« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年9月

移動運用その232/東京都新宿区戸山公園箱根山(2019年9月15日)

ライセンスフリー無線イベントやXPOコンテスト等が開催される9月最初の3連休。
天気予報では曇りや雨の予報だったので特に移動運用の予定は立てなかったものの、15日は意外に晴れる時間帯も多かったので所用ついでに新宿区戸山公園内にある箱根山に赴いてみた。
IMGP0303aa
2004年3月に1度ここで移動運用した記録がある。
その時はFT-817ロッドアンテナで50MHzと144MHzで4局ほど交信。
今はそのメイン移動リグFT-817は依然として修理中で手元にないため、QRV出来るのはVX-3と特定小電力トランシーバーのみ。
戸山公園箱根山は標高44.6メートル。山手線の内側で最高峰の人造山。
江戸時代、尾張藩下屋敷があった場所で、2代藩主の徳川光友が庭園を造った際、池を掘った土で築かれたという。
明治維新後は陸軍戸山学校となり、戦後は戸山公園として整備された。
カシミール地図で見ても、天然山としては不自然で、如何にも人工的な盛り土というイメージ。
戸山公園箱根山
箱根山に到着したのは14時半過ぎ。気温も高く、高田馬場駅から歩いてきたので結構しんどい。
周りはアパートやマンションに囲まれ、樹木も生い茂って、殆ど眺望もない。
IMGP0301aa
僅かに新宿高層ビルが覗くだけ。
電波の飛びもよいとは言えず、奥多摩や秩父、筑波山方面の移動局すら弱く、1WQRPハンディーで直付けヘリカルANT程度ではお呼びしても殆ど気づかれない。
IMGP0295
14時50分過ぎにやっと430FMで千代田区移動局とお繋ぎいただく。
その後、いくつかの移動局をお呼びするも繋がらず。
特定小電力無線でもL3chで15時前後にCQを出してみたが応答なし。一通り各チャンネルをワッチするがどこも沈黙状態。交信イベント期間中とはいえ、都内の標高40m程度では特小10mWで交信相手局を探すのは困難。パワーが10倍以上のアマ無線ですら苦労するのだから当然か。
IMGP0299aa
休日とあって山頂は散策する親子連れなども多く、結局1時間ほどで撤収する。
管理事務所に行けば「登頂記念証」を貰えるとのことだが、場所が随分離れているので今回は断念。
IMGP0300aa
帰りは地下鉄東西線早稲田駅経由。
こちらのほうが断然アクセスは楽。

交信データ
移動地/東京都新宿区戸山公園箱根山(海抜44.6m)
交信日時/2019年9月15日
運用時間/
1452JST
周波数/430MHz/FM
天候/晴

無線機/VX-3
アンテナ/ヘリカル

出力/1
延べ交信局数/1
430MHz1(FM1)
交信相手所在地/東京都1(千代田区)

| | コメント (0)

八重洲FT-690MKⅡに久しぶりに火を入れる(2019年9月7日)

2004年購入以来、ずっと固定、移動共両方メインで使用してきたFT817。
以前からのKEYジャック接触不良状態が酷くなってきたので、先週、八重洲の修理受付に出す。
修理完了まで凡そ3週間はかかるという話。
今、自分が現役で使用しているRXはFT-817を除くと、スタンダードVX-3(144、430FMハンディー)とミズホP-7DX(7MHzCW、QRPP機)のみ。
他には1987年開局当時から17年ほど使用し、今は休眠状態のFT-690MKⅡがあるだけ。
以前から老朽化で受信諸々劣化しており、FT-817購入以降はもう10年以上も稼動させていなかった。
このFT-690MKⅡは名機といわれる先代のFT-690を受け継いだポータブル機。
IMG_20190905_054537

1970年代半ばから1980年代半ばにかけて、アマチュア無線の入門バンドとして50MHzが若者層に流行し、メーカーもアイコムIC-502、IC-505、トリオTR-1300、松下 RJX-601、 RJX-610、八重洲FT-690等の6mポータブル機が一世を風靡したという。
自分がアマチュア無線を始めたきっかけはFMラジオのDX。Es伝播の虜になったので波長も近い50MHzでの開局は必然で、馴染みやすいバンドだった。
従業者免許を取った1987年頃は、すでに6mポータブル機ブームも一段落したのか、リグの種類も少なく、メジャーメーカー製ではこのFT690MKⅡ位しか生産販売していなかった記憶がある。
他にはミズホのピコシリーズ等もあったが、アマ無線を始めたばかりの者には手を伸ばし難かった。
FT-690MKⅡの主な仕様は以下の通り。オールモードと謳いながらなぜかAMがなくなっている。
周波数範囲/50.0~54.0MHz
電波形式/SSB・CW・FM
電源電圧/外部 DC13.8V
     内部 単2電池9本
サイズ/幅148mm×高さ57mm×奥行き192mm
送信出力/2.5w(LOW・250mw)

宣伝コピーは「アウトドアーへ飛び出そう 青春ポータブル」。
パンフレットの女の子が印象的だった。
FT690MK2パンフaa
取り扱い説明書も健在。
IMG_20190905_054700aa

オプションのFT-6020を接続すれば10w運用可能になる。
このラインアップで自宅にHB9CVを建てて、開局から約17年間、メインリグとして使い続けた。

そのFT-690MKⅡを久々に動かしてみた。
不覚にも電池を入れっぱなしにしていたため、液漏れのため電池ボックスのスプリングが腐食してこのままでは電池運用は不可能。
外部DC電源は入るものの、電波は出ず。マイクも老朽化してPTTが接触不良を起している様子。
ツイッター等でOM諸氏のアドバイスを受けてあれこれやっているうちに、やっとFMモードとSSBモードで電波が出るようになった。
IMG_20190906_190957
しかしなぜかCWモードだけNG.
受信はFMは正常だがSSBは歪んで音声としてまともに聞き取れない。
それでもこの日、50MHzFMで1局QSO出来た。
このRXで交信したのはおそらく10年ぶり位か。
FT-817はMAX5wだからFT-690MK2+FL-6020で10w出したのも久々。
操作性はFT-817よりもよいので逆に新鮮に感じる。
開局当時は6mFMでローカルさんとよくラグジューしたものだった。
購入して33年。FT-817導入前までの17年間、ずっと使い込んできたので、今でも辛うじて使用可能であることのほうが幸いなのかもしれない。
当然ながらもうメーカー修理は利かない。
古い無線機を修理してくれる窓口もあるようだが、おそらくかなり高額になろう。
そこまでして完全復活させる意義があるかどうか迷うところ。
同じ中古品をオークションで入手する方法もあるが、それはそれで何か違う。
この個体だから愛着があるのであって、同じ機種でも個体が別であったら拘る理由はなくなってしまう。
来年春には画期的なポータブル機、IC-705が発売される。でもなんだかFT-690MKⅡ完全復活も捨て難い選択肢だ。
過去に戻るか、未来に進むか悩ましい。

| | コメント (0)

ICー705雑感

さて、今回ハムフェアで最も注目されたアイコムIC-705の個人的感想等。

配布されたパンフレット(アイコム公式サイトからPDFがダウンロード出来る)に記された主な仕様は以下の通り。
ic705カタログa
ic705カタログb

●大きさ
幅20cm×高さ8cm×奥行き8.5cm
重さ電池込みで約1Kg
●HFから50、144,430MHzオールモードカバー
D-STARのDVモードも可能
30KHzから144MHzまで連続受信カバー
●リアルタイムスペクトラムスコープ&ウオーターフォール表示
●タッチ操作対応大型カラーディスプレイ搭載
●リチウムイオン充電池(BP-272)、外部電源(13.8V)の使用が可能
●送信最大出カ10W(外部電源13.8V時)/5W(付属充電池使用時)でQRP、QRPpでの運用にも対応
●Bluetooth/無線LAN接続に対応
●GPSアンテナ、GPS口ガーを搭載
●microSDカードスロットを装備
●V/UHFに対応したホイップアンテナとスピーカーマイクが付属
●移動、フィールド運用に最適なマルチバッグ「LC-192」を用意


とのこと。

久々のフィールド運用メインのHF~430MHzオールモードポータブル機新製品。
IMG_20190901_154211aa
徒歩QRP移動運用ユーザーにとって2000年発売のヤエスFTー817とその後継機818ND以外にほぼ選択肢がなかったオールモードポータブル機。
IMGP0127aa
この約20年の間、他社にFT-817の対抗機がなかったその理由は解らない。
もっともまったく存在しなかった訳でもなく、2003年に発売されたIC-703も移動運用機として位置付けられたとも言われる。
2007年のアイコムカタログより↓
ic703カタログ

だがその割には短命で、今はもう生産中止。
2004年にFT-817を購入した際、IC-703は検討の対象にならなかった。というより知らなかった。
また、2011年頃に発売されたエレクラフト製のKX-3という無線機もQRP移動運用に特化されたリグだが、海外製ということで価格も17万円前後(本体完成品輸入代行価格サポート代含む。オプション含めれば20万円近く)らしく、なかなか手が出せない。
kx3

他は固定用に重心を置いて外部電源オンリー、車載すれば移動運用も出来なくもないという機種ばかり。
つまり、移動運用イコールモービル前提という時期がずっと続いていた。
結局、徒歩オンリーユーザーに限ってはFT-817シリーズの独断場が延々と続く結果に。
だがSOTAやフリーライセンス無線人気が上昇する中、この期に及んでやっと他の国内主力メーカーも徒歩フィールド運用をメインとしたアマ無線機需要に気がつき始めたのだろうか?


さて、このIC-705.
それぞれの観点からFT817系と比較してみようと思う。


●躯体、大きさ、重さ
初めて観る印象としては、「レンガの塊」。
IMGP0133aa
重さは約1Kg.FT-817の電池装着時と大きな差はない。
ポータブル機のイメージとしては、やはりショルダーベルトを肩や首に引っ掛けて運用する古典的スタイルが目に浮かぶ。
FT690MKⅡのような「青春ポータブル」イメージ。
しかし、このIC-705はあくまで横置き。
どうしても車載用という印象が拭えない。
IMGP0123aa
これを縦にして、昔のCB機やピコシリーズのようなフラットな立方体にし、メインダイヤルをトップに置き、ストラップを標準装備にすればポータブル機としてしっくりいくのだが、このままだとどう持ち歩けばよいのか迷う。
なので、勝手にカスタマイズした妄想イラストを描いてみる。
IC705妄想色ab
一応IC-705の背面にはベルトも通せるスリットがあるので肩掛けも不可能ではない。
もっとも、移動運用時に肩掛けのまま運用することは稀で、レジャーシートなり東屋の机の上なりに設置する訳で、実際使ってみないと何とも言えず。
いずれにしろ、もう少し形状的にスッキリさせて、スタンドも付けるとかすれば、よりベターとなる。
FT-817も横置きした場合、スタンドがないのでディスプレイが見難く難儀している。この部分だけでも使い勝手は飛躍的に向上する。
IC-705には移動、フィールド運用に最適なマルチバッグ「LC-192」が用意されている。
IMGP0134aa
IMGP0119aa
カタログにも写真が載っていて徒歩移動運用をかなり考慮したオプション。
しかし、IC-703時代にも似たようなコンセプトで「LC-156」というマルチバックが用意されていたが、あまり普及した話は聞かない。
IC-703のカタログより↓
img8
徒歩移動運用の場合、無線機、アンテナ以外にもハイク用の備品をリュックに詰め込むので、どうしてもマルチバックの容量には収まらない。
このオプションマルチバックのみで移動運用が快適に過ごせるかどうかは何ともいえず・・。
ただ、IC-705はIC-703よりかなりコンパクトなので、単純な比較は出来ないだろう。


●操作系、ディスプレイ

最新の固定機に標準装備されたタッチ操作対応大型カラーディスプレイをポータブル機に導入した点はFT-817を大きく凌駕する。
20年近く前に設計されたFTー817系は、ディスプレイも最小限。同じボタンでいくつもの操作を兼用するので、未だに迷うことがある。少なくともIC-705のほうが操作しやすいのは明らか。
実際、移動運用でタッチ操作対応大型カラーディスプレイが必要かどうかは解らないが、最新の固定機を持っていない者からすると、非常に新鮮で面白そうだ。
問題は消費電力。このディスプレイ使用であっという間に電力が無くなったら本末転倒。
あと、移動運用は物理的に衝撃が加わる事も多々あり、これだけディスプレイが大きいと破損する可能性も大。
ディスプレイ保護のカバーも必須と思われる。


●電源

電源はリチウムイオン充電池(BP-272)、外部電源(13.8V)の使用が可能。
屋外だとこの専用充電池が切れたら、嵩張る外部電源が別途必要。
予備の専用充電池は必須。
単3アルカリ電池やエネループが使えるFT-817系のほうが汎用性は高い。


●その他の機能
最新リグであるIC-705はBluetooth/無線LAN接続に対応し、GPSアンテナ、GPS口ガーを搭載、microSDカードスロットを装備している。
当然ながら2000年設計のFT817系には入っていないので比較に意味はない。
またIC-705にはオートアンテナチューナーが搭載されていない点が残念という声も聞く。
移動時にアンテナのマッチングが面倒になるので、あるに越したことはないのだろう。自分はオートアンテナチューナーを使ったことがないが、アンテナカップラーでHF帯のアンテナ調整は確かに面倒だった。
今はGAWANTで簡単に調整できるのでQRPPであれば、オートアンテナチューナーがないFT-817でも問題なし。この点はIC-705でも同様だろう。


●価格
IC-705の実売価格予想は10万円前後になるとネットでは噂されている。
FTー818NDの実売価格は8万円弱前後。
機能差を考えるとIC-705が高すぎる感じはしない。


●個人的感想としてIC-705導入の可否
1987年に開局し、FT690MKⅡで17年間。
2004年にFT817を導入し、15年間。
どちらも移動運用、固定機として兼用してきた。
他はミズホP-7DX(7MHzCWQRPP機)とスタンダードVX-3(144、430FMハンディー)だけ。
現在FT817は所々ガタがきて、八重洲のサービスへ修理に出している。
FT-690MKⅡはここ10年以上使用しておらず。
10Wリニアで電源は入るが電池ボックスが液漏れで破損。移動運用には使えそうにない。
FT690MKⅡからFT-817に乗り換えたときは、690MK-Ⅱの受信機能等に劣化が見られ、アフターサービスも終了している上に50MHzオンリーの移動運用はややマンネリ化していたという状況もあり、新機種導入は時間の問題でもあった。
だが今のFT-817は基本的に過不足もなく、自分の無線スタイルとしてはまだまだ使っていけそう。
これまで殆どQRVしていなかった18~28MHz帯もGAWANTアンテナを使えばこのFT-817で十分QRP交信が楽しめる
しかし、最近のFT8やD-STAR等のデジタルモードは対応が難しい。
無理してデジタルモード交信しなくともよいのだが、GPSで経路を記録したり、最新のディスプレイで操作してみる楽しみも捨て難い。
この辺りで、IC-705を導入してもタイミング的には悪くはないとは思う。
まあ臨機応変にFTー817と併用してもよい訳だから、メインリグ更新として視野に入れておきたい。


●ハムフェアーでのプレゼンテーション
今回のハムフェアではIC-705のプレゼンテーションとフォトセッションが何回か組まれていた。
初日は相当混雑していたようだ。
宣伝の仕方も巧い。ハムフェアー前に一部輪郭部分だけを公表し、興味を掻き立てる。
アイコムブースのIC-705コーナーはアウトドア風のディスプレイで「待望のオールモードポータブル機」であることを演出する。
それが功を奏してか、常に人垣である。
プレゼンテーションとフォトセッションは写真撮影もプログ掲載もOKということで、空いた9月1日の13時30分台に開かれた時間帯に見学する。
カタログにも掲載されたマルチバックを背負ったモデルMasacoさん(局免持ち、JARL広報大使でもある)が登場し、ポーズをとる。
IMGP0167ab
IMGP0170aa
IMGP0174ab
IMGP0176ab
IMGP0178ab
IMGP0180aa
体の小さい女性と比べても確かにコンパクトだ。
もし、このIC-705が大ヒットしたら、新たなる移動運用ブームが来るかもしれない。
アニメ『ヤマノススメ』や『ゆるキャン』などでソロキャンパーは増えたらしいので、メーカーやJARLがアウトドア界隈とタイアップキャンペーンを展開し、萌えキャラクターで移動運用アニメを地上波や動画サイトで放映配信すれば、まったくありえない話でもない
他のメーカーも呼応して次々に同様なポータブル機を発売。パナソニックも半世紀ぶりに新RJXシリーズを復活なんて時代が来るかも。
あるいは逆にIC-703と同様に煮え潰れ、結局2020年以降もFT-818が唯一HF~430MHzオールモードポータブル機として細々と生き長らえる運命なのかもしれない。

いずれにせよ、このIC-705が新世代ポータブル機の新たな波を呼び込んだことだけは間違いない。

最後に主な現有のHF~50MHz/144/430オールモードのポータブル機とIC-705のスペック比較表を作ってみた。



●2019年9月現在/公式サイト製品カタログから抜粋(詳細はメーカーサイト確認のこと)

  YAESU FT-818ND KX-3
ICOM IC-705
送信周波数範囲 1.9MHz帯 ~ 50MHz帯
144MHz 帯、430MHz 帯のアマチュアバンド
4630kHz( 非常連絡設定周波数)
1.8MHzから50MHzまでのアマチュアバンド HFから50/144/430MHz
受信周波数範囲 100kHz ~ 30MHz
50MHz ~ 54MHz
76MHz ~ 108MHz(WFM のみ)
108MHz ~ 154MHz
420MHz ~ 470MHz
(代理店サイトには記載なし) 30kHzから144MHz帯まで連続カバー
モード A1A(CW)、A3E(AM)、J3E(LSB/USB)、F3E(FM)、
F1D(9600 bps packet)、F2D(1200 bps packet)
SSB,CW,データモード(4種),AM,FM SSB/CW/RTTY/AM/FMに加えD-STARのDVモード
定格送信出力
(アマチュアバンド内)
6W(SSB/CW/FM)、2W(AM)
6W/5W2.5W/1Wの4段階の設定
出力可変範囲0.1~10W(高効率10W/5Wの2台のパワーアンプ内蔵)
KXPA100 オプションにより 100W
最大出カ10W(外部電源13.8V時)。付属のリチウムイオンバッテリーBP-272(7.4V 2000mAh)装着時は、最大出カ5Wでの運用が可能。QRP(5W)QRPp(0.5W)にも対応
電源電圧 外部電源:定格 DC13.8V ± 15%(マイナス接地)
(使用可能電圧:DC8.0V ~ 16.0V)
内部電池:単三乾電池 DC12.0V
SBR-32MH DC9.6V
13.8V
単3型ニッケル水素電池 8本 内蔵可能
外部電源13.8V
付属リチウムイオンバッテリーBP-272(7.4V 2000mAh)
外形寸法 (W x H x D) 135 mm x 38 x 165mm (突起物含まず) 188x86x43mm(オプション無し)
約200mm×約80mm×約85mm
質量 約900g:本体のみ(乾電池、充電池、アンテナ、マイクは含まず) 680g(オプションを含まず) 約1kg(充電池BP-272含む、アンテナ除く)
実売価格(19年9月現在) 8万円弱前後

169,248円(本体完成品輸入代行価格サポート代含む)価格表参照

10万円前後を予定
発売日 2018年3月(原型のFT-817は2000年) 2011年 2020年3月発売開始を目指す
その他 充電式のニッケル水素電池(1900mAh)を標準付属している他、単3形乾電池運用、外部電源による運用など多彩な電源供給に対応し快適なポータブル運用が可能。
・充電式電池運用:ニッケル水素電池パック(9.6V 1900mAh)標準付属
・乾電池運用:単3形アルカリ乾電池8本による運用(乾電池ケースは標準付属)
・外部DC電源運用:外部電源ケーブル(E-DC-6) 標準付属
小さなサイズに関わらず1.9~50MHzの全てのアマチュアバンドをオールモードでカバー、大型固定機に
迫るDSP機能をフル活用可能。(詳細は公式代理店サイト参照
●RFダイレクト・サンプリング方式を採用
●リアルタイムスペクトラムスコープ&ウオーターフォール表示
●タッチ操作対応大型カラーディスプレイ搭載
●リチウムイオン充電池(BP-272)、外部電源(13.8V)の使用が可能
●送信最大出カ10W(外部電源13.8V時)/5W(付属充電池使用時)でQRP、QRPpでの運用にも対応
●Bluetooth/無線LAN接続に対応
●GPSアンテナ、GPS口ガーを搭載
●microSDカードスロットを装備
●V/UHFに対応したホイップアンテナとスピーカーマイクが付属
●移動、フィールド運用に最適なマルチバッグ「LC-192」を用意

- * *
*
- * *
*
- * *
*

 

 







| | コメント (0)

ハムフェア2019参加記(2019年8月31日~9月1日)

今年も8月31日~9月1の二日間、東京江東区東京ビッグサイトにて開催された「ハムフェア」にクラブ出展参加。
昨年、一昨年に引き続き、旧KDXC時代(当クラブ機関誌『CALL SIGN』の表紙イラストを担当)からお世話になっている『秋葉原BCLクラブ』(C-059)主宰BCLDXer関山OMの御厚意により同スペース内にて、無線、BCL関連のイラスト・コミック同人誌を頒布させて頂いた。
詳細は今回もhamlife.jp様のサイトで御紹介していただくことが出来た。
https://www.hamlife.jp/2019/08/19/hamfair2019-abyu/
昨年に引き続き、ハムフェアー仕様のQSLカードを製作し、144/430FMハンディーにて現地運用も実施した。
今回はデザインを2種類用意。
JH1EAF2019HAMaaa
JH1EAF2019HAMbaa

8月31日
IMGP0110aa
本年度の会場は東京ビッグサイト南3、4ホール。
来年、東京オリンピックのために東館が使用できないため、新たに建てられたホール。
りんかい線の駅から離れており、結構な距離を歩く。
IMG_20190901_155041aa
クラブスペースには午前9時半頃到着。
10時の開場前よりVX-3にて430FM中心に記念運用を開始する。
IMGP0115ab
開場後、どっと人波が押し寄せる。ハムフェアでは最も人が多い時間帯。
同人誌頒布と移動運用、接客、カード発行をすべて一人で担当したため、慣れるまでが大変。
去年ほど430FMの相互変調、混信は酷くなく、比較的順調にQRV出来た。
出力も100mWに絞る運用に努める。
14時台に1時間ほど店番を他の方にお願いして、会場を観て廻る。
今回も新しいQSLカードをオノウエ印刷に発注。例によって「Radio LOG」も購入。
QSLカードデザインでお世話になっているA4マニアックスの代表岩田OMにも諸々の件でご挨拶の後、更に会場を徘徊。
初日はいつものことながら盛況だ。
特に今回は開催前から噂されていたアイコムの新しいポータブル機「IC-705」に注目が集まり、ブースの前はすごい人。
IMGP0157ab
IC-705に関しては後述。
IMG_20190901_154206aa
アイコムは昨年もデジタル小電力コミュニティー無線トランシーバー「IC-DRC1」を発表しており、フィールド運用重視のようで自分の無線嗜好とベクトルが近い。
IMGP0131aa
また、アルインコでも、そのデジタル小電力コミュニティー無線対応のハンディー「DJ-PV1D」を参考出品しており、興味深い。
IMGP0151aa
IMGP0149ab
IMGP0148ab
昨年のハムフェアで注目したのにも拘わらず、未だ自分が「IC-DRC1」を導入していない理由として、ネット等のレビューを見る限りにおいては、思ったほど交信エリアは広くなく、位置情報の扱いも難しいためか、あまりユーザー数も増えず、交信相手を探すのにも一苦労らしいという事情もある。
販売店でもあまり扱っておらず、購買意欲をそそる宣伝もされていない事も購入に至らない理由のひとつ。
このアルインコの新製品が何とかデジタル小電力コミュニティー無線の普及拡大に繋がることを期待したい。

他、AORのブースではフランス軍仕様の無線機収納ジャケットがなかなか興味深い。
IMGP0116aa
ケンウッドと八重洲無線は特に自分の無線スタイルに触れる新製品等は見つけられず。
IMGP0143ab
FT-818も地味に展示。
IMGP0127aa
ここ数年、貰えたヤエスのキャップ。残念ながら今年は「WIRES-Xの基地局を運営しているノードオーナー、WDXCに登録しているユーザーのいずれかに該当する」ユーザーに限られて配布されていたのでGETならず。
1時間ほどで自分のブースに戻り、430FMで記念運用再開。
多くの方にお繋ぎ頂き、16時過ぎまでに延べ50局とQSOして頂いた。
IMGP0136aa
ハムフェア1日目終了後、新橋にて「秋葉原BCLクラブ」の打ち上げに参加。
僭越ながら乾杯の音頭を取らせて頂く。
IMGP0139


9月1日
昨日よりも気温が上がって残暑がきつい。
しかし、南館は冷房が効いているので楽。
ハムフェア二日目は、例年通り初日に比べ来場者数は落ち着く。
昨日に引き続き、同人誌頒布と移動運用に勤しむ。
IMG_20190901_101627aa

13時より、サテライトスタジオでFM西東京「QRL」の公開録音放送があるというので見学。
高尾JARL会長がゲスト。
IMGP0153ab
収録後、スタジオ前で番組DJと記念撮影会。
IMGP0160ab
その後昨日、見て回れなかった場所も徘徊。
CQ出版社ブースでは1球式再生受信機キットRR-49の販売と参考出品の単球7MHzQRP送信機が展示されていた。
IMG_20190901_154604aa
7030KHzの水晶発振子付属で周波数固定のようだが、これも興味深い。
真空管式のCW無線機はロマンである。
戦前から1950年代前後の映画やアニメの世界で描かれていた無線シーンを実践出来るのだ。
キットというハードルはあるが、自分の無線嗜好の琴線に触れる。
売り場のお姉さんも初心者ながら作れたと言っていたのでそんなに高度な技術は必要なさそう。
IMGP0144aa
IMGP0146aa
今回のハムフェアの目玉がIC-705であることに異論はないが、自分としてはこのRR-49とTX-49も捨てがたい魅力だ。
また「電波新聞社」ブースでは、1970年代のBCLブームの火付け役にもなった『BCLマニュアル』が令和版として復刊。先行発売分があっという間に完売とか。
自分も1冊何とか入手することが出来た。
14時にはブースに戻り、記念運用再開。430FMに加え、144FMにもQRV.
また昨日は交信できなかった特定小電力無線で2局ほどQSO.内1局はアイボール頂いた。
この日は16時過ぎまでにアマチュア、特定小電力含め、延べ26局とお繋ぎ頂いた。
15時台にはhamlife.jpのスタッフOM様や昔から馴染みのあったCFMDJさんがブースに訪れて頂き、暫しお話を伺う。
あっという間にハムフェア二日目も終了。
「秋葉原BCLクラブ」ブースは閉会30分前の15時半に撤収。
最後に恒例のコンパニオン様撮影。
IMGP0185ab
IMGP0152ab
AORのコンパニオンがCAテイストだったのは展示がエアバンドレシーバーがメインだったからか?
閉会前にアナウンスがあり、来場者数は二日間開催になって最高の4万2千人に達したとか。
アマチュア局数は減っても中核となる熱心な愛好家は健在ということだろうか。
さて、例年なら来年開催予定日が記されているはずのメインゲートの裏。今回はそれがない。
IMGP0186ab
2020年はオリンピックでビッグサイトが使えず、来年のハムフェア開催は未定らしい。
これも閉会アナウンスによれば来年の開催については、場所や時期を変更して検討中らしい。
なんとか2020年もハムフェアが開催できることを望みたい。
帰り際に西館屋上にて、少しだけ430FMでQRVし、2局ほどお繋ぎ頂く。
トータル2日間で延べ78局と交信頂いた。
IMGP0192aa
IMGP0196aa
ハムフェア2019も無事終了。
『秋葉原BCLクラブ』ブースにて頒布同人誌を手にとって頂き、また交信頂いた各局様にこの場を借りて御礼申し上げる。
また、改めて『秋葉原BCLクラブ』主宰BCLDXer関山OMとクラブ有志の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げる。
ハムフェアー2019お疲れ様でした。

帰宅後、『BCLマニュアル』の1976年版と並べて撮影。この間43年の歳月を考えると感慨深い。IMG_20190901_233319aa

「すぎなみYA34」東京都江東区東京ビッグサイトでの特定小電力無線交信記録

日時/2019年8月31~9月1日 コールサイン/すぎなみYA34
 無線機/ユニデンSLT001 注/距離は大凡km単位。

ch 時間JST 局名 移動地 距離km メリット 備考
L5
1101
ちばAT357
江東区東京ビッグサイト会場内

<1

5/5

9月1日

L1
1107
こもろYK515
江東区東京ビッグサイト会場内

 <1

5/5

9月1日・アイボール

 

 

 
 

 

 

 

     

 

 

 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
   

 

   




交信データ
移動地/東京都江東区東京ビッグサイト南館ハムフェア会場及びその周辺
交信日時/2019年8月31~9月1日
交信時間/31日:0943~1602JST・1日:0930~1627JST
周波数/144MHz
FM・430MHz帯FM・特定小電力無線422MHz帯

天候/31日:曇り時々晴れ・1日:晴れ
無線機/スタンダードVX-3 ユニデンSLT001
アンテナ/付属ヘリカル
出力/0.1~1W(特定小電力無線/10mW)
交信局数/78(特小含む)
144MHz8局(FM)、430MHz68局(FM)、特定小電力無線2
地域別/東京都78(江東区東京ビッグサイト78)




| | コメント (0)

« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »