移動運用

移動運用その204/神奈川県横浜市中区「港の見える丘公園」移動(2018年6月3日)

みなとみらい線元町・中華街駅を降りて、エスカレーターをいくつも乗り継いで地上に出ると、そこは「アメリカ山公園」。
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駅舎が屋上庭園になっていて隣接する丘陵地に直接アクセス出来るようになっている。
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地下駅から出たらいきなり丘の上という造りは興味深い。
ここから外人墓地、横浜地方気象台を経て「港の見える丘公園」までの町並みは好天もあって非常に映える。
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かつては外国人居留地だったから今尚異国情緒が漂う。
アメリカ山公園から数分で「港の見える丘公園」に到着。
江戸時代末期に横浜開港の際、この場所にイギリス軍とフランス軍が進駐し、第2次大戦後もアメリカ軍が接収。
1962年になってやっと返還されて公園となり、一般の人も立ち入れるようになったという。
名前の由来は当時の流行歌に因んで命名されたとか。
オフコース『秋の気配』の歌詞モチーフにもなっているらしい。
入園してすぐに展望テラスに。
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正面に横浜ベイブリッジ。
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先刻まで居た大桟橋も望めるがみなとみらい21地区は山の陰になって見えない。
望遠で覗くと遥かに新宿高層ビル群も見える。
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スカイツリーも確認。
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三浦半島方面。
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港内の風力発電施設。
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風が心地よく、絶好の散策日和である。
早速移動運用場所を探すが、さすがにこのテラスでは人が多く、ハンディー機が限界。
「フランス山」方面を散策してみる。
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かつてのフランス館跡やアジサイが午後の陽に映える。
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が、基本庭園のようなレイアウトであるからレジャーシートを敷くようなスペースもないし、アンテナを上げられるような環境でもない。
結局、ここでもポケットダイポールでの運用は諦める。
展望テラス隣に人影の疎らな場所を見つけたので階段下でFT817にロッドアンテナ直付けで15時過ぎから50MHzにQRV.
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45分ほどの運用で富士山須走り口移動局含め、CW,SSBで5局と交信頂いた。
このロケーションでのロッドアンテナQRP1W運用で考えれば上出来。
16時過ぎてFT817を片付けて、展望テラスに戻る。
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430FMハンディーでCQを出すと神奈川区の局長さんからお声掛けいただいた。
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空の写真を撮っていると「港の見える丘公園」裏に赤白に塗られた鉄塔があることに気がついた。
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何本かのVHF帯と思われるGPアンテナが設置されている。
後で調べてみるとどうやらポートラジオ(国際VHF無線電話)の送信アンテナらしい。
受信アンテナは干渉を避けるためマリンタワーのほうにあるらしい。
詳しくはhttp://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=3873
に解説されている。
FMラジオモニターしつつ、風景を楽しむ。
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日が沈むと夜景も映える。
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無線はさておき、物思いにふけりつつ時間をすごす場所としてはFB。但しアベックは多いが。
19時過ぎ、公園を撤収。
この日の横浜市中区移動では大桟橋を含め、トータル延べ24局と交信いただいた。
TNX QSO.

交信データ
移動地/神奈川県横浜市中区「港の見える丘公園」
交信日時/2018年6月3日
交信時間/1517~1758JST
周波数/50・430MHz/SSB・CW・FM 
天候/晴れ

無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3
アンテナ/短縮ホイップ・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/7
50MHz5(SSB3、CW2)、430MHz2(FM2)
交信相手所在地/東京都1(調布市)、神奈川県4(横浜市南区、港南区、神奈川区、相模原市)、埼玉県1(入間郡越生町)、静岡県1(駿東郡小山町富士山須走り口)

神奈川県横浜市中区「港の見える丘公園」におけるFM放送受信リスト(コミュニティーFMのみ)

受信日/2018年6月3日1750JST~・受信機/SRFM-100・アンテナ/イヤフォーン

周波数(MHz) 局名 信号強度(5段階)
78.3 FM湘南ナパサ(平塚市)<推定>
4
78.5 FMブルー湘南(横須賀市)<推定>
4
78.9 湘南ビーチFM(葉山町)<推定>
2
79.1 FM川崎(川崎市)<推定>
4
83.0 u-lalaFM(市川市)<推定>
4
83.4 かずさFM(木更津市)
2
83.7 戸塚FM(戸塚市)<推定>
4

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移動運用その203/神奈川県横浜市中区大桟橋移動(2018年6月3日)

6月最初の日曜日。
入梅も近い。好天に恵まれる週末も梅雨明けまでこの日が最後かもしれない。
「横浜港祭り」で大桟橋に停泊し、一般公開されていた海上自衛隊の空母型護衛艦『いずも』が、この日の午前10時に出航するニュースをネットで知る。
そこでその写真撮影も兼ねて横浜方面へ移動運用に赴くことに。
渋谷経由東急線、みなとみらい線直通電車でアプローチ。
大桟橋最寄り駅は「日本大通り」。
徒歩で7分くらい。
現地着は午前7時。
横浜大桟橋は初めて訪れる。ウッドデッキが新鮮。
この桟橋は明治時代の1894年に初代が設置され、かつては「メリケン波止場」と呼称されていたらしい。
戦後は米軍に接収され、「サウスピア」というお洒落な名称をつけられていた。
現在のものは2002年に建設。
一見、のっぺりとした桟橋に見えるが、ウッドデッキ下には、旅客ターミナルなどの施設が入っている。
停泊している『いずも』は、2015年に就役した基準排水量19500トンの 海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦。
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6月1~2日に一般公開、夜はライトアップされていたが、その催しに気がついたのは2日夜遅く。
「後の祭り」である。
せめて出航風景だけは押えておこうと早朝から繰り出した。
午前中は逆光であまり綺麗な写真は望めず。
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特に目立った出航イベントもなさそうで、人も疎ら。時間を持て余し気味。
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出航を待つ間、430ハンディーでメインチャンネルワッチ。
不思議と富士山移動局が数多く入感。大山移動も含め、何局かお繋ぎいただいた。
高度はないに等しいが横浜港に突き出しているので、周りに高い障害物がなく、大桟橋の屋上にいると電波の入りはよいようだ。
午前10時に『いずも』出航。
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なにやら黄色いものを振るのがこの桟橋の恒例行事のようでスタッフから黄色いタオルが観覧者に手渡されていた。
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横浜ベイブリッジを背景に30分ほどで船影は東京湾に消えていった。
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せっかく初めて来た大桟橋なので、ここでしばらく移動運用。
正午までALL JA1コンテストが開かれていたので50MHzにて参戦。
場所柄、ポケットダイポールは展開出来ず、ホイップアンテナ直付けで1w運用。
横置きにしたかったがL型コネクターを持参しなかったので、アンテナが垂直に出来ない。
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FT817の最大の欠点はCWジャックが躯体底にあること。縦置きするとCWケーブルが邪魔になって安定しない。
ジャックにも負担がかかって接触不良を起こし、移動運用時にはストレスの原因にもなる。
仕方なく、リグを首から提げて運用。
それでもコンテスト含め50MHzで8局ほどお呼びし、お繋ぎいただいた。
430FMハンディーでもQRV。川崎市幸区固定局や木更津市うみほたるパーキング移動局ともQSO。
13時前までにトータル17局と交信いただいた。
大桟橋からはベイブリッジはもとより、ランドマークタワーやレンガ倉庫、山下公園や氷川丸、マリンタワー方面も望める。
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近隣の桟橋には海上保安庁の巡視船も停泊中。
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桟橋を出入りする各種客船もひっきりなしだ。
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氷川丸向こうの鬱蒼とした森の高台は「港の見える丘公園」らしい。
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午後からはあの場所に移動しようと決める。
この日は日差しも強かったため、ウッドデッキ屋上にいると、もう真夏状態。
この屋上は愛称があって「くじらのせなか」だそうである。
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たまらず屋内に逃げ込む。
大桟橋には旅客ターミナルや飲食店が入っており、観光スポットにもなっている。
案内カウンターに来場記念スタンプが3種類設置されていたので持参したQSLカードに捺印。交信いただいた局に発行予定。
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暫く大桟橋内のカフェで休憩。朝から何も食べていなかったのでチャージ。
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14時前に大桟橋を撤収。
みなとみらい線に再び乗車。元町中華街駅経由でこの日2番目の移動運用場所「港が見える丘公園」に向かう。

交信データ
移動地/神奈川県横浜市中区大桟橋
交信日時/2018年6月3日
交信時間/0741~1256JST
周波数/50・430MHz/SSB・CW・FM 
天候/晴れ

無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3
アンテナ/短縮ホイップ・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/17
50MHz8(SSB4、CW4)、430MHz9(FM9)
交信相手所在地/東京都3(八王子市、あきる野市、西多摩郡奥多摩町高丸山)、神奈川県6(横浜市青葉区、南区、川崎市川崎区、相模原市緑区、横須賀市、伊勢原市大山、)、千葉県1(木更津市うみほたるパーキング)、埼玉県2(入間郡越生町、横瀬町武川岳、)、栃木県1(日光市)、静岡県2(御殿場市富士山太郎坊、駿東郡小山町)、山梨県1(富士吉田市富士山4合目、)、長野県1

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移動運用その202/昭和記念公園『こもれびの丘』移動(2018年5月12日)

3月23日付けの当ブログ『国土地理院5メートルメッシュ標高データとKASHIMIR 3Dで移動運用地を探す』で気になっていた立川市国営昭和記念公園北側に存在する謎の高台。
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昭和記念公園
当日のブログでは府中市の浅間山と同じく、古多摩川の残した河岸段丘の独立峰と解釈してみたが、それを確かめる事も含めて12日土曜日、移動運用に赴いた。

●立川基地の歴史と国営昭和記念公園
さて、この「謎の高台」がある国営昭和記念公園は如何なる施設か?
公式サイト等によると昭和天皇御在位50年記念事業の一環として建設された総面積180haにおよぶ国営公園。
財団法人公園緑地管理財団、 昭和管理センターが管理。
在日米軍立川基地が1977年に全面的に返還されてから、1979年に国有財産中央審議会で、大規模公園、 および広域防災基地を柱として基地跡地を利用する計画の大綱が答申され、この計画に沿って建設が進められる。
1983年10月に昭和天皇の御臨席のもとに、第一期開園式が挙行され、その後次々と整備が進められ、現在の状況になっているという。

返還前の在日米軍立川基地は広大だった。
ウィキペディア等によると、戦後、旧日本陸軍の立川飛行場を接収した米進駐軍は、ここに既存の滑走路の東側に延長約2000メートルの新滑走路を建設。一部を通称フィンカム基地と呼称、極東空軍輸送飛行場とする。
1950~60年代にかけて、基地の西側は兵員や軍事物資、軍関係の旅行者を乗せた飛行機で賑わい、多くのレシプロ貨物機が飛来した。
その頃の立川基地航空写真。
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(出典:国土地理院ウェブサイト http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=230167&isDetail=true
整理番号/USA  コース番号/M578-2  写真番号/60  撮影年月日/1956/04/13(昭31)
撮影高度(m)/3048 撮影機関/米軍  )


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(出典:国土地理院ウェブサイト 
http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=442582&isDetail=false
整理番号/MKT648X  コース番号/C11  写真番号/8  撮影年月日/1964/05/07(昭39) 撮影計画機関/国土地理院

滑走路脇にたくさんの輸送機が駐機しているのがわかる。
しかし、滑走路が短く、拡張事業も地元住民の反対で難航、結局アメリカ軍は横田飛行場の滑走路を3350メートルに延伸し、兵員施設を整備して、1960年から立川の軍事航空運輸サービスを順次移転。
立川基地はその後整理縮小の道を辿り、1968年12月をもってアメリカ軍による全ての飛行活動は停止された。

1977年に全ての敷地が全面返還。東地区は商業施設のほか都立砂川高校、市立中学校、市立体育館などの公的施設用地として利用。
その他の跡地は東部・中央部・西部の3地区に分割され、東側は陸上自衛隊立川駐屯地のほか、海上保安庁・警視庁・東京消防庁など各官公庁の施設が設けられ、立川広域防災基地となった。残された西部は保留地とされ、中央部が昭和天皇在位50年を記念し、国営昭和記念公園が造園、1983年に開園したという。

自分が物心ついた頃はすでに立川基地は機能停止。立川から青梅線に乗った際、廃墟と化した施設が延々と車窓から見えたのを憶えている。
記念公園開設後も何回か入園したことはあったが、無線の移動運用では初めてだ。

●立川基地の残像を探す
当日、西立川ゲートに到着したのは13時半近く。
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一応、持込み品案内表をチェック。アマチュア無線のハンディー、ポータブル機に関しては大丈夫そう。
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入場料大人一人450円。
前回来た時より高くなっているような気もするが。
それはさておき、入園後、早速「謎の高台」である「こもれびの丘」へと向かう。
西立川口からは対極の公園北の端。時間がかかりそう。
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園内は鬱蒼とした緑に覆われ、スケールが大きい。これらの樹木や池は大半が新たに増築、造園したものだという。
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いわば現代版、明治神宮といったところか。
焦っていたのか、気がつくと北上するつもりがなぜが東に進んでいた。
昭和記念公園の奥まで進んだ経験がなかったので、どこがどこだか分からない。
思ったよりも遥かに巨大な公園。気を取り直して再び北上。
中央の「みんなの広場」を突っ切る。この広場の真ん中には一本のケヤキ巨木がある。
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2008年に上空から撮られたそのケヤキが航空写真にも写っている↓。
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(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1512444&isDetail=falseをもとにJH1EAF作成。
整理番号/CKT20084  コース番号/C10  写真番号/10  撮影年月日/2008/05/27(平20)  撮影高度(m)/1561  撮影計画機関/国土地理院

大ケヤキは造園前の立川基地時代からここに存在していたらしい。
そこで過去の航空写真から、どの木なのか調べてみた。
先の1964年5月に撮影された立川基地の写真と現在のものと重ね合わせると、どうやら赤い丸の地点にあった樹木が該当しそうだ。
当時は駐車場だった場所。

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(出典:国土地理院ウェブサイト http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=442582&isDetail=falseをもとにJH1EAF作成)

更に1974年12月24日に撮影された航空写真とも照合してみる。
冬なので葉が落ちたケヤキの影が映っている。
少なくとも約半世紀前から基地の駐車場脇にポツンと立っていたこの樹が現在、大ケヤキとして現存しているのは確かなようである。
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出典:国土地理院ウェブサイト URL/ http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?specificationId=1014405をもとにJH1EAF作成。整理番号CKT7416  コース番号/C27  写真番号/23  撮影年月日/1974/12/26(昭49)   撮影高度(m)/1424 撮影計画機関/国土地理院 ) 
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それにしても、立川基地返還後のこの辺りの様子はすっかり変わって、過去の建設物と照合させるのが難しい。
僅かに滑走路北端東側に、当時の痕跡を残すだけ。
こちらが1964年↓。

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(出典:国土地理院ウェブサイト http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=442582&isDetail=false
をもとにJH1EAF作成)

こちらが2008年↓。米軍が使っていた滑走路北端部分が僅かに残っている。

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(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1512444&isDetail=false
をもとにJH1EAF作成)

●「こもれびの丘」の成り立ち
日本庭園脇を進み、更に迷いながらもやっと「こもれびの丘」に到着。
ちなみに園内にはパークトレインというバスが走っていて、これに乗っても移動できる(有料)。
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西立川ゲートから1時間もかかってしまった。
周りと違って針葉樹、落葉樹がランダムに生い茂り、如何にも天然の丘を利用した雰囲気が漂う。
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その丘の頂上付近に案内図があったので読んでみる。
そこで驚愕の事実を知る。
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なんとこの「こもれびの丘」は天然のものではなく、人工的に作り上げられた盛り土だったのである。
案内によると、立川基地施設の瓦礫を芯にして周りを多摩ニュータウン造成で出た残土とローム層で盛り土し、その上に腐葉土を重ね、約30mの「丘」を作り、そこに植林したとのこと。
これは吃驚。てっきり古多摩川の削り残した丘と思い込んでいた。
もっとも、この案内板を読むまでもなく、ネットでよく調べれば分かることではある。
国土地理院の1974年航空写真を参照すると、まだ立川基地返還前の「こもれびの丘」(赤い楕円内)付近には高台らしきものはなく、平坦な土地に施設が点在しているだけだ。

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出典:国土地理院ウェブサイト URL/ http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?specificationId=1014405をもとにJH1EAF作成。整理番号CKT7416  コース番号/C27  写真番号/23  撮影年月日/1974/12/26(昭49)   撮影高度(m)/1424 撮影計画機関/国土地理院 )

こちらが公園造成後の航空写真。

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(出典:国土地理院ウェブサイトhttp://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1512444&isDetail=falseをもとにJH1EAF作成。

整理番号/CKT20084  コース番号/C10  写真番号/10  撮影年月日/2008/05/27(平20)  撮影高度(m)/1561  撮影計画機関/国土地理院)

30mもの人工の丘まで作ってしまうとは凄いエネルギーである。

それはさておき、移動運用。
丘の東端に展望台が設置されているが、「花の丘」に近く、人の出入りも多い。
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周辺を探索すると鬱蒼とした樹木に囲まれて眺望はないものの、散策路からやや離れているので気兼ねなく無線ができそうな場所を見つけ、ポケットダイポールを上げて、6mメインに運用開始。
昭和記念公園は真ん中辺りに立川市と昭島市の境界線がある。
「こもれびの丘」は立川市の領域だ。
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時刻はすでに15時を廻ろうとしている。移動運用としては遅すぎる時間帯の上、0.5~1WではCQを出しても呼ばれない。朝オープンしていたEsも出ない。
それでも17時過ぎまでに50、144、430MHz含め、8局と交信。
最後、展望台に戻り、ハンディー430FMでCQ。やっとお隣、昭島市固定局より応答いただいた。
各局交信ありがとうございました。
「こもれびの丘」展望台の標高は119m。なんと立川市の最標高地点らしい。
樹木の間から富士山も覗える。手前は丹沢か?
多摩丘陵方面も見渡せ、意外と高度観はある。
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この日は閉園が18時。気がつけば17時20分近く。
あわてて展望台を降りて西立川ゲートへと戻る。
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夕景をバックに公園の樹影が浮かぶ。
造園開始してから約30年だろうか?それにしてもよくここまで人工の森や池、丘を作ったものである。
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帰りは迷わなかったのでゲートには20分程で到着。
西立川駅からは綺麗な夕景が覗えた。
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報道などによると保留地だった立川基地西部地区は米軍から返還された後も30年以上実質放置されていたので、自然な森と化していたそうな。
松任谷由実の「LAUNDRY-GATEの想い出」でも歌われた洗濯工廠の施設跡や引込み線廃線跡がつい最近まで残っていたらしい。
結局、国際法務総合センター建築のため、その天然の森は伐採、更地にしてしまったという。
旧米軍基地施設エリアを膨大な労力で解体し、僅か数年で人工の森や池、丘を造営したかと思えば、30年間放置した結果、自然に生い茂った天然の森の方をあっさり更地にしてしまったりと、やっている事がどうにも滑稽に思えてしまうのは自分だけか?
いっそ、返還後、全てのエリアで何もせず、施設をそのまま廃墟化するにまかせ、「立川自然保護区」として天然森に戻しておけばよかったという気もする。
もっとも、災害時の避難場所としての機能も有するエリアとしての立川基地跡地利用という観点からでは「放置」は難しかったのだろう。
もし、大ケヤキが西部地区に生えていたら今頃伐採され産廃として処理されていたのは想像に難くない。

交信データ
移動地/東京都立川市昭和記念公園「こもれびの丘」移動
交信日時/2018年5月12日
交信時間/1507~1709JST
周波数/50・144・430MHz/SSB・CW・FM 
天候/晴れ

無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3
アンテナ/ミズホポケットダイポール・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/8
50MHz4(SSB1、CW3)、144MHz1(SSB1)、430MHz3(FM3)
交信相手所在地/東京都2(多摩市、昭島市)、神奈川県4(横浜市保土ヶ谷区、川崎市麻生区、中原区、平塚市)、埼玉県1(比企郡ときがわ町堂平山)、栃木県1(塩谷郡塩谷町)

                                                                                                           

東京都立川市昭和記念公園『こもれびの丘』におけるFM放送受信リスト(コミュニティーFMのみ)

受信日/2018年5月12日・受信機/VX-3・アンテナ/イヤホーンアンテナ

周波数(MHz)局名信号強度(5段階)
77.5八王子FM
      
77.7FM入間      
2
79.0多摩レイクサイドFM(東村山)      
3
84.2FM西東京(西東京市)      
4
84.4立川FM      
4


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移動運用その201/品川区京浜島つばさ公園(2018年5月6日)

2018年度のGWも終了。
今回は4月28日、29日、5月3日に移動運用を実施。
ALLJA、東京コンテスト含め、延べ150局と交信いただいた。
大凡好天に恵まれた日が多かったので、もっと移動運用に赴きたかったが、連休後半の4、5、6日は所用とその準備で時間が割けず、若干物足りなさを感じる。
連休最終日の6日、15時に東京ビッグサイトでの所用が終わり、まだ陽もあったので湾岸近隣で移動運用出来そうな場所をスマホで検索してみた。
この辺りだと、同じお台場周辺のテレコムセンターや新橋のカレッダ汐留の展望ロビーがあるが、すでに訪れた場所でもあって新鮮味に欠ける。
そこで高度は稼げないが湾岸沿いの公園から出てみるのも一興と思い立ち、品川区の京浜島つばさ公園に寄ってみることにした。
ここは羽田空港にも隣接しているので、航空機も眺められる。かなり前、立ち寄った記憶もある。
スマホアプリでルートを調べ、一路京浜島へ。
まず、りんかい線で天王洲アイルへ。東京モノレールに乗り換えて流通センターへ。ここから京急バスの大森駅行きで10分ほどで辿り着けるはずだった。
しかし、京急バスの大森駅行きは何系統もあり、循環バスだったりして同じ行き先でもルートがまったく違う。
それに気がつかずに乗ってしまったから、逆の終点大森駅に着いてしまった。
慌ててスマホでチェックしなおすも京浜島行きのバスがどれだかよくわからない。再び乗ったバスも行き先が違うことに気がついて「大森本町1丁目」で途中下車。
更にスマホであれこれ検索し、やっと「昭和島循環」が京浜島を経由することに気付く。
数分後に遣ってきたこのバスに乗り込み、スマホアプリの指示に従い「京浜島一番地」で降車(後で調べるとこのまま乗っていれば公園最寄の「京浜島海上公園」まで行けるらしいがなぜかそんな表示は出ず)。
ここから殺風景な工場地帯を公園に向かって歩き出す。時刻は18時を廻ってしまい、周りは暗くなる一方だ。
15分近く歩いてやっと京浜島つばさ公園に到着。
目の前を羽田空港にアプローチしてくる旅客機が通過するロケーション。天気も曇って風が強く、人の姿もない。
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18時40分頃から430FMでCQを出すも応答なし。
1wハンディーで海抜4m程度では相手が余程近い場所か展望地にいないと交信には至らない。
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この時間帯ではもう移動局も引けている。
10分位粘ってみたがメインチャンネルを聞いてもモービル局すら入感なし。
旅行帰りの人が羽田の展望ロビーあたりから運用するかもと淡い期待を抱いたが入感なし。
結局交信局ゼロで終わる。
骨折り損の草臥れ儲け。無駄にバス運賃を浪費しただけの徒労で終わる。連休の締め移動運用はまったくのボウズ。
カレッダ汐留辺りで妥協していればある程度交信に恵まれたはずだったが後の祭りである・・。
闇に包まれたつばさ公園を早々に引き上げ、近くのバス停を探す。以前訪れた時は、ここからモノレールの駅まで数十分かけて歩いた記憶がある。
幸い5分ほどで「京浜島海上公園」バス停を見つけ、ほっとする。
風が強く、スマホのカメラではぶれてしまう。
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時刻は19時。次のバスは最終で19時24分。かなり待つが便があるだけ幸いか。
VX-3でFM放送帯をチェックする。県域FM以外では83.4MHzのかずさFM(木更津)と思われる局がS5で受信出来た位。
ほぼ時刻どおりに遣ってきた大森駅行きバスに乗り、平和島駅で下車。京急線経由品川JR山手線乗り換えで帰路に就く。
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移動運用その200/東京都八王子市高尾山林野庁慰霊碑広場移動(2018年5月3日)

ゴールデンウイーク中盤の5月3日。
この日は毎年恒例の有志による特定小電力無線交信イベントと東京コンテスト参加を兼ねた移動運用を実施している。
但し今年は天気予報も芳しくなく、実際早朝まで風雨が強く、出足をくじかれた。
午前9時頃から天候も回復したものの、この時間帯からの遠征移動は難しい。
近場でいくつか移動地候補はあったが、あまり高度が稼げない場所では特定小電力無線での遠距離交信は望めない。
結局、無難な高尾山へ。
京王高尾山口に到着したのは11時20分頃。
天候が悪かったせいか、ハイカーも少なめ。ケーブルカーも11時38分発に並ばずに乗れる。
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ケーブルカー高尾山駅からサル園脇を抜けて林野庁慰霊碑のある広場へと向かう。
ここは今回3回目の訪問。標高は約500m程の目立たないピーク。
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樹木が生い茂り、眺望はまったくないが、訪れるハイカーも少なく、落ち着いて無線が出来るポイントでもある。
ポケットダイポールを枝に引っ掛けて、12時15分過ぎより6mCW中心に東京コンテスト参戦。
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13時半頃よりEsが発生。
1w、ポケットダイポールで網走市、北大東島とSSBで交信成立。8、6エリア同時に開けていたようだ。
430FMでは福島県棚倉町移動局ともハンディー1wでQSO.
14時20分過ぎからは東京コンテスト144MHzCWでQRV。
15時20分頃、交信中にFT817の電源が突然落ちる。バッテリー切れにしてはまだ早すぎ。電源ボタンを押してもまったく反応せず。
落ち方が普段と違ったため、帰宅後調べてみるとエネループのひとつが不調で充電出来ない状況に。寿命にしては早すぎるので電池端子表面が汚れている可能性もある。クリーニングして再充電を試みようかと思う。
また以前からFT817のKEY端子が接触不良で途切れ途切れになる頻度が増えてきた。端子が後ろにあるのでFT817を縦置きにすると無理な力がかかってしまうので壊れやすい。ジャックがフロントにあれば脱着も楽なのだが。そろそろ修理に出す頃か。
それはさておき、16時過ぎからはビアマウントに場所を変更。
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天気は再び曇って眺望も利かず。
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運用中、机の上にナナフシの幼生が通り過ぎる。
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暫く430ハンディーと特定小電力無線にオンエア。
同じ高尾山移動の特小ユーザーがごく高尾山駅近くで運用中だったので、交信後、手持ちのQSLカードにデータを記入したものを持参しアイボール。
珍しく若い方で中高生位の青少年二人組だった。律儀にQSL代わりのペーパーを交換していただき恐縮。
こちらから1WAYでもよかったのだが、お手間をかけさせてしまったと反省。
無線の高齢化が著明になる中で、このような10代無線家は貴重な存在。
結局、この日は東京コンテストで延べ64局。他特小含め15局の合わせて79局と交信。
各局様ありがとうございました。
17時半過ぎ、シャガの花が旬の1号路を歩いて下山。
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天候がいまひとつだったのが残念。

交信データ
移動地/東京都八王子市高尾山林野庁慰霊碑広場(海抜500m)及びビアマウント
交信日時/2018年5月3日
交信時間/1215~1710JST
周波数/50・144・430MHz/SSB・CW・FM 特定小電力無線422MHz帯
天候/雨のち晴れのち曇り
無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3・ ユニデンSLT001
アンテナ/ミズホポケットダイポール・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W・特定小電力10mW
延べ交信局数/79
50MHz56(SSB17、CW39)、144MHz14(CW14)、430MHz6(FM)、特定小電力無線422MHz帯3
交信相手所在地/東京都36(新宿区×2、新宿区野村ビル、港区×2、台東区、大田区、杉並区×2、豊島区、荒川区、板橋区×2、足立区、葛飾区、八王子市×3、八王子市高尾山×2、立川市、武蔵野市、三鷹市×2、府中市、昭島市、調布市×2、小金井市、日野市×2、国分寺市、福生市、東大和市、武蔵村山市、西多摩郡檜原村)、神奈川県16(横浜市都築区やまた富士公園、相模原市中央区×2、他13)、埼玉県12(さいたま市中央区、川越市、他10)、茨城県2(かすみがうら市、他1)、栃木県2、千葉県6、群馬県1(太田市)、福島県1(棚倉町)、北海道1(網走市)、沖縄県1(北大東島)、未確認1

「すぎなみYA34」東京都八王子市高尾山中腹での特定小電力無線交信記録

日時/2018年5月3日 コールサイン/すぎなみYA34 無線機/ユニデンSLT001 注/距離は大凡0.5km単位。

ch時間JST局名移動地距離kmメリット備考
L3
1333
東京JR141
日野市

13.8

5/5
L3
1525
東京SA119
八王子市高尾山

0.4

3/2
アイボール
L3
1610
東京KU110
八王子市高尾山

0

5/5
アイボール

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移動運用その199/埼玉県飯能市関八州見晴台移動(2018年4月29日)

昨日の景信山移動に続いて29日も移動運用実施。
場所は埼玉県飯能市と入間郡越生町の境にある標高770mの関八州見晴台。
安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸の関東八州が見渡せるという由来から命名されたらしい。
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移動運用地としても有名なのだが、これまで一度も赴いたことがなかった。
理由はアプローチの難度。
車利用であればすぐ直下まで車道があり、比較的楽だ。
しかし、公共交通機関と徒歩での移動となると麓の西武鉄道秩父線西吾野駅より2時間近くかけて標高差500m以上を登らなければならず、かなり敷居が高いポイント。
今回は意を決し、同行者数人とハイキングを兼ねてアプローチすることにした。
当日も移動日日和の快晴。
西武新宿線鷺ノ宮駅を午前6時15分発の下り電車で所沢へ。
所沢で6時47分発の飯能行きに乗り換える。
途中、同行者との待ち合わせ等で若干の遅れ。
飯能で7時52分発三峰口行きに乗り込む。車内は行楽客で満員。
西吾野駅に着いたのは8時24分。
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20人近くのハイカーが下車。
トイレ、屈伸体操などで準備し、8時50分頃、見晴台に向けて出発。
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暫くは秩父線沿いに車道を歩く。
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西武秩父線のガードを潜って小川の橋を渡り、橋梁の跡が残る道沿いに右折すると左側に「パノラマコース」の入り口道標がある。
迷いそうになると近所の人が道を教えてくれた。
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暫くは長閑で明るい眺望が利く落葉樹の森を九十九折で登っていく。
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途中から植林地帯の岩場の多い急斜面になる。
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なんとか這い上がって10時06分頃、尾根沿いの道に合流。
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この先は比較的緩やかな登山道となる。途中フクロウのような「ホーホー」と鳴く鳥の声も聞こえる。
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駅から登り始めて1時間50分、午前10時40分にやっと経由地の高山不動到着。
ここでトイレ休憩。意外にもドリンクの自販機がある。値段は若干高めだが思ったほどではない。
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本堂は改修中らしく足場が掛けられていた。
正面参道の階段が長い。
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11時08分、トイレを済ませた後、見晴台へ再出発。
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途中、2回ほど車道を横切る。車利用ならば確かに便利だ。関八州見晴台移動運用局の大半は車利用と思われる。
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車道脇には落書きだらけのシャッターが降ろされた茶屋の跡。
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この時期、この時間帯に営業していないということは、廃業して久しいのだろう。
高尾、秩父辺りのハイキングコースにはこのような廃業茶屋が点在する。少子高齢化、人口減でハイカーも減って営業が成り立たなくなったのか、後継者がいないのか定かでないが、昭和40年頃は盛況だったのだろうと想像に難くない。
外国人ハイカーや山ガール、トレイルランナーも増えて若干復興の兆しもあるので営業再開も望みたい。
昨年、赴いた顔振峠の茶屋は営業していたし。
高山不動から見晴台までは結構急坂。息が切れる。
しかし沿道のツツジが満開で好天の日差しに映えて大変美しい。ハイキング時期としては今が旬であることは間違いない。
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高山不動から36分、11時42分に関八州見晴台に到着。
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西吾野駅から2時間52分掛かった。
見晴台には高山不動の奥の院と東屋がある。思ったより狭い。
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ちょうどお昼時なのでハイカーでいっぱい。
ライセンスフリーの無線機でONAIRしている男性ハイカーが一人「先客」としていらしたので、距離を開けてレジャーシートを敷き運用準備。
ポケットダイポールを枝に掛けて正午過ぎより6mCWオンリーでALL JAコンテストに参戦。
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ロケーションが良いためか多くのコンテスト参加局の抑圧でATTをオンにしてもQRMが凄く、御呼びいただいてもなかなかコールがコピー出来ない程。
13時半過ぎからはコンテストから離脱。430ハンディーでCQを出す。
こちらはのんびり風景を見ながらQSOを楽しむ。
樹木が生い茂って期待したほどの眺望は望めなかったが、都心方面は開けていてランドマークの西武ドームも確認出来る。
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その手前の飯能市、入間市周辺の各施設も望める。
しかし、都心は霞んではっきりしない。
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季節も天候もベストで申し分ないコンディション。限られた時間を無線だけで消費するのは勿体無い位だ。
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14時半で無線は切り上げる。
交信局数はコンテスト含めて40局。
見晴台近くにアマ無線らしきアンテナタワーが建っているのをみつける。
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どうやら埼玉在住の無線家が共同でリモート運用されているらしいとのこと。
15時を廻ると、見晴台も閑散としてくる。
15時10分、撤収して下山開始。
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高山不動を経て、帰路は途中より往路とは別の真野集落登山口方面へ降りる。こちらのほうがパノラマコースより傾斜が緩い。
落ち葉に埋もれた荻の平茶屋跡を経由して下っていく。
往路と別ルートだからどの辺りにいるのか不安になるが、スマホで位置確認も可能だし次第に西武秩父線の音が大きくなって麓に近づいていくのが分かる。
西吾野駅に戻ったのはちょうど17時。
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下山にも1時間50分かかった。
徒歩での関八州見晴台は遠かった。
この時間帯ではもうハイカーも引けていて駅前には数人しかいない。
西日に照らされた西吾野駅周辺も趣がある。
アカゲラだろうか?木をつつくドラミングの音が響く。ツツジも夕日に映える。
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17時24分の下り電車で西武秩父駅へ向かう。
約20分後に西武秩父駅着。
武甲山を間近で見たのは久しぶり。
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駅前の「祭の湯」に寄る。GWとあって人出が多く、入場に行列も。
二日連続の移動運用ハイクだったので湯が身に沁みる。
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施設となりのフードコートで冷えたハイボールで打ち上げ。
21時15分発飯能行き電車で帰路に就く。
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余談だが、景信山、関八州見晴台共に思ったよりも外国人観光客が目立たなかった。
桜のシーズンが終り、一段落したのか、たまたま場所的に少なかったのか定かでないが。

交信データ
移動地/埼玉県飯能市関八州見晴台(標高771m)
交信日時/2018年4月29日
交信時間/1207~1428JST
周波数/50・430MHz/CW・FM 
天候/晴れ
無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3
アンテナ/ミズホポケットダイポール・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/40
50MHz32(CW32)、430MHz8(FM)
交信相手所在地/東京都15(八王子市滝山公園、多摩市他)、神奈川県6(横浜市都築区月出松公園他)、千葉県1、埼玉県11(入間市、入間郡越生町オガミ山、比企郡滑川町森林公園、秩父市武甲山山頂他)、茨城県3、群馬県4(太田市他)

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移動運用その198/東京都八王子市景信山移動(2018年4月28日)

今年もゴールデンウイークが始まった。
無線の移動運用にとってはベストシーズンの始まり。
天気予報だとGW前半は好天が続くが中盤は天候が崩れるとのこと。後半の5~6日は所用で移動運用が出来そうにないので、今年は前半に集中して移動運用することにした。
28日土曜日、快晴。
この日は奥高尾の景信山(標高727m)へ赴くことに。
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移動運用地のメッカであるが、過去一度2009年5月に行ったのみ。
以来、2回目の訪問。
快晴の朝、JR三鷹駅から08時11分発中央線快速高尾行きに乗り込む。
多摩川を渡る鉄橋からは富士山も望めた。
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高尾駅には08時52分着。
余談だがJR高尾駅1番線ホームには第2次大戦中、米軍機の銃撃によると見られる弾痕が残っている。
存在は知っていたのだが、今回初めてその場所を発見。記念に撮影。
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改札を抜け、バス乗り場へ。
駅前の小仏行きバス停前には、ハイカーの行列。この日は高齢者団体が目立つ。
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満員の京王バスは09時12分に高尾駅出発。
09時30分、小仏バス停着。
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ここから徒歩で景信山へ向かう。
前回は直接景信山山頂にアプローチするルートで上ったが、かなりの急勾配でしんどかったことを思い出し、更に登山ストックもない今回は小仏峠経由で登ることにする。
今年の4月は例年に比べ、気温が高い。天気予報でも最高気温25Cの夏日予想。日向では初夏の感覚になる。
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Tシャツと上着2枚でも暑いくらいだ。
小仏峠に着いたのは10時28分。バス停から約1時間。
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10分強休憩して、10時45分出発。
小仏峠から景信山へのルートは初体験。緩やかな尾根道かと思いきや、意外と勾配がある。
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多くのハイカー、トレイルランナーとすれ違う。
振り返ると高尾山から小仏城山に至る尾根が見渡せる。
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11時20分、景信山山頂到着。小仏バス停から1時間50分かかった。
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やや霞んではいるが快晴下、都心方面のパノラマが見渡せる。
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反対側には相模湖も見下ろせる。
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早速、移動運用場所を探すが、やや難航。
山頂部分は茶屋を中心に椅子と机が並び、意外とパブリックなスペースが見つからない。
ハイカーが集まる山頂茶屋付近でアンテナは上げたくなかったので前回同様、相模湖町側に近い眺望の利かない隅っこの机で運用することに。
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お昼近いのでまずチャージ。茶屋で250円のなめこ汁をオーダー。三鷹駅で買ったおにぎりと共に食す。
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日向は暑かったが木陰であれば風も心地よく、最適な環境。シャガやツツジの花が見ごろで鶯が盛んに鳴いているのもよいBGMに。
無線は12時15分過ぎから6m中心に運用。
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都心方面に開けた標高727mの景信山。さすがにロケーションがよく、0.5Wでも数多くの局から御呼び掛けいただいた。
14時50分過ぎからは場所を変えてハンディー機で430FMにもQRV.さらに特定小電力無線も含めて16時までに延べ31局と交信。
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各局様、交信ありがとうございました。
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FM局をざっとモニターし、16時過ぎに往路と同じコースを下山開始。
毎度のことだが、16時を過ぎると殆どハイカーの姿が見えなくなる。FM八王子の2時間生番組「8Fサタデー」をBGMに下山。
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17時10分、小仏バス停着。トイレに寄って次のバスを待つ。
待っているハイカーは他に二人だけだったが暫くすると団体も降りてきて20人ほどに。
17時40分のバスでJR高尾駅に戻る。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

東京都八王子市景信山におけるFM放送受信リスト(コミュニティーFM&FM補完放送のみ)

受信日/2018年4月28日・受信機/VX-3・アンテナ/イヤホーンアンテナ・受信地/

周波数(MHz)局名信号強度(5段階)
76.7FM朝霞      
5
77.5FM八王子      
5
77.7FM入間      
4
78.2武蔵野FM      
4
79.1FM川崎      
5
83.9FMさがみ      
5
84.4FM立川?      
4
86.8越谷FM?      
5
87.6渋谷のラジオ      
4
90.5TBS補完      
5
91.6文化補完      
5
93.0ニッポン放送補完      
5
94.1栃木放送補完(宇都宮)      
5
94.6茨城放送補完(水戸)      
5
 

「すぎなみYA34」東京都八王子市景信山での特定小電力無線交信記録

日時/2018年4月28日 コールサイン/すぎなみYA34 無線機/ユニデンSLT001 注/距離は大凡0.5km単位。

ch時間JST局名移動地距離kmメリット備考
L3
1533
むさしのSR911
あきる野市秋留台公園

12.0

5/5
L3
1556
東京AR705
稲城市みはらし緑地

34.5

5/5

交信データ
移動地/東京都八王子市景信山山頂(海抜727m)
交信日時/2018年4月28日
交信時間/1216~1556JST
周波数/50・144・430MHz/SSB・CW・FM 特定小電力無線422MHz帯
天候/晴れ
無線機/ヤエスFT817・スタンダードVX-3・ ユニデンSLT001
アンテナ/ミズホポケットダイポール・付属垂直ヘリカル
出力/0.5~1W・特定小電力10mW
延べ交信局数/31
50MHz19(SSB11、CW8)、144MHz2(SSB2)、430MHz8(FM)、特定小電力無線422MHz帯2
交信相手所在地/東京都11(千代田区、荒川区、江東区夢の島、八王子市×4、稲城市みはらし緑地、西多摩郡日の出町、あきる野市弁天山、あきる野市秋留台公園)、神奈川県8(横浜市金沢区、磯子区、瀬谷区、川崎市幸区、相模原市緑区×2、相模原市中央区、逗子市二子山、)、埼玉県1(三郷市)、千葉県4(坂戸市、木更津市、船橋市、長生郡長南町、)、栃木県3(日光市、日光市霧降高原、那須郡那珂川町)、静岡県1(伊豆市)、群馬県1(太田市)、未確認2

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移動運用その197/東京都練馬区区庁舎20階展望台移動(2018年4月8日)

好天続く4月最初の週末。
もう都内ではソメイヨシノは大方散ってしまうほどの暖かさが続いたが、この日は若干ひんやりした気候。
移動運用日和であったが、所用で夕方まで動けず。
用事が済んで自由になった頃は17時半を廻っていた。
帰路途中、JR高円寺駅前でいつもウエストポーチに入れているVX-3で430FMをワッチすると、まだ堂平山等から移動局が聴こえる。
このまま帰宅するのは勿体無い気分が高まる。
そういえば高円寺駅から練馬駅行きバスが出ていることを思い出す。
目の前のバスに乗り込めば20分弱で練馬区役所庁舎に着ける。
ただ、ここの展望ロビーは3月21日に行ったばかりで新鮮味もない。少々迷ったが、せっかくの移動日日和だったので寄ってみることにした。
バスで練馬区役所庁舎にアプローチしたのは初めてか。いつもは電車か自転車。
17時50分発の高円寺駅北口 関東バス高60系統 (中野北郵便局,練馬駅方面)に乗り込む。
「下新街」で下車。歩いて庁舎に向かう。
車内アナウンスではここが庁舎最寄バス停と言っていたがちょっと遠いような気もする。
18時20分過ぎに練馬区庁舎着。陽が伸びてまだ明るい。
新宿方面↓
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正面に池袋サンシャインシティー↓
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北方面↓
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前回訪れた時は雨天だったが、この日は乾燥した晴天で視程がよく、富士山のシルエットも覗えた。
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北の窓側からは日光男体山も見える。
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陽が沈むと西の空に金星と思われる宵の明星も。
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スマホしかなかったのであまりよい写真が撮れず。
18時25分頃より、430FMでオンエア。
約1時間で6局とお繋ぎ頂いた。
田方郡函南町移動中のJARL会長のコールもRS59で聴こえたがパイルで交信には至らず。
各局様QSOありがとうございました。
いつ行っても空いている練馬区役所展望ロビー。移動運用には快適な場所。
展望レストランも併設されているが、比較的高級感のある店舗なのでなかなか入りづらい。
それは、文京シビックセンターや三軒茶屋キャロットタワーも同じ。
無粋な移動運用目的の単独男性が入れる雰囲気ではない。
基本家族連れやカップルが利用する店だ。
19時半過ぎ、展望ロビー撤収。


交信データ
移動地/東京都練馬区練馬区役所20階展望ロビー
交信日時/2018年4月8日
交信時間/1828~1929JST
周波数/430MHzFM

天候/晴れ
無線機/スタンダードVX-3 
アンテナ/付属ヘリカル
出力/1W
延べ交信局数/6
430MHz6(FM6)

交信相手所在地/東京都5(目黒区、北区北とぴあ展望ロビー、豊島区、西東京市、東大和市)、茨城県1(つくば市筑波山)

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移動運用その196/神奈川県足柄下郡箱根町金時山山頂移動後編(2018年3月25日)

(前編から続き)
山頂到着時刻は12時56分。
登山口から約2時間半。平均所要時間より40分も遅かった。
サイトなどで紹介されている金時山山頂の風景画像そのままに雄大な富士山が目の前に。
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南に目を向ければ桃源台、芦ノ湖、中央火口丘、外輪山が一望だ。
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猪の鼻に喩えられた山頂は巨岩が散らばり、スペースは広くない。
そこに山小屋ふたつと環境配慮型のトイレが設置されている。
お昼時なので山頂スペースはハイカーでいっぱい。
時間はすでに13時を廻っている。とにかく、まずは移動運用できるポイントを探さねば。
山頂からやや南西に下った岩場に平坦な部分があったので、そこにレジャーシートを敷いてアンテナを上げる。
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展望台からは巨岩の陰になるのでここなら眺望の邪魔にはならない。
都心方面からは逆の斜面になるが目の前に「第3新東京市」たる桃源台や中央火口丘陵や芦ノ湖、外輪山が眺望できるので風景を楽しむことを優先した。
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アンテナを設置し終わったのは13時20分を廻っていた。
6mで最初にお繋ぎいただいたのは湘南国際村移動局。
500mWでRS53で届く。
更に13時40分頃、いつもお世話になっている局長さんがあきる野市移動でCWモードRST599で入感していたのでお呼びがけ。
なんとかRST519~539で届いたようだ。こちらのアンテナが風でふらふらしてQSBを伴っていたとのレポート。
14時頃からCQを出してみるがなかなか応答がない。
それでも約30分間でSSBで横須賀市固定局、CWで2エリアからそれぞれ1局ずつお呼びがけがけ頂けた。
お相手局のレポートによると箱根移動局にしては信号が弱いとのこと。
やはりDPで1W未満だと標高1212mからしても稼ぐのは難しいか。
50MHz、144MHz共にSSB、CWでは聞こえてくる局も疎ら。
結局14時半までに50MHzでは4局のみの交信で終わる。
とにかく時間がない。
あの雪解けぬかるみ登山道を下山することを考えると余裕を持ったスケジュールで行動しなければ危険。
少なくとも15時過ぎには下山を考えないとまずい。
DPアンテナは早々に片付けて、山頂の小屋付近に戻るともう14時50分になっていた。
あれほど居た登山客も数人に。
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急いでFM受信状況を調べる。
スカイツリー、東京タワー他在京県域局は強力で、他に湘南方面の各CFMと伊豆、小田原方面のNHK,K-MIXの中継局と静岡本局を受信。
しかし静岡方面のCFMは入念にチェック出来ないまま時間切れ。
大室山や三国峠での受信成果に比べると物足りない。やはり時間がないのだ。
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帰り際にVX-3ハンディーを使い、430FMでCQを出す。
横浜市旭区と藤沢市固定局から応答頂く。
結局、今回の金時山移動での交信局数は登山途中も含め、全8局。
山頂滞在は2時間半。コンビニで買ったおにぎりも食べる時間もなかった。
15時半、バイオトイレを借りて下山開始。山小屋もシャッターを閉め、店員も下山した後。
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ハイカーの姿もなく、一人往路を降りていく。
ぬかるみを慎重に一歩一歩足を進める。
雪解け水は治まって、往路時程ではなくなったのが幸い。
天気は快晴のまま気温も高く、風も殆どなかったので、足元さえ気をつければ大丈夫な感覚。
途中、登ってくるハイカー一組と普段着カップルとすれ違う。
もう山小屋は閉まっているし、これから山頂へ行って降りる頃には暗くなり掛けてしまうのだが大丈夫なのだろうか?
特にハイキング仕様ではない格好で登っていたカップルは心配だ。
下山開始から約1時間で巨岩のところまで戻ってきた。
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難所は取り合えずクリアした。ここで暫く休憩。
日が傾いた仙石原周辺は往路とはまた違う趣き。
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東へと伸びる尾根沿いには笹原を貫く登山道が覗える。
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神山方面に目を凝らすと、ロープーウェイの大涌谷駅とゴンドラのシルエットが分かる。
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休憩中、ハイカーの姿を見ることはなかった。
ハイキングコース入り口に戻ったのは丁度17時。
ローソン第3新東京市北店前までは17時10分。
下山所要時間は1時間40分。平均と比べ20分遅い。
一度も尻餅を突くことなく下山できたのは幸い。思うにぬかるみよりも細かい砂利状の登山道のほうが滑りやすい。
暫し金時登山口バス停のベンチで休憩。
金時山山頂方面は夕日で赤く染まってきた。
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ローソンの道路向かいにトイレと足洗い場がある。
靴とズボンの裾は泥だらけだったので、出来る限りそこで落とした。
徒歩で仙石バス停へ。
17時台も頻繁にダイヤが組まれているので10分も待たずにバスが来る。
小田原行きバスに乗って箱根湯本を目指す。しかし今回は前回箱根を訪れた時、乗れなかった箱根登山鉄道に乗車するため宮ノ下で下車。
奇しくも宮ノ下から先は大渋滞で箱根湯本までは1時間以上かかるとアナウンスされ、何人かの観光客も降りていった。
バス停からしばらく坂を上ると登山鉄道の駅。
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これに乗るのは大学時代の合宿以来38年ぶりだろうか?
車両も駅の設備もすべて更新されている。昔の面影はない。
車窓の外はすっかり暮れてしまった。
車内は混んでいて湯本までずっと立ちっぱなし。やはり外国人観光客が目立つ。国籍も人種も多種多様。
いくつかのスイッチバックを経て箱根湯本駅に着いたのは18時30分頃。
帰りのロマンスカーは21時15分。
まだ時間があるのでスマホで湯本周辺の温泉を探す。やはり箱根に来たからには温泉に入らないまま帰るのは無粋。
幸い、駅から歩いて3分の湯本富士屋ホテルの大浴場が入浴のみでも利用可能だったので入館。
エレベーターで2階に上がるとフロントがある。
入浴料は1800円。京王高尾山の極楽湯1000円と比べるとかなり高めだが、立地条件や箱根というステイタスを考えると致し方ないか。
大型のリュックを収納できるロッカーはないから注意。ただ、バスタオルとフェイスタオルは無料で使える。
自分にとってはハードな金時山登山だったから、このお湯は大変な癒しになる。
露天風呂で夜空を見上げればハーフムーンが浮かんでいた。
温泉を出ると時刻は20時を廻っていた。それでも帰りの電車までは1時間近くもある。
しかし20時を過ぎると多くの店は閉まっており、賑やかだった駅前も閑散に。
『エヴァ屋』も18時には閉まっていた。
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歩道橋上で昼間チェックし忘れたラジオ日本小田原中継局をモニターするが、夜間になって伝播状況が変わってまともに聞こえない。不覚。
考えてみれば、朝から何も食べていない。
これ以上周辺を徘徊しても意味がないので、お土産を駅構内で買った後、改札を通り、ホームのベンチで山頂で食べ損ねたコンビニおにぎりでチャージ。
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19時前に1番線ホームにロマンカーGSE70000系が入線。
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就役してから1週間ほどしか経っていないので人気があり、写真を撮る人も多い。
取れた席は1号車(後方)の4列目右側。この座席だとあまり前方部分は見えないが展望席の雰囲気は味わえる。
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21時15分に「はこね70号」は新宿に向けて出発。
夜の展望席も一興だ。
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湯本を出た時には空席もあった展望席だが本厚木を出る頃には全席埋まる。
家族連れ、カップル、鉄道ファンと様々。
途中睡魔に襲われるが、展望席で寝てしまっては意味がないのでしっかりと起きていた。
22時46分、新宿到着。
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帰り際、特急券売り場でGSE就航記念スペシャルボックスを限定販売していたので記念に購入。
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箱根湯本まで持参したスタンプラリー台帳はこちら。
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無事に何とか金時山遠征移動運用を終える。
もっとも今回は結果的に新型ロマンスカー展望席乗車と『新世紀エヴァンゲリオン』の「聖地巡礼」も兼ねてしまったので、移動運用に重心は掛けられなかった。
公共交通機関に限ると日帰りでは十分な移動運用時間は取れないロケーションであることを再確認。
もっと早い時刻の電車で出発すれば多少の余裕が出来ると思うが。
ただ無線は別として、天候はベストで眺望も楽しめたので今回の金時山遠征は大変FBな移動ハイクであった。
交信いただけた局長さん。ありがとうございました。
遠征交通費は、特急券含めて5820円かかった。しかし特急券を除けば3840円。途中宮ノ下で登山鉄道に乗り換えたほうが安くなったのは意外。
結局フリーパスよりは安く上がった。


●金時山遠征交通費

新宿ー箱根湯本電車運賃<小田急ロマンスカー+箱根登山鉄道>(往路)  
運賃1190円+特急券890円=2080円

箱根湯本ー仙石バス運賃<箱根登山バス>(往路)                             750円

新宿ー箱根湯本電車運賃<小田急ロマンスカー>(復路)        
運賃1190円+特急券1090円=2280円

仙石ー宮下バス運賃<箱根登山バス>(復路)                               440円

宮ノ下ー箱根湯本<箱根登山鉄道>(復路)                                270円

トータル                                               
5820円(特急券除く3840円)

●交信データ
移動地/神奈川県足柄下郡箱根町金時山山頂(標高1212m)
交信日時/2018年3月25日
交信時間/1205~1524JST
周波数/50MHzSSB/CW・430MHz帯FM

天候/快晴
無線機/FT817 スタンダードVX-3 
アンテナ/ミズホポケットダイポール 付属ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/8
50MHz4(SSB2、CW2)、430MHz4(FM)
交信相手所在地/神奈川県5(横浜市旭区、藤沢市、横須賀市、横須賀市湘南国際村、足柄下郡箱根町三国山)、東京都2(江東区ゲートブリッジ、あきる野市)、静岡県1(富士市)


神奈川県足柄下郡箱根町金時山でのFM局受信リスト

受信日/2018年3月25日1515JST・受信機/スタンダードVX-3・アンテナ/イヤフォーンアンテナ

周波数(MHz) 局名 信号強度(5段階)
備考
76.3 FMなぎさステーション(伊東市)
4
(推定)
76.5 インターFM(横浜)
5
 
76.7 コーストFM(沼津)
2
(推定)
77.1 放送大学
5
 
78.0 BAY-FM(千葉)
 
78.3 FMナパサ(平塚)
4
 
78.5 ブルー湘南(横須賀)
4
 
78.6 FM富士(三つ峠)
2
 
78.9 湘南ビーチFM(葉山)
4
 
79.2 K-MIX(静岡)
5
 
79.6 FM熱海湯河原(熱海)?
2
(推定)ナック5の可能性も
80.0 東京FM(東京タワー)
5
80.5 K-MIX(下田)
5
 
80.7 NHK千葉
5
 
81.3 J-WAVE(スカイツリー)
 
81.9 NHK横浜(円海山)
5
 
82.5 NHK東京
5
 
82.8 鎌倉FM(鎌倉)
4
 
83.5 NHK小田原
5
 
84.2 NHK熱海
3
 
84.7 FM横浜(大山)
5
 
85.3 NHK(伊豆長岡)
4
 
85.9 K-MIX(島田) 
4
 
86.6 K-MIX(伊豆長岡)
5
 
88.3 J-WAVE(六本木)
4
 
88.8 NHK静岡
5
 
89.7 インターFM(東京)
5
 
90.5 TBS補完(スカイツリー)
5
 
91.6 文化放送補完(スカイツリー)
5
 
93.0 ニッポン放送補完(スカイツリー)
5
 
 (93.0MHz以上は時間切れのためモニター出来ず)
 
 
 
 

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移動運用その196/神奈川県足柄下郡箱根町金時山山頂移動前編(2018年3月25日)

穏やかに晴れ渡った3月25日。
この日は以前から移動地候補に上げていた神奈川県足柄下郡箱根町の金時山に赴いた。
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金時山は箱根外輪山北西部に位置する標高1,212mの寄生火山。
箱根がまだ巨大な成層火山でカルデラ陥没する前に山腹から噴火して形成された。
湘南方面から富士山を望むとその手前にぽつんと目立つピークがある。
これが金時山だ。
下の写真は2016年1月に湘南平から見た金時山シルエット。
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江戸時代に足柄辺りに「金太郎伝説」ができ、この頃から金時山と呼ばれるようになったという。
また、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で主人公碇シンジがNERV作戦部長葛城ミサトと共に第三新東京市(桃源台、せんごく仙石原付近)を見下ろすシーンのポイントが丁度金時山になる。
箱根観光協会でもこのアニメの「聖地巡礼」には力を入れおり、エヴァンゲリオン箱根補完計画地図やスタンプラリーを実施して、金時山もイベントコースに取り入れられている。
下図は観光協会が無料配布した「エヴァンゲリオン箱根補完計画地図」の一部。
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また移動運用場所としても神奈川県足柄市、足柄下郡箱根町、静岡県駿東郡小山町の境が交わる独立峰であるので興味深いポイント。
金時山ハイキングに関してはこのサイト(https://yamahack.com/1650)がシンプルでわかりやすい。
ただ、公共交通機関を使っての東京都内から日帰り移動運用は時間的にハード。以前、同じ箱根町の駒ケ岳移動の時は泊りがけだったが、宿泊を含めると費用、日数も掛かりなかなか赴くチャンスに恵まれなかった。
しかし今回、たまたま新しい小田急ロマンスカー70000系の25日夜の上り列車後部展望指定席が予約出来たので、急遽そのついでに金時山まで遠征しようと計画した。
但し押さえていたのは帰路のロマンスカー座席予約だけで、往路のことは何も考えていなかったので当日朝は少しバタバタした。
新宿駅に着いたのは朝7時10分過ぎ。箱根登山を考えるとちょっと遅すぎ。
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さすがに普通の通勤型電車のロングシートに座ったまま箱根まで行くのは難儀だし、時間もかかる。
そこで往路もロマンスカーを利用することに。
しかし、直近の7時20分発「はこね51号」は満席。
仕方なく、次の8時発「はこね3号」の指定席を券売機で購入。
乗車券のほうは取り合えず保留に。
なぜなら「箱根フリーパス」という周遊券があって、これを使えば、小田急系列の登山鉄道、バス、ケーブルカー、ロープーウェイが大人一人二日間5140円で乗り降り自由になるからだ。但しロマンスカーの特急料金は含まれない。
単純計算してみると、今回の遠征では
新宿ー箱根湯本電車運賃(特急券除く) 1190円×2=2380円
箱根湯本ー仙石バス運賃  750円×2=1500円
トータル   3880円

となると周遊券を買ったら1260円の損になる。
先日の江ノ島遠征で周遊券を使いきれずに僅かに赤字となってしまったので今回は慎重に考えた。
現地では予定通りに行かないこともあり、余分な交通費がかかってしまうこともあるが、さすがに日帰りで1200円以上交通費負担が増える可能性は低いと考え、改めて通常の新宿ー箱根湯本運賃1190円の切符を買う。
「はこね3号」は展望席のない車種。別に展望席に座る訳ではないのにテンションは落ちる。ワクワク感がない。
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定刻どおりに出発したロマンスカー。
座席はほぼ満席。やはり外国人観光客が目立つ。
車窓からは春分の日に降った雪がまだ残っている丹沢の山々や富士山が見える。
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快晴で申し分ない天候。
が、乗車後のアナウンスで、自分の乗った後ろ2両は小田原止まりであることを知る。乗車券を見ると確かにそうなっている。まったく気がつかず。恐らく箱根湯本行きの座席は購入時点で満席になっていたのだろう。
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午前9時6分、小田原着。
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9時13分小田原発箱根湯本行きの箱根登山鉄道に乗り換え。
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9時31分箱根湯本着。
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小田急では新ロマンスカー就航記念スタンプラリーを実施中でこの箱根湯本にもスタンプ台があるので台帳に捺印。
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駅を降り、バスターミナルへ。箱根登山バスの3番バス停から出ている桃源台行きに乗る。
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便が多い路線なので待つ必要はさほどない。
0945発の便に乗り込む。料金は後払い。乗り降りは両方とも前のドアから。
ワインディングロードをどんどん上がっていく。金時山登山の最寄バス停は仙石。約30分程度で到着。
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料金は750円。
バスはこの交差点を左折してしまうが、登山口はそのまま箱根裏街道を直進したところにある。
殆どが寂れてはいるが思ったよりも店舗や住宅、別荘が立ち並んでいる比較的開けた場所。
徒歩10分ほどで「金時登山口」バス停に至る。
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こちらのバス停が登山口最寄なのだが、便数が少ない。
歩いてもたいした距離ではないので、登山者は皆仙石で下車するようだ。
目の前にローソン。コンビニを見つけるとなぜか安心できる。
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帰りのバス運賃小銭がなかったのでほっとした。ここでお札を崩せる。
店名を見ると「第三新東京市北店」。
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『新世紀エヴァンゲリオン』とタイアップしているコンビニ。
噂では聞いていたがここだったのか。
店内もそれ仕様でエヴァ関連グッズも売っていた。
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昼食用のおにぎりを買って、いざ登山開始。
登山道入り口はコンビニのすぐ西隣。
石碑や案内掲示板があるのですぐ分かる。
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登山口は今回登る矢倉沢口の他に神社口、乙女口がこの街道先にある。
時刻は10時31分。登山には遅すぎるが止むを得ない。
暫くは別荘地が立ち並ぶアスファルトの道を歩く。
まだ道端には雪が残っている。
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歩き始めは体が慣れずしんどいのはいつものこと。
金時山ハイキングコース入り口に着いたのは10時40分。
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ここから本格的な山登りだ。案内板によると山頂まで距離2.3Km。所要時間は110分。
標高差549m。
今回は三脚とアンテナポールを持ってきているのでリュックの重さは約8Kg。
これを背負っての、この距離、標高差はかなりきつい。
とにかく一歩一歩進むしかない。登山用ストックを持参したので、昨年仏果山に登ったときよりは楽かもしれないが。
最初は樹林帯を進む。杉の植林地帯は少ないので奥多摩や奥武蔵の登山道のような陰湿な薄暗さはない。
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所々の残雪でぬかるみが気になる。
少しずつ傾斜もきつくなり、小休止を取りつつよじ登る。
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登山者は殆どいない。時折、下山者とすれ違う。この時間帯でもう下山なのか?少々焦る。
残雪とぬかるみが段々とひどくなってくる。雪解け水が小川のように登山道を流れている場所も。靴の中にも水が染込んで来た。
まるで独ソ戦の春先の泥沼のようだ。足が滑る。
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上りでこれだから下山時が不安になる。
登山口から登り始めて約42分。11時13分に矢倉沢峠に到達。
尾根道の合流点に営業していない小屋がある。
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ここから先は急に視界が開けて笹野が広がる尾根道に。
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その遥か先に金時山の頂上らしきピークが覗える。
暗い樹木帯から一転して明るくなったので気分も楽になった。
登山者の姿も増えてきた。
しかし足元のぬかるみは一層酷くなり小川の中を歩いている感じ。
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ふと振り向くと仙石原から桃源台にかけての平地と箱根のカルデラ火口丘の神山や大涌谷の噴煙が一望に。
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これは素晴らしい風景だ。
雄大なパノラマを目にすると一気に疲労も解け、足が前に進むようになる。
11時25分。笹原が切れて巨岩が転がる開けた場所に至る。
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ここでまた小休止。
登山道は更に傾斜を増し、狭くなる一方で上り下りとも登山者は増え、すれ違うにも難儀する。中には普段着、スニーカーで登っているカップルも。
山頂はまだまだ先。
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11時56分。登り始めてから約1時間半。金時神社方面の登山道との合流地点に到達。
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何人もの登山者が小休止中。
下山ルートをどちらにするか迷うハイカーも。
自分は初めての金時山登山なので他のルートはまったく分からず。いずれにしろどのルートも春分の日に降った雪の解け水で難儀しているようだ。
標識にはあと20分で山頂到達と記されているが果たして自分のペースだとどの位かかるか見当も付かぬ。
更に上は岩がごつごつした急斜面が続く。ロープが張られている所も。
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途中430FMのハンディーで2局ほどCQに応答して交信。
箱根三国山移動と都内江東区ゲートブリッジ移動局。QSO TNX。
そして、やっと目の前の視界が開ける場所まで這い上がると、そこは金時山山頂。
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時刻は12時56分。
(後編に続く)

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