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2023年4月

移動運用その342/八王子市滝山自然公園POTA JA-1204「TENKOOキャンプ場」(2023年4月22~23日)

約1年ぶりにソロキャンプ移動運用を実施。
場所は八王子市北部の都立滝山自然公園(POTA JA-1204)エリアにある「TENKOOキャンプ場」。
秋川と多摩川合流地点を見下ろせる加住丘陵上、滝山城址の西隣に位置する。標高は約180m。
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基本はオートキャンプ仕様になっているが、徒歩や自転車でも利用可能。
公共交通機関を利用する場合、JR八王子駅北口バスターミナル12番から「戸吹 」、「東京サマーランド」行きで滝山街道「加住小学校」下車徒歩10分程。
これまで2回ほど移動運用に訪れた滝山城址公園と同じルートでそのバス停二つ先。
バスは1時間に2~3本程度。
このキャンプ場はサバイバルゲーム場の駐車場をキャンプエリアとして併用しているのでチェックインが17~21時、チェックアウトが08時30分と利用時間が短く、18歳未満は不可という制限もある。
一方、他の利用客に迷惑を掛けない限りにおいてはアマ無線移動運用も可能とのこと。
10日位前に予約を入れ、22日土曜日に一泊することに。
利用料金は休祭日が5000円。平日が4400円(2023年4月現在)。
若干高めだが備え付けの薪が無料で使い放題という特典もある。
詳しくは公式サイト参照。
今回はキャンプ用品と無線機装備に加え、WWRアンテナも持参するため、荷物がさらに増え、タープを外したにも拘わらず総重量は23kgに達した。
自分の体重が55kgだから、その約半分の質量を自力で運ばねばならない。
これをカートとリュック、さらに首からアンテナを入れたショルダー、カメラ、小型クーラーボックスを吊さげ、徒歩で運ぶ。
正直、身動き取れない。電車やバスの中でも荷物を置く場所に難儀し、混雑している時間帯は利用し辛い。
これで長距離を徒歩移動することは難しく、坂道はおろか平坦な道でも青息吐息だ。未舗装登山道などもってのほか。
以前から荷物を減らすことを目指しているのに、気が付くと逆に増えている。

 

当日、16時45分八王子駅発、西東京バスのサマーランド経由秋川駅行[ひ07]に乗って最寄りバス停「加住小学校」に着いたのは17時14分。
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ここから加住小学校脇のT字路を徒歩で北上する。
経路はシンプルで舗装道路を10分程直進すればよいのだが、予想よりも上り坂で参った。
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23Kgの荷物を運ぶにはきつい。
途中休みながら、何とか17時37分、20分強掛けて何とか辿り着く。
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受付でチェックイン手続きを済まし、設営へ。
トイレは簡易型。水は井戸から汲み上げて飲料は出来ない。
売店である程度の備品は購入出来、レンタル品もある。自販機も揃っているがあくまでサバイバルゲーム場併用なので専門のキャンプ場のようなサービス施設はない。
テント場は砂利の駐車場をそのまま使う。
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この日の利用者は自分の他にオートキャンパー一組だけだったので比較的広く使う事が出来た。
何故かヤギと鶏が放し飼いされていて長閑な雰囲気。
眺望は予想通りで昭島方面が開けており、時折五日市線の多摩川鉄橋を渡る音が聞こえてくる。
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早速、テント設営に入るが地面が固く、アルミやプラスティックのペグが上手く設置できない。
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WWRアンテナの基台も固定出来ず。
幸い、殆ど風がなかったので事なきは得ずだったが地面が砂利の場合、鉄製のペグは必須。
またマットがないとゴツゴツして座る事も出来ない。
テント、アンテナを設置し終えたのはもう暮れ始めた18時30分を回った頃。
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西の空に月と金星が並んで見える。
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火起こしより、まずは無線で10局アクティベート済まして落ち着きたい。
19時15分頃よりIC-705とWWRアンテナで7MHzCWモードでQRVしつつ、VX-3とRH-770で430FMもワッチ。
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19時44分に430FMで国立市固定局と交信。
その後7MHzCWモードで20時過ぎまでに5局QSO.
先日導入した新しい電鍵を試す。
まだ10局に達していないが、時間も限られているので焚火も始める。
今回は着火剤も準備したので問題なく焚火もスタート。
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同時に小型薪台と固形燃料を使い、メスティンで炊飯。
こちらも慣れてきたので手早く処理出来た。
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21時半過ぎより、430FMでCQ。
22時半までに8局程とPOTAハンター局含め、お繋ぎ頂く。
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これまでのソロキャンプではバタバタして落ち着かず、ゆっくり焚火を楽しめなかったので今回22時半以降はCQ送出を自動にしてのんびりと過ごすことに。
この時間帯はすべてPOTAの「Late Shift Activator Contacts」となる。
深夜、焚火の弾ける音と、遠く昭島方面の夜景から聞こえる五日市線の走行音、更に時折こちらのCQに応答する電信コールサインの音(イヤフォーン装着)がエモーショナルな時を演出する。
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23時台は2mCWで2局応答頂いた。
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薪が使い放題なので長時間焚火を楽しむことが出来たのも幸いだった。
24時30分頃就寝。
寒気が入って来たのか10度前後まで気温が下がり、寒さでなかなか寝付けず。
やはりもう少し耐寒型の寝袋が必要か。
翌朝06時に起床。
明るくなったので改めて自分のサイトを撮影。
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WWRアンテナに迷彩ネットを掛けて軍幕カムフラージュ仕様にしてみたが、もう少し工夫すべきだった。
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お湯をバーナーで沸かし、紅茶を入れる。
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6時15分過ぎより7MHzCWモードにQRV.
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0200~0800JSTはPOTAの「Early Shift Activator Contacts」。
移動先で交信する機会が少ない時間帯。
6時45分までに9局と交信。
昨日の交信分含めて延べ26局QSO.
7時前より片付け。
アンテナ、無線、テント含め撤収作業も1時間近く掛かる。
7時45分頃チェックアウト。
この日は所用で一旦家に帰宅後、すぐに外出しなければならず、かなりのハードスケジュール。
バス停までは下り坂なので多少は楽。
08時09分の八王子駅行きのバスで帰路に就く。
各局様、交信ありがとうございました。
毎度ながら徒歩移動運用ソロキャンプの荷物の多さには限界を感じる。
これでもまだキャンプギアの足りなさを感じるが25Kgを超えては、流石に運べない。
思い切った取捨選択が必要かも。

交信データ
移動地/東京都八王子市滝山自然公園JCC#1002(POTA JA-1204)標高183m  
交信日時/2023年4月22~23日
交信時間/22日・1944~2356JST
     
23日・0619~0643JST
周波数/7・144・430MHz
モード/CW、FM
天候/晴れ
無線機/IC-705、VX-3
アンテナ/WWR、RH-770
出力/1~5W
延べ交信局数/26
7MHz14(CW14)・144MHz2(CW2)・430MHz10(FM10)
交信相手エリア/
1エリア/17
東京都/8(板橋区、立川市、東村山市、東久留米市、国立市、福生市、小平市、武蔵野市
埼玉県/1(比企郡ときがわ町堂平山
栃木県/1(下野市
<未確認>7
2エリア/4
3エリア/2
4エリア/1
5エリア/0
6エリア/0
7エリア/0
8エリア/0
9エリア/1
0エリア/1

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「PUTIKEEG ミニモールス信号キー‎MCT-06 Blue Key」導入

先日、新しい移動用ストレート電鍵を購入。
「PUTIKEEG ミニモールス信号キー‎MCT-06 Blue Key」
 商品寸法 (長さx幅x高さ)8 x 3.5 x 4.8 cm
価格は5980円。
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これまで移動先では30年以上ミズホのベビー電鍵のみを使っていた。最近は流石にガタがきて接点不良等も時折発生。
それでもこれに代わるコストパフォーマンスの良いミニ電鍵が見つかぬまま今日に至る。
しかし先日、SNS等でこの製品を見つけ、思わず購入。
まず、価格が安い。
電鍵は意外と高価で新品だと1万円以上が相場。
にも拘らず、これは5000円台。
アルミニウム合金製で造りもしっかりしていて重量感もある。
付属品は3、5mmステレオプラグケーブル。
プラ製のパッケージ付き。
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色はメタリックブルーとグリーン2種類。
3、5mmステレオプラグで接続出来るところがよい。
これまで所有の電鍵は2箇所電極が左右に分かれたタイプだったので、片側がワニグチクリップ仕様になっている特殊な3、5mmステレオプラグケーブルで無線機と接続が必要だった。
そのため使用中クリップが外れたり、接触不良起こしたり、絡まったり経年使用で断線したりと面倒が多かった。
更にこのタイプの電鍵ケーブルは扱っている店舗も少なく、やむなく修繕して使い続けるため断線部分をビニールテープで繋いだりと見栄えも悪かった。
電鍵側も無線機側同様に3、5mmステレオプラグで接続出来れば一般オーディオの汎用ケーブルが使用可能。たとえ断線しても100円ショップでもすぐ替えが入手出来る。
そういった意味でもこの新しいストレート電鍵はお買い得であった。

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ただ、バネが比較的固く、ミズホのベビー電鍵より握力を要し、まだ慣れていないのでコツを掴むまで時間が掛かりそう。
また重量もあるため、移動運用の機材質量も増えてしまう。
それを考慮しても、コストパフォーマンスの良いミニ電鍵であることは間違いない。


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移動運用その341/調布市武蔵野の森公園POTA JA-1285(2023年4月3日)

お花見連動POTA移動運用シリーズ第7弾。
そろそろ今年のお花見も最終段階。
かなり散り始めてはいるが樹によってはまだ盛り。
この日も暖かな日和だったので花見兼POTA移動運用に出掛ける。
場所は調布市の武蔵野の森公園(POTA JA-1285)。
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一昨年に移動運用したことがあったが、POTAにまだ登録前でアクティベートにも達せず、ログもアップしていない(公園詳細は前回のブログ参照)。実質的にPOTAとしては初移動。
西武多摩川線多磨駅下車し、東口から徒歩5分程度で北門へ。
アクセスは楽。
公園脇の桜並木はまだ花が残っている。
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前回は調布飛行場滑走路端辺りで運用したが、今回は飛行場から離れた公園北側の樹林エリアにWWRアンテナを建てて運用することに。
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ここなら人も少なく樹に囲まれて目立つこともない。
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15時半前より運用開始。
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久しぶりのWWRアンテナ運用。
7MHzCWモードオンリー5WQRP。
CQ自動送出でチャージしながらのんびり過ごす。
16時50分までに延べ18局と交信頂いた。
初交信やハンター局から多くお呼びいただく。
17時前に撤収。
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航空機は風向きのせいか、こちら側にはアプローチしてこなかった。
各局QSOありがとうございました。

交信データ
移動地/東京都調布市武蔵野の森公園JCC#1009(POTA JA-1285)標高45m  
交信日時/2023年4月3日
交信時間/1529~1650JST
周波数/7MHz
モード/CW
天候/晴れ
無線機/IC-705
アンテナ/WWR
出力/5W
延べ交信局数/18
7MHz18(CW18)
交信相手エリア/
1エリア/11(府中市他)
2エリア/0
3エリア/1
4エリア/1
5エリア/1
6エリア/0
7エリア/0
8エリア/1
9エリア/2
0エリア/1
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移動運用その340/千代田区北の丸公園POTA JA-2038(2023年3月31日)

お花見連動POTA移動運用シリーズ第6弾。
この日も桜の名所になっているPOTA登録公園へ。
当初は幸手市にある権現堂公園に向かう予定であった。
しかし、経由地の北千住駅で東武スカイツリー線に乗り換える際、何を勘違いしたのか反対方向の電車に乗ってしまい、気が付いた時には神保町まで来てしまった。
前々から北千住駅は鬼門で乗り換えを間違える事多々あり。
迷路のような複雑な乗り換えホームに加え、殆ど乗る機会のない東武スカイツリー線。更には今時車内ディスプレイどころか電光掲示板すら付いていない車両。どこを走っているのか次の駅は何処なのかすら確認の手立てないまま逆方向に。
神保町に着いたのはもう15時近く。これから権現堂公園に向かっても陽が暮れてしまう。
止む無く、行先を変更。
東西線で九段下に出て北の丸公園へ転進。
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ここは先日POTA登録公園になったばかりの皇居外苑に含まれる。
桜の名所には変わらないが、都心のど真ん中で人も多く、場所が場所だけに無線はやりずらい。
地下鉄駅から外に出ると案の定、平日にも拘わらず花見客だらけ。
千鳥ヶ淵のソメイヨシノはまだ何とか見頃を保っている。
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北の丸門を抜け、武道館の脇を通り、公園奥に進むと芝地が広がるエリアがあったのでシートを敷いて移動運用開始。
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周りの花見客の大半は欧米系外国人。一気にコロナ開けで国外観光客が戻ってきた感じ。
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場所柄WWRアンテナを建てられる状況にはなく、15時少し回った時刻よりGAWANT7とRH-770でこじんまりと運用。
最初は7MHzCWモードに出てみるが繋がる気配なし。
430FMにQSYし、CQを出すとやっとハンター局含め、近隣固定局から応答頂く。
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16時前までに6局とお繋ぎ頂くがその後、一向に呼ばれず。
再び7MHzCWに戻ってお呼び掛け回りするが交信に至らず。16時30分過ぎにやっと固定局1局と繋がるが後が続かず。
バンドを21MHz帯にQSYし、CW帯をワッチするとDXが数局聴こえる。
ダメもとで16時42分に「RK3ER」のCQにお呼び掛けすると、何とか拾って頂いてRSTレポート交換し交信成立。
あれほど7MHzで国内交信も覚束無かったのに5wQRP、GAWANTアンテナでヨーロピアンロシアまで届いたとは吃驚。
QTHは「NR OREL」と打電していた。
日本語で「オリョール近郊」という意味か。
オリョールはモスクワから南南西へ360kmの距離にあるオリョール州の州都。

 

 

聞き覚えのある都市名なので調べてみると第2次世界大戦中の独ソ戦で1943年夏に行われたクルスク戦の舞台になった場所。
 ギュンター・フォン・クルーゲ元帥率いるドイツ中央軍集団が北方よりクルスク突出部へ侵攻した起点の要所で、結局赤軍の反撃で奪い返された激戦の地。
この戦いでオリョールは灰燼に帰したといわれる。
写真はクルスクでの「ツィタデレ作戦」中のドイツ軍装甲部隊(出典/Bundesarchiv Bild 101I-022-2950-15A, Russland, Panzer im Einsatz.jpg)
資料1
クルスク戦に関してはサンケイ出版社第2次世界大戦ブックス『クルスク大戦車戦』に詳しく述べられている。1972年版の本なので現在は絶版。
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時節柄、ロシア局との交信は賛否両論あると思うが、個人的ポリシーとしてはあまり社会情勢にアマ無線を絡めたくはない。
メディアの情報が常に正しいとは限らないし、交信する事が法で禁じられている訳でもないので個々の判断に委ねるというスタンス。
それはさておき、21MHz帯での交信はこのロシア局のみ。
その後いくつかのバンドにQSYするもアクティベーションまであと2局が出来ない。
17時台は一局もQSOに至らず。
平日にこのような標高のない都心の公園からQRPで運用するといつもこんなパターン。更に今回はモバイルバッテリーを持ってこなかったため、充電池予備含め使い切ってしまうとIC-705でQRV出来なくなる。
既にこの時点でメインのバッテリーは使い切ってしまった。
出力を1Wに抑え、ひたすら430FMでCQを出し続けると、やっと18時5分に北区のハンター局からお呼び掛け頂く。
144FMで2バンドQSO頂き延べ10局に達する。
アクティベーションに至るまで2時間半を要した。
18時15分過ぎに撤収開始。
夜桜がお堀の水に映えFB。
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各局QSOありがとうございました。

交信データ
移動地/東京都千代田区北の丸公園JCC#100101(POTA JA-2038)標高22m  
交信日時/2023年3月31日
交信時間/1523~1808JST
周波数/7・21・430MHz
モード/CW・FM
天候/曇り
無線機/IC-705・VX-3
アンテナ/GAWANT7・
GAWANT・RH-770
出力/0.5~5W
延べ交信局数/10
7MHz1(CW1)、21MHz1(CW1)、430MHz8(FM8)
交信相手エリア/
東京都/7(板橋区、新宿区、台東区×2、北区×2、西東京市
神奈川県/1川崎市宮前区
栃木県/1(鹿沼市
ロシア/1オリョール近郊

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