ハムフェアー

ハムフェア2019参加記(2019年8月31日~9月1日)

今年も8月31日~9月1の二日間、東京江東区東京ビッグサイトにて開催された「ハムフェア」にクラブ出展参加。
昨年、一昨年に引き続き、旧KDXC時代(当クラブ機関誌『CALL SIGN』の表紙イラストを担当)からお世話になっている『秋葉原BCLクラブ』(C-059)主宰BCLDXer関山OMの御厚意により同スペース内にて、無線、BCL関連のイラスト・コミック同人誌を頒布させて頂いた。
詳細は今回もhamlife.jp様のサイトで御紹介していただくことが出来た。
https://www.hamlife.jp/2019/08/19/hamfair2019-abyu/
昨年に引き続き、ハムフェアー仕様のQSLカードを製作し、144/430FMハンディーにて現地運用も実施した。
今回はデザインを2種類用意。
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8月31日
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本年度の会場は東京ビッグサイト南3、4ホール。
来年、東京オリンピックのために東館が使用できないため、新たに建てられたホール。
りんかい線の駅から離れており、結構な距離を歩く。
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クラブスペースには午前9時半頃到着。
10時の開場前よりVX-3にて430FM中心に記念運用を開始する。
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開場後、どっと人波が押し寄せる。ハムフェアでは最も人が多い時間帯。
同人誌頒布と移動運用、接客、カード発行をすべて一人で担当したため、慣れるまでが大変。
去年ほど430FMの相互変調、混信は酷くなく、比較的順調にQRV出来た。
出力も100mWに絞る運用に努める。
14時台に1時間ほど店番を他の方にお願いして、会場を観て廻る。
今回も新しいQSLカードをオノウエ印刷に発注。例によって「Radio LOG」も購入。
QSLカードデザインでお世話になっているA4マニアックスの代表岩田OMにも諸々の件でご挨拶の後、更に会場を徘徊。
初日はいつものことながら盛況だ。
特に今回は開催前から噂されていたアイコムの新しいポータブル機「IC-705」に注目が集まり、ブースの前はすごい人。
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IC-705に関しては後述。
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アイコムは昨年もデジタル小電力コミュニティー無線トランシーバー「IC-DRC1」を発表しており、フィールド運用重視のようで自分の無線嗜好とベクトルが近い。
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また、アルインコでも、そのデジタル小電力コミュニティー無線対応のハンディー「DJ-PV1D」を参考出品しており、興味深い。
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昨年のハムフェアで注目したのにも拘わらず、未だ自分が「IC-DRC1」を導入していない理由として、ネット等のレビューを見る限りにおいては、思ったほど交信エリアは広くなく、位置情報の扱いも難しいためか、あまりユーザー数も増えず、交信相手を探すのにも一苦労らしいという事情もある。
販売店でもあまり扱っておらず、購買意欲をそそる宣伝もされていない事も購入に至らない理由のひとつ。
このアルインコの新製品が何とかデジタル小電力コミュニティー無線の普及拡大に繋がることを期待したい。

他、AORのブースではフランス軍仕様の無線機収納ジャケットがなかなか興味深い。
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ケンウッドと八重洲無線は特に自分の無線スタイルに触れる新製品等は見つけられず。
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FT-818も地味に展示。
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ここ数年、貰えたヤエスのキャップ。残念ながら今年は「WIRES-Xの基地局を運営しているノードオーナー、WDXCに登録しているユーザーのいずれかに該当する」ユーザーに限られて配布されていたのでGETならず。
1時間ほどで自分のブースに戻り、430FMで記念運用再開。
多くの方にお繋ぎ頂き、16時過ぎまでに延べ50局とQSOして頂いた。
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ハムフェア1日目終了後、新橋にて「秋葉原BCLクラブ」の打ち上げに参加。
僭越ながら乾杯の音頭を取らせて頂く。
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9月1日
昨日よりも気温が上がって残暑がきつい。
しかし、南館は冷房が効いているので楽。
ハムフェア二日目は、例年通り初日に比べ来場者数は落ち着く。
昨日に引き続き、同人誌頒布と移動運用に勤しむ。
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13時より、サテライトスタジオでFM西東京「QRL」の公開録音放送があるというので見学。
高尾JARL会長がゲスト。
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収録後、スタジオ前で番組DJと記念撮影会。
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その後昨日、見て回れなかった場所も徘徊。
CQ出版社ブースでは1球式再生受信機キットRR-49の販売と参考出品の単球7MHzQRP送信機が展示されていた。
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7030KHzの水晶発振子付属で周波数固定のようだが、これも興味深い。
真空管式のCW無線機はロマンである。
戦前から1950年代前後の映画やアニメの世界で描かれていた無線シーンを実践出来るのだ。
キットというハードルはあるが、自分の無線嗜好の琴線に触れる。
売り場のお姉さんも初心者ながら作れたと言っていたのでそんなに高度な技術は必要なさそう。
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今回のハムフェアの目玉がIC-705であることに異論はないが、自分としてはこのRR-49とTX-49も捨てがたい魅力だ。
また「電波新聞社」ブースでは、1970年代のBCLブームの火付け役にもなった『BCLマニュアル』が令和版として復刊。先行発売分があっという間に完売とか。
自分も1冊何とか入手することが出来た。
14時にはブースに戻り、記念運用再開。430FMに加え、144FMにもQRV.
また昨日は交信できなかった特定小電力無線で2局ほどQSO.内1局はアイボール頂いた。
この日は16時過ぎまでにアマチュア、特定小電力含め、延べ26局とお繋ぎ頂いた。
15時台にはhamlife.jpのスタッフOM様や昔から馴染みのあったCFMDJさんがブースに訪れて頂き、暫しお話を伺う。
あっという間にハムフェア二日目も終了。
「秋葉原BCLクラブ」ブースは閉会30分前の15時半に撤収。
最後に恒例のコンパニオン様撮影。
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AORのコンパニオンがCAテイストだったのは展示がエアバンドレシーバーがメインだったからか?
閉会前にアナウンスがあり、来場者数は二日間開催になって最高の4万2千人に達したとか。
アマチュア局数は減っても中核となる熱心な愛好家は健在ということだろうか。
さて、例年なら来年開催予定日が記されているはずのメインゲートの裏。今回はそれがない。
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2020年はオリンピックでビッグサイトが使えず、来年のハムフェア開催は未定らしい。
これも閉会アナウンスによれば来年の開催については、場所や時期を変更して検討中らしい。
なんとか2020年もハムフェアが開催できることを望みたい。
帰り際に西館屋上にて、少しだけ430FMでQRVし、2局ほどお繋ぎ頂く。
トータル2日間で延べ78局と交信頂いた。
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ハムフェア2019も無事終了。
『秋葉原BCLクラブ』ブースにて頒布同人誌を手にとって頂き、また交信頂いた各局様にこの場を借りて御礼申し上げる。
また、改めて『秋葉原BCLクラブ』主宰BCLDXer関山OMとクラブ有志の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げる。
ハムフェアー2019お疲れ様でした。

帰宅後、『BCLマニュアル』の1976年版と並べて撮影。この間43年の歳月を考えると感慨深い。IMG_20190901_233319aa

「すぎなみYA34」東京都江東区東京ビッグサイトでの特定小電力無線交信記録

日時/2019年8月31~9月1日 コールサイン/すぎなみYA34
 無線機/ユニデンSLT001 注/距離は大凡km単位。

ch 時間JST 局名 移動地 距離km メリット 備考
L5
1101
ちばAT357
江東区東京ビッグサイト会場内

<1

5/5

9月1日

L1
1107
こもろYK515
江東区東京ビッグサイト会場内

 <1

5/5

9月1日・アイボール

 

 

 
 

 

 

 

     

 

 

 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
   

 

   




交信データ
移動地/東京都江東区東京ビッグサイト南館ハムフェア会場及びその周辺
交信日時/2019年8月31~9月1日
交信時間/31日:0943~1602JST・1日:0930~1627JST
周波数/144MHz
FM・430MHz帯FM・特定小電力無線422MHz帯

天候/31日:曇り時々晴れ・1日:晴れ
無線機/スタンダードVX-3 ユニデンSLT001
アンテナ/付属ヘリカル
出力/0.1~1W(特定小電力無線/10mW)
交信局数/78(特小含む)
144MHz8局(FM)、430MHz68局(FM)、特定小電力無線2
地域別/東京都78(江東区東京ビッグサイト78)




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ハムフェア2018出展参加記

8月25、26日に開かれたアマチュア無線のお祭り「ハムフェアー」に本年も出展者として参加させて頂いた。
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昨年に引き続き、旧KDXC時代からお世話になっている『秋葉原BCLクラブ』(C-064)主宰BCLDXer関山OMの御厚意により同スペース内にて、無線、BCL関連のイラスト・コミック同人誌を頒布させて頂いた。
詳細は今回もhamlife.jp様のサイトで御紹介していただくことが出来た。
https://www.hamlife.jp/2018/08/09/jarl-hamfair2018-akihabara-bcl-club-loveradio/
また、昨年同様、ハムフェアー仕様のQSLカードを製作し、144/430FMハンディーにて現地運用も実施した。
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8月25日
ハムフェアー1日目、土曜日。
朝から猛暑がぶり返す気候。
午前9時半頃にはゲート前に長蛇の列。
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今回は女性と22歳以下の学生は入場無料だとか。
いつもながら初日午前中が人出のピーク。
暫くはスペース内で同人誌頒布と無線運用に勤しむ。
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夏風邪が一向に治らず、声を出すと咳き込むこともあり、御迷惑をおかけした。
やはり430FMは混信、相互変調で使えるチャンネルが少なく、主に145MHz帯FMでオンエア。
交信された方や、同人誌を買いに来られた方と暫しアイボールしながら過ごす。
昼前より、会場を散策。
「電波新聞」は久しぶりに見た記憶が。
自衛隊の非常災害車両展示は新鮮。自衛隊員募集のコーナーも設けられていた。
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基地祭ではお馴染みの光景。軍用無線機も展示されていた。
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お隣は「第一電波」の非常災害車両の展示。
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ビジネスコーナーにも廻ってみる。
YAESUのブースでは同メーカーのユーザーに昨年に引き続きキャップを配布していたので頂いてきた。
新製品のFT818が展示されていたが、基本は817と殆ど同じで躯体も変化なし。
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オノウエ印刷で1冊250円のB5版ログ帳を2冊購入。結構このサイズのログが安く一般に流通していないので重宝している。
「GHDキー」のブースで海外向けのミニ縦ぶれ電鍵を見てみる。
欲しかった製品はもう売り切れていたようだ。ミニでも5000円から7500円もするので、なかなか手が出せない。
昼食を採りつつ、会場内の東京赤十字クラブ局と交信し、カードをダイレクトで交換し、自分のブースに戻る。
留守中、FMブルー湘南で放送されている無線番組『QSY』のスタッフ様が立ち寄られたとのこと。お会いすることが出来ず申し訳ない。
ブースを離れるタイミングはいつもながら難しい。
1日目閉会後、ビッグサイトの外は夏空と低い日差しが強烈だった。
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「ゆりかもめ」に乗り込み、同クラブ有志と新橋で打ち上げ。韓国からのBCLの方も交えて酒宴を楽しむ。

8月26日
ハムフェアー2日目。
この日も猛暑日。ビッグサイト上空は引き続き青空が広がる。
1日目と比べ、人出は少ない。かなり落ち着いた雰囲気。
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この日は前から気になっていた『しながわハンコクラブ』が販売している「GAWANT(ガワント)」というアンテナを朝一で購入。
これはFT817等で手軽にHF移動運用するために製作されたアースのいらないエンドフェット(ツェップ)アンテナ。
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徒歩中心のQRP移動運用では、如何に荷物を減らしてシンプル化するかが重要。HF運用でのアンテナカップラーやアース線は軽くても嵩張る。
なのでこの「GAWANT(ガワント)」は自分の移動運用スタイルにマッチしたアンテナ。
是非使ってみたいアイテム。
1日目昼頃、このブースに行ってみたが遠の昔に当日分は売れ切れていた。
なので2日目は開場してすぐ午前10時に赴く。が、すでに行列が。
こんなに人気があるものだとは知らず吃驚。もっとも生産数が数十本ということで無理もないが。
列の後方に並び、なんとか一本購入することが出来た。
他にオノウエ印刷にて新しいQSLカード印刷をオーダー。
また、13時半よりサテライトスタジオブースにてFM西東京の無線番組『QRL』が公開収録されていたので見学。
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アシスタントDJの「登美子」こと長谷川さおり女史が浴衣姿で出演。
また、自分のブースでは縁あって最新のQSLカードにイラストを提供させていただいたJA2AC OMとアイボールなど有意義な時間を過ごす。
更にオリジナルカードイラスト販売でお世話になっているA4マニアックス岩田様や、無線関連でお付き合いのある方々に御挨拶周り等、あっという間に時間が過ぎていく。
最後に企業ブースで気になった新製品がひとつ。
それはアイコムが出すデジタル小電力コミュニティ無線(140MHz帯、全18波)のハンディ機「IC-DRC1」。
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デジタル小電力コミュニティ無線は「地域コミュニティの安全を確保する」という目的で新たに制度化されたライセンスフリーな無線アイテムだそうだ。
紹介サイトによると
「デジタル小電力コミュニティ無線は140MHz帯(142.934375~142.984375MHz/146.934375~146.984375MHzの6.25kHzステップ 全18波、0.5W)を使用する。免許申請や登録手続きは不要で、誰でも無資格で購入した直後から使用できる。内蔵のGPSレシーバーで自分の現在位置を伝えたり他局の位置を知ることができるほか、簡単な操作で相手局の周辺音声を取得することが可能。情報収集用としてFMラジオも内蔵している」
とのこと。
特定小電力、デジタル簡易無線、CB同様にホビーとしてのライセンスフリー無線としても使えるらしい。
特定小電力よりも出力が出せて外部アンテナも可能。価格も2万円弱代でデジタル簡易無線よりも割安。
更に周波数帯がEs伝播などの異常伝播交信が望める140MHz帯。
出力0.5WもほどほどにQRP感があって魅力的だ。
また家電メーカー製が製造終了して久しく、限定生産品は相当な価格になるCB無線と比べ、デジタル小電力コミュニティ無線は新しいライセンスフリーアイテムとして無線メーカーから新製品がリーズナブル価格で続々発売されるはず。
こう考えるとこれまでのライセンスフリー無線の「良いところ獲り」感が豊富だ。
無論、短所もありそうだが、これまでの情報に限るならば非常に期待が持てる新たな制度だ。
自分は特定小電力以外、ライセンスフリー無線には手を出していないが、このデジタル小電力コミュニティ無線は是非とも運用してみたい。
久しぶりに購入欲をそそる無線機に思えた。

最後に企業ブース内で恒例コンパニオンさんを撮影。
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今回のハムフェアーも無事終了することが出来た。
屋外に出ると猛暑の熱気に包まれていたビッグサイト。
西館屋上にて暫くハンディーでQRV.
二日間で延べ45局と会場内で交信いただくことが出来た。
QSO TNX。
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改めて『秋葉原BCLクラブ』主宰BCLDXer関山OMとクラブ有志の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げる。
ハムフェアー2018お疲れ様でした。
また来年。
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「すぎなみYA34」東京都江東区東京ビッグサイトでの特定小電力無線交信記録

日時/2018年8月25~26日 コールサイン/すぎなみYA34
 無線機/ユニデンSLT001 注/距離は大凡km単位。

ch時間JST局名移動地距離kmメリット備考
L7
1035
そうか505
江東区東京ビッグサイト会場内

<1

5/5

8月26日

L3
1131
きょうとBB3
江東区東京ビッグサイト会場内

 <1

5/5

8月26日

L3 

1319

さいたまKR55 
江東区東京ビッグサイト屋上

<1 

3/4

8月26日

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 

 

 
 


交信データ
移動地/東京都江東区東京ビッグサイト
交信日時/2018年8月25~26日
交信時間/2日:1017~1638JST・3日:1035~1656JST
周波数/144MHz
FM・430MHz帯FM・特定小電力無線422MHz帯

天候/2日:晴れ・3日:晴れ
無線機/スタンダードVX-3 ユニデンSLT001
アンテナ/付属ヘリカル
出力/0.5~1W(特定小電力無線/10mW)
交信局数/45(特小含む)
144MHz25局(FM)、430MHz17局(FM)、特定小電力無線3
地域別/東京都45(江東区東京ビッグサイト45)

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ハムフェアー2015雑感

遅ればせながらハムフェアー訪問記。
今年は日曜日23日に赴く。
天気は曇り。夏らしからぬ涼しさ。
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前日の富士山遠征の疲れもあってか、会場のビッグサイトに到着したのは14時半頃。
入場口には誰も並んでおらず。もうこの時間帯から初入場という人はほとんどいない。
今回からJARL会員証を提示すると割引という制度に変わった。
オフィシャルガイドブックの表3にあったアルインコの広告が萌キャラクター風で時代を感じさせる。
以前、RANHANSHAというイラストサークルに参加していたのだが、この手のイラスト満載の機関誌を発行していた。やっと世間がこの波に追いついてきた。
でも、もうそのサークル名でのハムフェアー参加はなく、冊子発行もなくなって久しい。
それはさておき、会場内はそろそろ撤収という雰囲気のクラブブースも。
今回は新QSLカードの版下も間に合わず、オノウエ印刷ではカタログをもらってくるのみ。
次に回ったのは、A4マニアックスブース。自分もカードデザインを担当しているので代表の方に挨拶。
採用促進のためもっと自己アピールしていかねばならぬな。
QSLカードの見本、注文詳細はこちらを参照
こちらでも紹介
あと、茨城のコミュニティーFMだったか、アマ無線番組PRのためか、女性DJさんが公開運用していた。
もう少し、早く来れば交信できたのにと悔やまれる。
とにかく時間がなかったので企業ブースもざっと流しただけ。
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自分の無線スタイルに合う展示や新製品は例年と同じくみつからぬ。
書籍コーナーで移動運用関連の本を一冊購入。
JARL創立90周年ということで古いCQ誌や懐かしのシャックが展示されていたが特段、例年と変わった雰囲気はない。
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16時前に会場を出る。
今回もVX-3を持参していたのでビッグサイト脇のカフェテラスからQRV.
430FMで13局と交信。
港区のテレビ局ハムクラブやビッグサイト駐車場より撤収中のモービル局、近隣のホテルに宿泊中のハムフェアー参加者と交信いただいた。
多くがこれから地元へ帰る局長さんだ。何時間もかけて車で名古屋や広島まで行く方もいた。
ハムフェアーが終わると、一気に秋の気配。
特にこの夏は8月後半になって急に天候不順になったから尚更だ。
17時半過ぎ、ビッグサイトを後にする。


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ハムフェア2011雑感

Dscn2037a 今年もハムフェアが8月27日、28日の2日間、東京ビッグサイト西2ホールで開催された。
赴いたのは2日目日曜日。天気は前日の曇り空から晴天に。夏らしい日となった。
12時過ぎに現地到着。もうこの時間帯には行列もなく、普通に入場出来た。
入場口近くには東日本大震災の被災地復興物産展コーナーが設けられており、現地の特産品が並べられていた。
入場後はほぼ毎年決まったルーティンをこなしていく。まずQSL転送コーナーにカードを出す。それからオノウエ印刷のブースで新しいデザインのカードを発注する。
昨年からハムログを導入したのでレポート面はプリンターで出力しやすい仕様にする。
一方、「絵葉書面」は従来どおり業者に印刷を依頼。家庭用インクジェットプリンターだとインク代がべらぼうに高いのでコストパフォーマンスを考えると業者のほうが安くなるためだ。
入稿後、くじ引きがあるというので引いてみたらTシャツが当った。もっとも当選確率は高いらしく半分くらいが当たりくじのような感じ。
企業ブースは相変わらず小さく纏っている。
気になったのはケンウッドのブース。
珍しくコンパニオンが二人いた。特に目玉新製品がある訳でもなさそうだが、なぜだろう?
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かつて1990年代は各メーカーにコンパニオンがいて、人気投票みたいな企画もあったと記憶する。
それが近年、メーカーブースの縮小化に伴い、コンパニオンの類は殆ど見なくなって久しい。
華々しいゲームや携帯を扱うイベントではなく、ハムフェアでのコンパニオンはもはや場違いにも感じてしまう。
そのコンパニオンが配っていたのが「TH-D72で楽しむAPRSの世界」という小冊子。
元々CQ誌5月号の付録らしい。
Dscn2028a APRSとは位置座標などの様々な情報を無線やネットを通じて交換出来るというシステムらしい。GPSから得られた位置情報や気象観測装置のデータを送信できるとか。
D-STARとどう違うのだろう?デジタル通信には疎いのでよく解らない。
いずれにしろインターネットに依存している部分が多く、大抵の情報は携帯やスマートフォンで取得可能で敢えてアマチュア無線で代替する必要性は感じられない気もする。
誌面では高尾山ハイクでの使用例が載っていた。
ローマ字でのメール交換とか出来るらしい。ポケベルを彷彿とさせた。APRSはアメリカ発のシステムなので日本語は使えないらしい。
またAPRSは移動運用行程のマッピングも出来るようだ。
便利ではあるが、ハンディー機の小さいボタンをチマチマ動かして様々な機能設定する煩雑さは移動運用には合わない。
それにハンディー機は一つのボタンを様々な用途に重複させているから使い方を覚えきれない。直感で操作できない面倒くささには閉口する。
APRSは広大なアメリカ大陸では威力を発揮するかもしれないが、日本のようなどこへ行っても携帯が繋がる人口密度の高い島国ではどうなのだろう?
無線機に限らず、最近は日本発のシステムを見る事がなくなった。日本で普及させるなら日本語が手軽に使えるシステムをメーカーが開発して提供しないと難しいのではないか。
円高でもうメーカーにそんな余裕はないのだろう。
ついこの前まで無線機やラジオといえば日本製品が席巻していたのに。まさに栄枯盛衰。
そのうち、みんな欧米メーカーのライセンス製品ばかりになるかも。
もっとも国内で製造するメリットもないから単に欧米製のシステムが乗っかった中国製無線機を輸入するだけの日が来るかもしれない。
一方、八重洲のブースでは「アマチュア無線デジタル通信ガイド」というものが配られていた。
様々なデジタル通信方式の違いや長所短所を紹介し、このメーカーの押す最新鋭のデジタル通信方式を奨励していた。
八重洲はこの方式によるデジタルハンディー、モービル機を2012年初頭に投入するとか。
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また、アイコムのブースでは新製品の430デジタルハンディー機ID-31が紹介されていた。
GPSレシーバー内蔵、最高水準の防水、フルドットLCD、マイクロSDスロット搭載で様々なデータ保存が可能。このメーカーは従来のデジタル方式であるD-STARを推奨しているらしく、この方式による「デジタルトランシーバー入門」というパンフを配っていた。
いずれのメーカーもデジタル方式の無線機をプッシュしていることには変わらないが、今尚、試行錯誤して統一基準のないデジタル通信だから、何を選んでよいかよく解らない。
因みに自分は現時点でデジタルに手を出す余裕はない。
今のところは手動デジタル、電信で満足しておく。

一方、クラブブースのほうだが、「LIFT-ON.NET DX CLUB」ブースで以前からお世話になっている方にご挨拶。震災時の体験談等暫し情報交換。「日本短波クラブ」ではアンケートに記入、放送局グッズを戴く。
またライセンスフリー無線サークル「CBCN」では以前、交信していただいた方と名刺交換。
因みにこのサークルが発行している小冊子「エアトーク」は商業誌顔負けのクオリティーの高さ。会員の中にデザイナーさんでもいるのだろうか?
更には「横浜消防アマチュア無線クラブ」を訪問。会場内で交信した際のQSLカード交換などする。
また総務省がやっている「電子申請・届出システム」ブースではアンケートに答えてコールサイン入りステッカーを貰う。再免許申請の時は使ってみよう。

また、今回もVX-3ハンディー機と特定小電力無線機を持参したので現地でQRV。
アマ無線では430FMで19局、144FMで2局のトータル21局と交信。港区固定局の他はすべてビッグサイト内かその周辺に移動されていた局。
早速ハムフェア会場移動記念QSLを作ってみる。
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一方、特定小電力無線のほうだが、タイミングが悪かったのかレジャー1chで男児のユーザーが父親らしき男性にフォローされながらの交信を聞いただけだった。CQを出している局も居らず、ちょっと残念。
会場内の雰囲気だが、確かに高齢男子が相変わらず大半を占めてはいるが、子供連れも目立ってきた。
1990年代、ハムフェア6万人余の動員数を数えた頃に若い世代だった無線家が父親となり、その子供が育ってきたのだろう。
果たしてアマチュア無線を次世代に繋げる事が出来るのかは未知数だが、少なくとも明るい展望なのかもしれない。

15時半頃、会場から撤収する。
そういえばいつも会場中庭辺りに居た風力発電の局長さんを目にしなかったがご健在なのだろうか?

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ハムフェア2010雑感

Dscn0186a 今年もハムフェアーに参加する。出かけたのは2日目の22日日曜日。
今年はいつも重なってしまう同人誌のイベントが1週ずれたので余裕がある。もっともこの日は横田基地友好祭もはしごするつもりだったので出来るだけ早く会場に赴いた。
東京ビッグサイトについたのは1030JST頃。
入場券を買って会場へ。それなりに盛況ではある。
まずはJARLのQSLカード転送受付へ。
実は今、紙ログからハムログに移行中。
そのためいろいろデーターの打ち込みやら出力時の定義ファイル作成で四苦八苦しており、なかなか発行が進まない。すでに1000枚近くを溜めており、早く処理せねばと焦っているのだが、まだハムログに慣れておらず遅々として進まず。
ハムフェアーまでに全部発行したかったが、結局200枚ほどしか持って来れなかった。
申し訳ない。
既存のQSLカードがまだ結構残っており、カードのデザイン、データ面すべてをハムログで印刷するよりもデータだけラベルに出力して有効利用したいと考えている。
また如何にもハムログで作った感は避けたいのでデザイン面はこれまでと同じくオノウエ印刷に依頼することにする。今回もあらたにカード印刷を注文した。
Dscn0176a 一通り、カードの件を片付けて、知り合いのブースに顔を出す。
馴染みの方々はもう子育てに勤しむ世代になって、ブースの中でも子供たちがはしゃいでいた。
1990年代頃、アクティビティーが高かった世代が今、子育てや仕事に忙しく、なかなかQRV出来ない事情が覗える。
あと10年くらい経ったら復活するのだろうか?。
最近はツイッターで連絡や消息を取り合っているOMも多い。
かつてはFMハンディー機が連絡手段の主役だったが、そんな人はもう少数派。
会場の内外でもハンディー機片手に連絡しているかつての光景はみられない。携帯がないと置いていかれる時代になってしまったのだのだ。
とはいえ、430FMメインを聴くと結構声は聞こえる。会場で移動運用している人もちらほら。
Dscn0179a 今回はカードを持参したのでダイレクト交換に挑んだ。
その中で、0エリアから来ていたビキナーハムの中学生とQSOし、会場で直接カードを手渡す。聞けば初めてのQSLカード受領だそうである。是非今後ともアクティブにQRVしてもらいたいものだ。
結局、会場でQSOしたのは10局(すべて430FM)。このうち9局がハムフェアー会場内同士の交信であった。
さて、今回、会場内で気になったものはFT817用の移動用ロッドアンテナか。屋外でHFも運用出来そうだ。もう全部売れてしまったみたいだったが興味深い。
一方、企業ブースで盛んにアピールしているデジタル関係機器には今もって興味が向かない。
買ったものは1965年の「CQ」誌とQSLカード収納ボックスのみ。
45年前の「CQ」誌は何かのネタに使えないかと試しに購入。1300円の価値は果たしてあるか?
カードボックスは2800円した。家にはこれが11個あるが、今や100円ショップで売っている収納ボックスでも代用出来そうだ。若干無駄遣いだったか。
14時過ぎに会場を後にする。

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ハムフェアー2009

Dscn8928z 8月23日にハムフェア参加。

今年は土曜日に行くことが出来ず、やむなく日曜日に。とはいっても同じビッグサイト西館でのイベントにサークル参加しているので開場後1時間と閉会前1時間しか見て回れず。

特に気になった新製品も見当たらず、取り合えず雰囲気だけ味わう。

会場の人出や出店サークル、企業も例年並み。

今回は初めて430MHzハンディー機持参の参加だったのでCQを出している局と何局かQSOしてみた。

隣のイベントで店番しながら交信。会場ブース内で直接QSL交換という局もあったので来年はちょっと個人的に企画してみたい。

16時に再び入場してみたものの、かなりのサークルが店じまいしており残念。

ただ、昔からお世話になっているOMとアイボール出来たことが収穫であった。

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