« IC-705によるFM/AM受信リスト(2020年7月23日) | トップページ | フィールドデーコンテスト参加ソロキャンプ移動運用IN野反湖<後半>(2020年8月2日) »

フィールドデーコンテスト参加ソロキャンプ移動運用IN野反湖<前半>(2020年8月1日)

本年のフィールドデーコンテスト(8月1~2日)はソロキャンプを兼ねた移動運用で参加することに。
テント等は昨年徐々に準備していたが、実際にそれを使った本格的な移動運用は今回が初めてとなる。
場所は群馬県吾妻郡中之条町に位置する野反湖キャンプ場サイト。
DSCN3265aa
野反湖は水面標高1513m、周囲12km規模の人工湖。
上信越高原国立公園の特別地域、野反自然休養林に指定されている。
昭和31年に東京電力が発電用に野反ダムを建設。本州分水嶺に辺り、この湖の水は日本海に流れる。
ダムの畔にキャンプ場があり、キャンパーの間でも高い評価を得ている。
45年前の高校生時代に学級イベントでバンガロー宿泊したのが初の野反湖訪問。
当時のパンフが残っている。
1975年野反湖パンフ01aa
1975年野反湖パンフ02aa
1975年野反湖パンフ03aa
1975年野反湖パンフ04aa
1975年頃はまだ若年層の人口比が卓越していて、夏休みとなれば学校の団体レベルで大挙して避暑地、キャンプ場に押し寄せた時代。
この年の8月野反湖もずいぶんと賑わっていた。
2回目は2010年9月に移動運用のためバンガローに一泊。
前回移動運用記録はこちら
そして今回が10年ぶり3度目の訪問となる。
テントでの宿泊は初。
車はないので、現地まで公共交通機関が通っている場所に限られる。
キャンプ用具と移動運用関連の荷物を含めると重さ10Kg以上。容量も嵩張り、リュックとカートに分けて運ばねばならない。
起伏のある長距離徒歩行程がある場所は不可能。
幸いこのシーズンは野反湖まで地元自治体運営によるバスが長野原草津口駅から1日4便出ている。料金は片道1570円。
バス停からキャンプ場まではほぼ平坦な道を徒歩20分位でアクセス可能だったはず。
キャンプ用具が増えた分、無線、BCL関連機器はポケットダイポール、三脚、アンテナポール含め、FT-817、VX-3、ICレコーダー付きラジオICR-RS110Mのみ。前回の訪問でAM/FM受信状況は入念に調べたので今回SRFMー100は持参せず。
ちなみにIC-705は未だに免許が下りず出番がない。
今回は野反湖キャンプ場を拠点に10年前にも移動運用した近場のエビ山にも登ってみる計画を立てる。
さて、数日前までの天気予報では両日とも晴れ。
やっと梅雨明けの気配かと安堵したのも束の間、直前の予報は雨か曇りに逆戻り。
雨具の用意もしなければならず、ただでさえ徒歩ではオーバーウエイトの荷物が更に増えてしまい、モチベーションも低下。
本格的ソロキャンプテント宿泊も初めてだったので不安を抱えつつも当日を迎える。

 

●野反湖ソロキャンプ移動運用一日目
地元駅を午前7時少し過ぎの電車で出発、東京駅に向かう。
長野原草津口駅発野反湖行きバスの始発は10時42分。
その時刻に間に合うためには東京発の北陸新幹線で高崎経由吾妻線鈍行ルートしかない。
10年前は直通の在来線特急が上野からこの時間帯でもあったはずなのだが・・。
荷物が多かったので極力乗り換えは避けたかったのだが、やむなく午前7時52分東京発「はくたか553号」自由席を利用。
IMGP3416aa
相変わらず「コロナ禍」同調圧力の影響か、乗客も疎ら。自由席すら空席が目立つ。
新幹線ではスピードが速すぎて沿線コミュニティーFM受信を実施する気にもなれず。
0842JST、高崎着。
狭い車内をカート一杯の荷物を引いて途中下車は億劫。
閑散とした高崎駅構内を在来線ホームへと急ぐ。
IMGP3419aa
0853JST発大前行き各駅吾妻線に乗り換え。
無粋な通勤型ロングシートしかない編成で旅情のかけらもなし。これに延々と1時間20分近く乗らなければならない。
途中八ッ場ダム建設で付け替えトンネルが長く、車窓の風景も楽しめず。
新幹線と在来線鈍行の組み合わせは旅としてはいまひとつ。
IMGP3421aa
1019JST、長野原草津口駅到着。
IMGP3422aa
10年前に来た時とはイメージが違う。八ッ場ダム景気で駅舎もその周辺もリニューアルしているようだ。
駅スタンプがあったのでスタンプ帳に捺印。
IMGP3423aa
乗客の殆どは草津温泉行きバスに乗り込んでいった。
IMGP3426aa
野反湖行きバスは5番。
自分の他に登山者とキャンパー風若者が二人。
夏休み中なのでもう少し利用客が居ても不思議はないが、このご時勢故なのか少ない。
IMGP3428aa
もっとも10年前の9月に利用したときもバス利用客は数人しか居なかったので元々こんなレベルなのかもしれない。
1975年8月、初めて訪れた時は国鉄の大型バスに鮨詰め状態だったから隔世の感あり。あの時はバスガイドまで居たのを思い出す。
0842JST、定刻どおり長野原草津口駅を出発。
天気は相変わらず曇天。時々霧雨まで降る。
青空がないとまったくモチベーションが上がらず。このまま先月のような悪天候の移動運用になってしまうのかと憂鬱な気分に。
1155JST、ほぼ定刻どおりに野反湖着。
IMGP3430aa
マイカーで訪れている観光客やハイカーがちらほら。
まだノゾリキスゲが咲いていた。
IMGP3434aa
バス停からダム堰堤を経てビジターセンター受付へ。
IMGP3436aa
IMGP3437aa
IMGP3442aa
ここは10年前来たときからリニューアルして新しい施設。
キャンプ利用料を払い、テント許可証を受け取って売店で食材を少し買う。
とにかく荷物が多くて予めキャンプ用食材を用意する余裕などなかった。
ビジターセンターからは徒歩15分位の行程。
テント場は車乗り入れ禁止なのでここからは車で来た人もリヤカーを利用しての徒歩になる。
IMGP3443aa
IMGP3445aa
1245JST、テントエリア着。
IMGP3446aa
炊事場、トイレ広場中心にマウンテンエリアと湖畔に近いエリアが設けられている。
広場周辺はすでに多くのキャンパーがテントを張っている中、湖畔エリアが空いていたのでここに決定。ちなみに湖面直近はテント設営禁止の看板が立っているのでNG。
隣のキャンパーとも10m以上離れており、湖畔の風が抜けて「三密」とは対極の世界。
IMGP3448aa
何回かテント張りは試していたので少しは様になってきた。
IMGP3449aa
IMGP3450aa
タープ代わりに迷彩レジャーシートを天幕にして雨対策も実施。
IMGP3462aa
IMGP3471aa
ポケットダイポールも設置。ほぼ設営終了出来たのは14時20分過ぎ。
しかし本格的なキャンプ用品で装飾しないと一見貧相なホームレスの住処に映ってしまうのが難。
DSCN3238aa
それはさておき、予定ではこれからエビ山へ移動運用を計画していた。
しかし上り行程1時間強では山頂到着は15時半を回ってしまう。
1時間運用でも16時半には下山し、ここに戻ってこれるのは17時半。
天候も曇り。予報では雨もあるはず。
この状況を考えると無理は禁物。
やむを得ず、一日目はこのテント場での運用に終始することに。
湖が見下ろせて眺望ロケーション的にはFB.
反面、山に囲まれた湖畔なので電波の飛びは期待出来ない。
湖面反射はどうなのだろう?
早速6m中心にワッチしてみるが何も聴こえない。
移動局も見つからず。
14時半を過ぎる頃、曇天の空から青空が覗き始め、日差しも出てきた。
IMGP3496aa
IMGP3506aa
DSCN3251aa
トンボやアブ等の昆虫がたくさん飛び交う。
DSCN3276aa
IMGP3497aa
オオムラサキらしき蝶も。
野鳥の囀りも心地よい。アンテナも映える。
DSCN3262aa
1500mを超える標高なので、晴れ始めると眺望はすばらしい。
DSCN3268aa
IMGP3514aa
IMGP3518aa
IMGP3523aa
湖面と青空のコントラストは絵になる。
関東地方はこの日、梅雨明けしたとラジオから流れてきた。天気予報は良い方向に外れたようだ。
高山植物も近くで観察出来る。
IMGP3527aa
IMGP3533aa
IMGP3529aa
西日が遮ることなく湖畔を照らしてコントラストも見事である。
IMGP3539aa
DSCN3281aa
DSCN3290aa
DSCN3293aa
本州の分水嶺に位置するので天候はめまぐるしく変動し、飽きることがない。
IMGP3555aa
野反峠の向こうは関東平野。その平地に沸く積雲の頭だけが見える。
天空の湖と言われる所以だ。
DSCN3299aa
IMGP3560aa
IMGP3561aa
IMGP3562aa
IMGP3563aa
IMGP3566aa
IMGP3567aa
陽が山に隠れそうになった頃、持参したロゴスの小型ピラミッドグリルで火を起こしつつ、夕飯の準備。自分の影も長く延びる。
DSCN3264aa
IMGP3543aa
IMGP3545aa
IMGP3546aa
DSCN3287aa
IMGP3550aa
GAWANTでワッチすると21、18MHzがオープンしているようで8エリアや0エリア移動局が多数入感している。
DSCN3270aa
DSCN3249aa
16時前、早々に21MHzCWで7エリアの局とお繋ぎ頂く。
しかし出力1Wだと、お呼びしてもなかなか気付かれず後が続かない。
18時、フィールドデーコンテスト開始。
早速430FMにJA2のクラブ局が長野県移動で強力に入感していたのでお呼び掛けして交信成立。コンテストでの最初の交信は意外にもVX-3ハンディー機であった。
その後、ミズホポケットダイポールで50、144、430CW、SSBで1,0,7エリア移動局と交信。
GAWANTで28MHzCWにて8エリア移動ともお繋ぎ頂く。
こちらからのCQにも6mCWで群馬と埼玉移動局から数局応答頂いた。
コンテスト交信しつつ、グリルでウインナーを焼くとこれが美味。コンパクトバーナーでお湯を沸かし、パスタも茹でる。
IMGP3580aa
IMGP3582aa
持参できるキャンプ用具が限られているので他のキャンパーのように焚き火台で火を起こすことが出来ないが現状ではこれが精一杯だ。
18時20分頃、東の空に月が昇ってきたことに気がつく。
IMGP3569aa
湖面もいつしか霧に覆われてきた。幻想的。
IMGP3573aa
IMGP3574aa
DSCN3301aa
星野写真もチャレンジしようと考えたが19時以降は霧が覆ってしまい、時々月が覗く程度。なかなかシャッターチャンスが得られず残念。
ランタンに灯を入れて夜間運用継続。
IMGP3587aa
IMGP3589aa
この日のコンテスト参加は一旦22時過ぎで終了。交信局数はコンテスト以外も含めて延べ24局。
電池運用1wQRPで風景やキャンプの雰囲気を楽しみつつ過ごしたのでこれでよしとする。
22時半、テントに潜り込んでFMラジオをワッチ。
なぜか都心局より千葉のBAY-FMやNHK千葉がよく入る。
真夏でもやはり標高1500m以上の湖畔では冷え込む。使い捨てカイロは必須だ。
時たま外でカサカサ物音が聞こえる。ネズミかトカゲサイズの小動物のようだ。
真っ暗にすると不安なのでランタンは点灯したまま。
DSCN3303aa
BAY-FMの「おーはらじお」をBGMに就寝。
(後半に続く)


|

« IC-705によるFM/AM受信リスト(2020年7月23日) | トップページ | フィールドデーコンテスト参加ソロキャンプ移動運用IN野反湖<後半>(2020年8月2日) »

移動運用」カテゴリの記事

イベント・訪問記」カテゴリの記事

受信記録」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。