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移動運用その269/群馬県渋川市「くりの木キャンプ場」<前半>(2021年5月4日)

GW移動運用第3弾。
昨年夏の野反湖に続き、一泊ソロキャンプ移動運用を実施。
今回の目的地は群馬県渋川市にある「くりの木キャンプ場」。
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ある程度高度が稼げて眺望が利き、徒歩でもアクセス可能な首都圏のキャンプ場を探していたところ、見つけた。
渋川市街の北、子持山の中腹、標高約500m辺りに位置する。
赤城山と榛名山の間より首都圏方面を見下ろせるロケーションで移動運用場所としても興味深い。
比較的少人数限定でソロキャンプにも向いている。
予約したスモールサイトは一泊3000円。
音響機器や発電機使用は禁止だが、申込時に電池運用CW中心イヤフォン必須のアマ無線運用の許可を事前に頂く。このレベルなら使用可能のこと。
また、緊急事態宣言エリアからの来場も感染防止対策万全とのことで制限なし(5月7日現在)。
「くりの木キャンプ場」まで徒歩アクセスだとJR吾妻線金島駅と上越線敷島駅が最寄り。
どちらも5.5Km以上の距離があるが金島駅からのほうが楽らしい。
距離5.8Km。徒歩1時間強。
リュックに無線用具、カートにキャンプ用品合わせて15Kg近く。
金島駅の標高は222m、キャンプ場は496m。標高差274m。
果たして辿り着けるだろうか?


●1日目
天気予報では初日4日は晴れ、2日目5日は曇りということでまずまずの天候。
常置場所を午前8時過ぎに出発。
新宿で0825発湘南新宿ライン籠原行きに乗り換え。
上尾から0911発高崎線快速アーバン高崎行きで終点高崎へ。
更に1044発吾妻線万座鹿沢口行きに乗る。
車窓からは雄大な赤城山。
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雪を被った谷川岳と思われる山脈も見える。
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目的駅金島に着いたのは11時16分。
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所要時間3時間13分。料金2310円。
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晴れ渡った空の下、誰もいないホームで高崎駅で買ったサンドでチャージ。
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チェックインは14時なのでまだ余裕はある。
金島駅は無人駅。スイカで会計出来ない。乗降証明書を発行して改札を通る。
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11時42分、駅前を出発。
カートを引きつつ、吾妻川を渡るとVX-3でモニターしていた430FMに同じ渋川市移動局のCQを受信。お声掛けして移動先最初のQSO。
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出だしは順調。
しかしキャンプ場への道のりは厳しかった。
事前にグーグルMAPのストリートビューでルートを予習していたのだが、最初の県道36号線の時点できつい。
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歩道のない狭い路側帯をカートを引っ張って登るのだが、やはり通過していく車が怖い。
然程交通量は多くなかったがガードレールのない路側はひやひやする。
それに思ったより坂がきつく、日差しの強さもあって疲労感が半端ない。
数十メートル毎に休憩しないと足が動かない。
これには参った。
12時24分、県道16号線を右折。やっと危険な路側帯から抜ける。
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この先、歩道が設けられているようだが、車が行きかう大きな道沿いは避けたいのでショートカットルートを選択した。
こちらは長閑な田園風景の広がる農道。殆ど車も来ない。
振り返ると雄大な榛名山系。
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但し坂は相変わらずきつい。その上マスクをしているので苦しくて仕方がない。
歩行者は全く見かけないが、念のためマスクは外せない。
喘ぎながらも先をゆっくり歩むしかない。
およそ中間地点の2車線道に合流したのは13時8分。
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駅から1時間28分。すでに予測時間を遥かに超えている。
この辺りにはスクールバス路線もあるようで、実は「くりの木キャンプ場」直下にも「加生住民センター」というバス停もある。
それが使えれば遥かに楽なのだが、今は運用されていない模様。
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とにかくこの道を進むしかない。相変わらずの上り坂で体力も限界近く。
途中、石碑のある場所で430FMにて前橋市固定局と交信。
その後、休憩した道端で手袋を忘れる失態に気づく。
一旦登った道を戻るという徒労も加わって疲労感は増大。
一体いつ辿り着けるのだろうか?
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500mlのドリンクも底を尽きかける。
数台の車、バイクが時折追い抜いていく他は人影は殆どない。道路際の畑を通過する時、稀に農作業中の地元の人を見かけるのみ。歩行者はたった一人とすれ違っただけ。
延々と続く登り坂の車道を息絶え絶えに進むしかなかった。
14時37分、やっとキャンプ場入り口を発見。
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脇道に入るが、しかし更なる急坂が待っていた。
苦しいが登るしかない。
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15時少し前、やっとのことでキャンプ場管理棟受付へ。
駅から3時間10分以上掛かった。
約15kgの荷物では、とても1時間強で辿り着ける距離ではなかった。
受付を終えて、指定されたスモールサイトエリアへ。
敷地内は花が咲き乱れ、新緑も萌えてジブリアニメの背景みたいな世界。
これはFB。
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疲れも忘れさせる絶景が広がる。
遠く渋川市街が見下ろせて眺望も抜群だ。
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何とか自分のスペースに辿り着いたのは15時12分。
もう精魂尽き果てて、暫く横になるしかなかった。
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木立の木漏れ日と鳥の囀りが心地よい。
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しかし、休んでもいられない。
時間は限られている。
テント設営の前にアンテナを上げて移動運用開始。
当然のことながら終始イヤフォーン使用でスピーカーから音は流さない。
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6mをワッチするがあまり移動局は出ていない。
16時40分頃、八王子市移動の局とSSBでQSO.
まだキャンプ場内が賑やかな時間帯だったので唯一フォーンで交信。
その後は全てCW運用。
ラジアルを伸ばして7MHz帯もワッチ。
1655JSTに2エリア移動局とCWで交信。
暗くなる前にテント設営を開始するため、一旦QRT。
テント、タープ、シートは迷彩柄で統一してみた。
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設営終了後、管理棟で薪を買ってくる。
このエリアには石炉があるので直火が可能。
薪を焚きながらのキャンプは初めて。
火起こしに不安があったがチャッカマンと着火剤を持参したので難なく薪に火が回る。
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夜景と無線機と薪。
なかなかFBな組み合わせだ。
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18時を過ぎて6mに合わせると何やら賑やか。
Esがオープンしている。
CWで2局ほど6エリア局と交信。
無線の他にも写真を撮ったり、湯を沸かしたり、FMラジオをチェックしたりと結構慌ただしく、あまりのんびり出来ない。
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19時前後に6mCWでCQを出してみるが応答なし。
ポケットDPで1~5wQRPでは都心までは無理か。先刻の八王子市移動局交信でもこちらはRS51のレポートだった。
まあそれも一興。
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荷物に限りがあったので夕食はカップラーメンのみ。
沸かしたお湯で紅茶を嗜んだりと夜の時間を過ごす。
照明はIC-705専用リュックに付いていたおまけの製品。
発光ダイオードの光が青白くてギラギラし過ぎ。
コールマンの電池式ランタンのほうが温かみや照らすエリアがキャンプに向いている。
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薪は思ったより早く燃え尽きてしまい、22時過ぎには灰になってしまった。
22時半を回ると辺りは静寂に包まれ始める。
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23時にテントで就寝。
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カイロも用意したのだが足元が寒くなかなか寝付けぬ。
しかし「不便を楽しむ」のがテント泊だ。
慌ただしいキャンプ1日目が終わった。
(後半に続く)

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