今日からこちらのブログを利用して日々のDXレポートを記していきます。
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さて、6月のEs状況ですがNICTのサイトを見ても解るように18日頃から連日アクティブなようです。
FM放送帯も87MHz以上は中国、韓国のFMが入れ替わり激しく入感しています。
とりあえず、5月を含めての今シーズンEs伝播状況をまとめてアップいたします。
但し、5月前中盤は仕事の都合でワッチ出来ず記録が取れませんでした。
受信地/東京都杉並区
受信機/パイオニアF777
受信アンテナ/FM5エレメント八木
5月29日
1430JST頃より沖縄オープン。19時台に熊本が弱く入感。
中国方面が2000JST過ぎまで開けていた。因みに50MHzアマチュア無線帯では午前中ベトナム、香港、南鳥島がオープンしていた。
翌30日も0700JSTから1600JST頃まで中国韓国方面が強力に入感するも国内オープンはなし。
5月31日
北上型
1200JST頃より中国韓国方面オープン。
1300JST頃から北海道札幌方面オープン。
80.4MHz AIR-G札幌 50dB
85.8MHz NHK旭川 30dB
79.8MHz ノースウェーブ旭川 50dB
76.9MHz FMもえる?1337JSTにジングルらしきものを聞くが確認できず。
北海道は1400JST前にはF/OUT
6月2日
北方型
1234JSTより北海道方面オープン。
89.1MHz NHK知駒
80.4MHz AIR-G札幌 50~60dB強力
77.6MHz FMドラマシティー札幌 ローカル番組で確認。
50MHzアマチュア無線帯においても8エリアがオープン。このような北方型Es伝播が著明なシーズンはヨーロッパ方面とのDXが開けるケースが多いようです。
6月3日
南北同時型
1605JST熊本77.4MHzオープン。1615JSTロシア聞こえる。1630JST沖縄オープン。他韓国、中国入感。
1640JST過ぎには中国除き他F/OUT。
88.3MHz アフタレディオ
77.6MHz FM愛媛
87.3MHz FM沖縄
6月7日~10日
連日中国大陸方面が強力にオープン。NHK1chに混信障害起こしているためテロップも出る。
7日1530JSTより中国韓国強力入感。
89.3MHz KBS釜山
1630JSTより熊本、佐賀、長崎入感。
50MHzアマチュア無線帯では小笠原が聞こえていた。
9日1240JST80.3MHz FM長崎佐世保
ただし、国内オープンは九州西部に限られ近距離Es伝播はなし。
6月18日
南方強力型
0800JST頃より中国方面オープン。
1040JST沖縄方面強力
1050JST韓国方面オープン。89.1MHzKBS第2ソウル65dB
1100JSTラジオ沖縄国頭中継局入感
総じてQSB激しく各方面ランダムに入感。
因みに6m(50MHz)アマチュア無線は同時刻6と8エリアが同時にオープンしていました。
6月19日
0830JSTより中国方面オープン。
1220JSTよりロシア語?と思われる局入感。もしかするとモンゴル語?
1400JST頃になると韓国、中国、沖縄QSB入れ替わり入感。
1600JST頃には87MHzより上のFMバンドいっぱいに中国韓国局入り乱れて入感。数十秒ごとに入れ替わるのでEs伝播を起こす電離層が激しく動いている状況。
50MHzアマチュア無線帯も6エリアオープンするも激しいQSB伴う。
6月20日~21日
南方強力型
朝10時頃から88.7MHzの中国国際広播電台(HITFM)他が強力に入感。
また1020JST頃からは国内がオープン。
沖縄、熊本方面が聞こえ始める。
特に沖縄は強力で82.1MHzのラジオ沖縄伊良部局他、石垣方面の沖縄民放中継局を多数確認。
また翌21日は、0930JSTより沖縄がオープンして、時間に連れてEs伝播範囲が北上し、1130JSTには熊本、長崎、山口が。そして1445JSTには北海道(80.4MHzAIR-G札幌)がオープン。
国外は終日、中国韓国方面が激しいQSBを伴いバンドいっぱいに入感。
1530JST頃からはロシアのアフタレディオ(88.3、88.7MHz)が50dBで入感。シャンソンの番組。
ほぼ5日続けてのEs伝播受信でしたが、国内近距離Es伝播は確認できず、国内FMDXメインの私にとっては物足りないオープン。
因みに50MHzアマチュア無線帯では、韓国、中国、香港の局が強力に聞こえていた。
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