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移動運用その220/神奈川県相模原市緑区大明神山移動その1(2019年3月9日)

先週に引き続き、好天に恵まれた週末の3月9日。
この日はボーカロイド初音ミクに因んだ「ミクの日」。
毎年「ミクの日」仕様のQSLカードを作っているので、その発行も兼ねて移動運用に赴く。
場所は相模原市緑区にある大明神展望台。
先々週、同じ相模湖畔にあるプレシャーフォレストに出掛けた際、この辺りの展望地を検索した時に見つけた移動候補地。
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石老山尾根沿いの標高557m程にあるポイント。

眼下に相模湖を見下ろし、高尾~陣馬山縦走路越しに都心部も望めるという。天候がよいと富士山も窺えるとか。
移動運用地としてはあまり知られていないようなので興味深い。
常置場所最寄り駅から午前7時半頃出発すれば、午前11時前には着けそうだった。
ただ、この展望台までアクセスするルートは石老山から下る経由地として紹介されている例が殆んど。
直接赴くとなると逆方向なのでアプローチの場所等が微妙に解らない。
サイトで調べてみたがこれといったルート例が出てこないので、準備としては中途半端に。
それが、今回アクシデントの元になってしまった(詳しくは後述)。


1.ホリデー快速「富士山」号で相模湖駅へ
交通手段は相模湖駅までJR中央線を使う。
事前に調べると、ホリデー快速「富士山」号がダイヤ改正で3月10日に廃止されることを知る。
これは新宿から大月経由富士急線河口湖駅まで乗り入れている週末限定の快速電車。
一日上下2本が運用されて自由席には乗車券のみで利用出来るので高尾方面に移動運用する際には大変重宝した。
しかし3月10日以降は全席特急指定席オンリーの便に統合されてしまうようだ。
せっかくなのでこの快速電車を始発新宿駅から利用することにする。
当日、7時半頃、新宿駅11番線に到着。
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すでに自由席のドア付近には行列も。鉄道ファンらしき人もちらほら。中高生風で年齢層が若いのが意外な印象。
暫くするとホリデー快速「富士山」号が入線。
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以前は国鉄時代の特急型が使われていて、ヘッドマークもあったが、今日使われている車種は電光掲示で趣がないのが残念。
0814JST、新宿出発。
車内は通勤時間並みの混雑。やはり外国人が目立つ。
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新宿を出ると次の停車駅は立川。立川でも相当数の利用者が乗り込んできて、更に混雑が増す。
多摩川を渡る鉄橋からは富士山も望め、天候は申し分なし。
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0909JST、相模湖駅着。
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駅近くの店で昼食用の食料を調達。
0935JST、「三ヶ木」バス出発。このバスもほぼ満員。乗客の殆んどはプレシャーフォレスト行楽目的のようだ。
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0943JST、「プレシャーフォレスト前」バス停着。
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2.プレシャーフォレストバス停から相模湖休暇村キャンプ場へ
道路を渡ってプレシャーフォレストの入場ゲート反対側向かいの舗装された県道517号線を進む。
神社の鳥居が目印になる。
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途中「渡し舟」の看板通過。
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もう少し行けば、展望台までの通過点であるキャンプ場に達するはず。
しかし、その入り口に気がつかず、そのまま517号線を進んでしまったのがアクシデントの始まり。
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相模湖観光協会発行の「石老山ハイキングマップ」では「6」の場所が正規ルートの入口。
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1012JST、更に8分ほど県道517号線を上がった場所に山側に至る階段が設置されているのを発見。
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正確な地点は下のグーグルマップストリートビュー参照。

昇ってみると「大明神展望台入口」の道標が。
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当然この標識に従えば、このまま上っていけば展望台まで行けるはずと考えたので、本来のルートではないとしても大丈夫だろうと進んでいく。
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暫く登って送電線を潜り、振り返ると眼下に相模湖畔が広がっている。
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ところが急斜面の途中で様子がおかしい事に気がつく。
階段も消え、ルートらしき踏み跡も不明瞭になっているのだ。
10kg近い荷物を背負っていたのでバランスをとるのも難しい位の斜面。
その上、棘のある植物があって、思わず掴んでしまい吃驚する。
これはどうにかせねば・・。
とにかく直近のピークまでは何とか這い上がった。


3.名称不明ピークの朽ちた木片と石標
1036JST、やっとの思いで名称不明なピークに至る。
足が攣りかけたので暫く休憩。
頂上には朽ちた木材構造物と石標識があった。
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今は採用されていない昔の飲料缶プルトップが落ちていたので、誰かが訪れたとしても相当前。
朽ちかけた木片が何かは解らない。ベンチか東屋の痕だろうか。
標識には「内」と読める漢字が。しかしそれ以外の部分は不明瞭。
この標識自体も相当古く、明治時代以前のものかも知れぬ。
とにかく、現在位置を確認しなければならない。
持参したスマホでグーグルマップを起動。
少なくともこの場所から展望台に至る道は表示されず。
では、あの「大明神展望台入口」標識は何だったのだ?
送電線保守や林業関係者用だったのだろうか?
とにかくこの場所から正規ルートに戻らねばならない。
だが一旦引き返すとなると相当な時間ロスになるし、あの茨のような植物が茂る急斜面を下るのは厄介だ。
マップで調べるとここから南に暫く行けば正規ルートの経由するキャンプ場隣接の登山者用公衆トイレの裏に出られるはず。
距離も僅かだ。
手持ちのコンパスを取り出して方角を確認。幸いそちらの方向は尾根伝いで道がなくても進めそうだ。
呼吸を整え、キャンプ場方向へと歩き出す。


4.急斜面の彷徨
尾根の所々に野生動物の糞が。鹿だろうか?
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先ほどの標識と似た石柱もいくつか見つける。
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暫く行くと30度以上ありそうな急斜面。
正規ルートへはこの斜面を下らなければならない。
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急斜面といっても岩場ではなく、落ち葉の積もった腐葉土の斜面。
とはいえ、とても立っていられない角度。落ち葉と一緒に滑り落ちるように降下。
もしルートが間違っていたら再びここを這い上がらねばならないと考えると憂鬱になる。
だが、なかなかキャンプ場のトイレを見つけられず、不安が募ってくる。
下からは沢の音。
道迷いした場合の鉄則として「絶対下るな」というのがある。
沢に出てしまい、崖から転落というケースもあるのでこの状況はまずい。
今回はグーグルマップで現在位置を掌握しているので、厳密には「道迷い」ではないが、道のない場所に立ち入ってしまったことは確か。
改めてグーグルマップをチェック。若干方角を間違っていたことに気がつく。
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微調整して急斜面を滑りつつ喘ぎながら横断。
もし、脱出ルートが正しかったとしても、今居る斜面と正規ルートの間に沢があったら、結局は引き返さねばならない。
焦りが高まる。移動運用どころではない。
と、下を見るとトイレらしき建物の屋根とアスファルトの道が見えた。
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幸い、間に沢はない。直接降りられそうだ。
落ち葉と一緒に滑り落ちつつも、やっと正規ルートに合流出来た。

(その2に続く)

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