、千葉コンテストも始まったので広場のベンチに腰掛け、IC-705にホイップアンテナを装着しアマチュアバンドを聞いてみる。

だが各バンドとも何も聞こえない。
VX-3で430FMをワッチしてもコンテスト参加局はおろか、一般の移動局すら受信出来ず。
QRPで犬吠崎辺りからホイップアンテナレベルでQRVしても交信は見込めそうにないと判断。
無線は諦めて中波帯ワッチに専念する。
屋外だとホイップアンテナでも何とか実用範囲内に。
昼間でも福島、仙台、盛岡、名古屋方面の中波局がいくつか受信出来る。僅かだが札幌も入感(巻末表参照)。
中波ループアンテナを使えばもっと遠距離受信が可能だったかも。
13時過ぎには無線機とアンテナを片付け、「犬吠テラステラス」で昼食と休憩した後、波打ち際の遊歩道を散策。




15時前に灯台を離れ、電動自転車で千葉県道254号銚子公園線を北上。君ヶ浜しおさい公園へ。
太平洋の怒涛の迫力に圧倒される。


海岸沿いに走ると東屋風の休憩場所があったので、16時前、そこにポケットダイポールを上げてIC-705で6mをワッチ。やっと無線が出来る環境に。
CWで千葉コンテスト参加の船橋市固定局がRS51位で聞こえていたのでお呼びがけするも交信には至らず。
他にも数局聞こえていたがいずれも信号が弱い。その後、5WでCQを出してみたが応答なし。
144MHzにQSYしたものの6mと同じような状況。
銚子市からだとポケットDPレベルでは都内局はまったく受信出来ず、移動局も見つからず。
考えてみると都内常置場所で銚子市局と交信したのは過去7MHzCWが殆ど。50MHzはCWで一回のみ。
SSB.FMモードは皆無。
標高が望めないQRPでのV、UHF銚子市移動ではEsでも出ない限り、ホイップ、ポケットDPレベルでは交信局数を稼ぐことは難しそうだ。
結局、今回はゼロに終わる。
同行有志との集合時間も迫っていたので16時40分頃に君ヶ浜しおさい公園から撤収。
小雨もぱらついたが、17時前には綺麗な夕焼けも出た。

一旦、犬吠崎灯台に戻って灯台の灯りを撮影。
その後、ホテルに電動自転車を返却し、銚子鉄道犬吠駅に戻って17時25分発銚子行きに乗り込む。

銚子駅構内で土産を買った後、18時36分発の特急「しおざい」で東京に戻る。
●「地球の丸く見える丘展望館」チケット

●犬吠崎灯台チケット

| 周波数(MHz) | 局名 | 信号強度(5段階) |
| 76.4 | レディオベリー(宇都宮) | |
| 76.7 | FM鹿島(鹿島市) | |
| 78.0 | BAY-FM(千葉) | |
| 78.3 | レディオベリー(足利) | |
| 78.6 | 福島FM(いわき) | |
| 79.3 | BAY-FM(銚子) | |
| 79.5 | NACK5(さいたま) | |
| 80.0 | 東京FM(東京タワー) | |
| 80.3 | NHK宇都宮 | |
| 80.7 | NHK千葉 | |
| 81.3 | J-WAVE(東京) | |
| 81.6 | NHK前橋 | |
| 82.5 | NHK東京 | |
| 83.2 | NHK水戸 | |
| 83.9 | NHK銚子 | |
| 84.7 | FM横浜(大山) | |
| 86.1 | NHKいわき | |
| 86.6 | FM東京(檜原) | 5 |
| 88.1 | 茨城放送補完(日立) | |
| 89.7 | インターFM(スカイツリー) | |
| 90.5 | TBS補完(スカイツリー) | |
| 91.6 | 文化放送補完(スカイツリー) | |
| 92.4 |
RFラジオ日本補完(スカイツリー) | |
| 93.0 | ニッポン放送補完(スカイツリー) | |
| 94.6 | 茨城放送補完(水戸) | |
| 周波数(KHz) | 局名 | 信号強度(5段階) | |
| 531 | NHK盛岡第1 | ||
| 594 | NHK東京第1 | ||
| 639 | NHK静岡第2 | ||
| 694 | NHK東京第2 | ||
| 774 | NHK秋田第2 | ||
| 810 | AFN | ||
| 846 | NHK郡山第1 | ||
| 864 | (不明局) | ||
| 882 | NHK静岡第1 | ||
| 891 | NHK仙台第1 | ||
| 927 | NHK甲府第1 | ||
| 954 | TBS | ||
| 1053 | CBC | ||
| 1089 | NHK仙台第2 | ||
| 1098 | RFC(郡山) | ||
| 1134 | 文化放送 | ||
| 1161 | NHK会津若松第1 | ||
| 1197 | IBS水戸 | ||
| 1242 | ニッポン放送 | ||
| 1260 | 東北放送 | 1258J/ローカルCM | |
| 1323 | NHK福島第1 | ||
| 1341 | NHKいわき第1 | ||
| 1386 | NHK盛岡第2 | ||
| 1404 | SBS(静岡) | ||
| 1422 | RFラジオ日本 | ||
| 1431 | RFC(いわき) | ||
| 1440 | STV(札幌) | |
|
| 1458 | IBS(土浦) |
||
| 1512 | NHK郡山第2 | ||
| 1530 | CRT(宇都宮) | ||
| 1539 | NHKいわき第2 | ||
| 1557 | SBS(熱海) | ||
「エヴァンゲリオン×箱根 2020」も9月末で終了が迫る。
7月~9月のかけて移動運用も兼ねた3回の箱根遠征で13箇所スタンプラリー踏破。
残るは三島スカイウォークだけ。
コンプリートまであと一箇所のまま終えるのは勿体無い。
更に、小田急ロマンスカーでワゴンサービスドリンク購入時に配られる車種別限定エヴァコースターもまだ2種残している。
休日土曜日はコロナ感染予防のため、早朝と夕方以降の便でワゴンサービスが実施されていないので、1日でこの全部を処理するとなると平日しかない。
28日月曜日は秋晴れになるとの予報だったので、IC-705も持参して今季4回目の箱根移動運用×エヴァスタンプラリー企画を実施することにした。
07時38分、新宿発箱根湯本行き「はこね1号」に乗車。
平日のロマンスカーは上りは通勤客で満員だが下りはかなり空いている。
車種はEME。限定エヴァコースターデザインは渚カヲル。
これまで3回の箱根遠征でもこの車種には数回乗ったのだが、いずれもワゴンサービスがない早朝時間帯。「コロナ禍」がなかったら余分な手間暇かける必要もなかったろう。
朝から秋晴れだったので車窓からは初冠雪した富士山が覗えた。
これは多摩川鉄橋から。
小田原近くでは金時山と富士山が重なって見える。
箱根駒ケ岳をバックに新幹線も撮れた。
箱根湯本には09時21分着。
この駅で発行される現地周遊用エヴァ限定「箱根フリーパス」のデザインは綾波レイ。
予定コースのみだと若干赤字になるが期間限定物なので購入。
施設入場料も割引になる。
そのまま駅のバスターミナルへ。
バス停のデザインも綾波レイ。
箱根登山バスH路線の小湧園経由元箱根港行きに乗る。R路線の急行はこれまた時勢により朝の便がなく、やむなく時間がかかる路線を使うしかない。
運よくエヴァNERV仕様のラッピングバスが来た。

09時43分に箱根湯本出発。平日にも拘らず、バスは満員。
GO TOキャンペーンで客足が戻ってきたようだ。
スタンプラリー目当ての客もチラホラ見かける。
先週末、東京12チャンネルで「箱根」が特集されたせいか?
途中、通過した小湧園バス停のデザインは碇シンジ。
10時18分、ほぼ定刻どおり元箱根港着。



このエヴァ仕様バスもこれで見納めか。
すぐに10時25分発三島駅行き東海バスに乗り換え。この路線もフリーパスが使える。
箱根周遊にはフリーパスは必須。使うほど得だし、乗り換えの度に料金計算や支払いのストレスがない。
箱根峠を越えて国道1号線を下っていく。
10時50分、特に渋滞などはなかったが定刻より6分ほど遅れて三島スカイウォークに到着。

この施設は2015年12月に営業を開始した日本一長い歩行者専用吊り橋。
箱根西麓の標高約415mの位置に造られた観光施設。
構造は、長さ400m、高さ70.6m、主塔高さ44m、歩道幅1.6m。
ドックランとかフォレストアドベンチャー施設もある。
早速、エヴァスタンプ台があるスカイガーデンへ。
ここは無料。入り口にはテラスもあって吊橋の主塔際に駿河湾も見える。

14箇所目のスタンプでやっとコンプリート完了。

スタンプ処理後、メインの橋施設に入場。
料金は1100円だが、フリーパスを見せると100円割引。
天気も良かったので橋手前の展望台からは三島、沼津市街が一望。さらに駿河湾や御前崎方面も見える。



残念ながら富士山は上のほうが積雲に隠されてしまった。
メインのつり橋も渡ってみる。


中央では少し揺れるが怖いほどではなし。
急げば5分程で渡り切れる。
対岸にはドッグランや「kicoroの森」という遊歩道の先にいくつか展望エリアも設けられている。

丁度その一つに着いた11時20分過ぎ、VX-3ハンディー430FMに明神が岳移動局のCQが入ったのでお声掛け。
RS53/41でなんとか交信成立。
ベンチのある展望エリアもあり。平日で人も疎らだったので、腰掛けながらIC-705を専用バッグ収納のまま0.5W運用を試す。

FT-817付属の短いホイップアンテナYHA-63で正午前後に6mCWメインでQRVしてみたが応答なし。
50、144MHz共にSSB、CW帯は移動局もなく静か。
430FMと144FMはハンディーでワッチしたが、聴こえるのはコールを言わないモービル局ラグジューだけ。
VX-3の430FM/1wで少しだけCQも出してみたがまったく応答なし。
首都圏方面は箱根山で遮られているので、平日にQRPPでのホイップや短縮ヘリカルアンテナで電波を出しても交信相手局を見つけるのは難しい。
結局、無線のほうは430FMハンディーで明神が岳移動局をお呼び掛けした1局のみで終わる。
一方、IC-705を使ったFM放送受信チェックをフィールド初実施。
アンテナはFT-690MK2付属の6m用ホイップYHA-6Aを使用。
こちらのほうが受信性能はよい。
静岡県域FM局とAM補完FM、NHK-FMの各中継局多数、それに加えて駿河湾沿岸と伊豆半島方面のCFMが推定を含め10局、全部で34局が受信出来た(巻末表参照)。
無線とは逆に平日昼間は全国共通ネット番組が少なく、自局製作ローカルプロによって局名確認がしやすい利点が有る。
スカイツリーからの在京FMは箱根山に遮られて弱い。
時間も限られ、ホイップアンテナしか使えなかったので遠距離受信する余裕はなかったが、御前崎も見えるロケーションゆえに指向性アンテナを使えば名古屋方面のFM受信も充分可能と予測する。
IC-705は移動先でも混変調、相互変調も起こさずBCL受信機としてのレベルは保たれていた。
マイクロSDに録音も出来るので便利だ。
(因みに三島スカイウォークの注意事項には特に無線に関する規制は明記されていない。
携帯スマホ等の通信機器使用も自由なのでハンディー、ポータブル機にホイップアンテナ程度のQRP運用は可能と自主判断し、人の往来の少ない場所でCWメイン、イヤフォーン装着で極力目立たない運用に終始した。
但し観光施設内故「その他、迷惑となる行為」等には抵触せぬよう心掛け、このブログを参考にする場合でも運用は自己責任でお願いします。)

13時過ぎに展望エリアを降りて橋を戻り、ゲートを出る。
13時51分発元箱根港行き東海バスを待つがなかなか来ない。
10分遅れでやっと到着。
14時10分頃、箱根町港で途中下車。
ここから箱根登山バスR路線の急行、箱根湯本行きに乗り換え。
この時間帯になると箱根新道経由の便も増える。
14時33分の便に乗り込む。
座席はすでに満員。立って終点まで乗車。
これなら始発バス停の元箱根港から乗るべきだったと後悔。
箱根新道は信号もなく、カーブも比較的少ないので早くて快適なのだが、ずっと急坂が続くので事故も多いらしい。
今回も途中、登り車線で事故があって回送バスが停車していた。
箱根湯本駅近くも渋滞。平日なのに車が多い。
湯本には15時過ぎ到着。
暫く駅前で休憩。15時43分発新宿行き「はこね26号」に乗車。
車種はMSE。コースターのデザインは碇シンジ。
この便以降に車内販売のあるMSEのロマンスカーはないので時刻表に合わせて行動。
若干のバス遅延はあったがなんとか予定通りに完遂することが出来た。
17時27分、新宿着。
一連の箱根移動運用×エヴァスタンプラリー企画もこれで終了。
交信結果は以下の通り。
●2020年7月23日
早雲山(駅前QRV) 4局(エスカルゴコンテスト)
大涌谷(駅前QRV) 4局
●2020年9月13日
早雲山(駅前QRV) 1局
大涌谷(駅前QRV) 4局
●2020年9月22日
丸岳山頂 23局
●2020年9月28日
三島スカイウォーク 1局
合計 37局
「エヴァンゲリオン×箱根 2020」イベントを知ったのは7月。
1月から3月までの第1期は当然参加できず、第2期も「コロナ禍」がなければ6月末で終わっていたイベント。
この時勢であまり宣伝出来なかったという理由もあるが、大規模企画だったのに少し勿体無い。
エヴァの新作映画公開も未だ決まらずで、本来なら6月公開で多くのファンが「聖地巡礼」で大挙訪れていたら、今頃様々な特典グッズ、チケットも品切れになっていたのは想像に難くない。
いずれにしろ、移動運用に交通系のスタンプラリーを連動させて「駅前QRV」する企画は今後とも状況が許せばチャレンジしていきたい。
●小田急ロマンスカーエヴァコースター(第2期分)
●エヴァ仕様箱根フリーパス
●コンプリートしたエヴァスタンプ帳
交信して頂いた各局様ありがとうございました。
●交信データ
移動地/静岡県三島市三島スカイウォーク(標高415m)
交信日/2020年9月28日
交信時間/1123JST
周波数/430MHz/FM
天候/晴れ
無線機/IC-705・スタンダードVX-3
アンテナ/50~430MHz帯用ホイップYHA-63・付属垂直ヘリカルSRH805S
出力/0,5W~1W
延べ交信局数/1(相手のCQ呼び出し局/1・自局のCQ応答局/0)
430MHz1(FM1)
交信相手所在地/神奈川県1(南足柄市明神ヶ岳)
| 周波数(MHz) | 局名 | 信号強度(5段階) | |
| 76.3 | FMマリンパル(清水) | 1214J/CM、ジングル 1215J/マリンパル体操 |
|
| 76.3 | なぎさステーション(熱海) | FMマリンパルとQRM | |
| 76.5 | g-sky(島田) | 1226J/木を切る話 | |
| 76.7 | コーストFM(沼津) | (推定) | |
| 76.9 | FM-HI!(静岡) | 1219J/清水海上保安部員出演コーナー | |
| 77.7 | ボイスキュー(三島) | (推定) | |
| 78.4 | K-MIX(浜松) | ||
| 79.2 | K-MIX(静岡) | ||
| 79.6 | FM熱海湯河原(熱海) | 1225J/熱海市からのお知らせ | |
| 80.0 | 東京FM(東京タワー) | ||
| 80.3 | K-MIX(掛川) | ||
| 81.3 | J-WAVE(スカイツリー) | ||
| 81.9 | NHK横浜(円海山) | ||
| 82.1 | NHK浜松 | ||
| 82.5 | NHK東京 | ||
| 83.0 | NHK島田 | ||
| 84.4 | レディオF(富士市) | (推定) | |
| 84.7 | FM横浜(大山) | ||
| 84.9 | NHK芝川 | ||
| 85.3 | NHK(伊豆長岡) | ||
| 85.8 | K-MIX(芝川) | ||
| 86.6 | K-MIX(伊豆長岡) | ||
| 87.2 | みらいずST(伊豆修善寺) | 1231J/市役所からのお知らせ・伊豆市国土強靭化 | |
| 87.7 | FMいずのくに(伊豆の国市) | 1232J/筋トレ | |
| 88.2 | NHK(富士宮) | ||
| 88.8 | NHK静岡 | ||
| 89.7 | インターFM(東京) | ||
| 90.1 | SBS(三島) | ||
| 90.5 | TBS補完(スカイツリー) | ||
| 91.6 | 文化放送補完(スカイツリー) | ||
| 92.4 | RFラジオ日本補完 | ||
| 93.0 | ニッポン放送補完(スカイツリー) | ||
| 93.9 | SBS(焼津) | ||
| 94.7 | SBS(浜松) | ||
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