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2019年3月

移動運用その221/東京都新宿区新宿中央公園富士見台移動(2019年3月17日)

本日の移動地は新宿区中央公園富士見台にある旧淀橋浄水場六角堂。
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西新宿高層ビル街が出来る前の淀橋浄水場にあった数少ない遺構。
淀橋浄水場は東京市近代水道整備のために玉川上水から水を引き入れて1898年に稼動開始。1965年3月まで運用された。
その後の機能は東村山市の東村山浄水場に移転。
跡地の再開発計画として1960年代後半より新宿副都心計画がスタート。
現在は都庁舎等、高さ200m前後の超高層ビル街に変貌した。
旧淀橋浄水場六角堂は中央公園整備の際に地盤をそのまま残して記念物として保存したという。
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この富士見台も天然の丘ではなく、沈澄池を掘削した土を利用して造られた人工丘。
案内板によると標高は約45m。
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実際、どのような経緯で今日に至ったか、国土地理院の航空写真で辿ってみた。
赤い丸が、現在六角堂が建っている富士見台の位置。


1947年9月の航空写真

USA-M451-28aaa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1179127&isDetail=true を元にJH1EAF製作
整理番号/USA  コース番号/M451  写真番号/28  撮影年月日/1947/09/08(昭22)  撮影地域/東京西北部  撮影高度/1524m  撮影縮尺/9974   カメラ名称不明  焦点距離(mm)/152.800  カラー種別/モノクロ  写真種別/アナログ   撮影計画機関/米軍   市区町村名/新宿区)

まず、1947年に米軍が撮った西新宿の航空写真。
淀橋浄水場は現役。富士見台は浄水池すぐ西側の縁に位置していた。
六角堂らしき建物の影も確認できる。
USA-M451-28abb
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1179127&isDetail=true を元にJH1EAF製作
整理番号/USA  コース番号/M451  写真番号/28  撮影年月日/1947/09/08(昭22)  撮影地域/東京西北部  撮影高度/1524m  撮影縮尺/9974   カメラ名称不明  焦点距離(mm)/152.800  カラー種別/モノクロ  写真種別/アナログ   撮影計画機関/米軍   市区町村名/新宿区)

現在、新宿中央公園になっている場所は、戦前小西六写真工業(現:コニカミノルタ)の工場敷地だった。
更にその西側は江戸時代より熊野神社や十二社池を中心に景勝地として栄え、花街があったという。
1947年当時も十二社池は残っているが、その後ここも埋め立てられ、現在は見る影もない。


1957年10月の航空写真
USA-M1010R1-60aaaa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1173445&isDetail=trueを元にJH1EAF製作
整理番号/USA  コース番号/M1010R1  写真番号/60  撮影年月日/1957/10/10(昭32)  撮影地域/東京西北部  撮影高度(m)/3048  撮影縮尺/20000  カメラ名称不明  焦点距離(mm)/152.400  カラー種別/モノクロ  写真種別/アナログ  撮影計画機関/米軍  市区町村名/新宿区 )

淀橋浄水場の貯水池に反射する陽差しが綺麗。浄水場の周りは戦後復興し、宅地が増えた。
富士見台の南側に野球場のようなグラウンドが出来ている。
十二社池は縮小したが、全体として1947年から大きな変化はない。
現在東京パークタワーが建っている場所にあったガスタンクが鮮明に写っている。


1966年11月の航空写真
MKT666X-C6A-13aa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=446962&isDetail=trueを元にJH1EAF製作
整理番号/MKT666X  コース番号/C6A  写真番号/13  撮影年月日/1966/11/04(昭41)  撮影地域/東京西北部  撮影高度(m)/3100  撮影縮尺/20000   カメラ名称/RC8  焦点距離(mm)/151.880  カラー種別/モノクロ  写真種別/アナログ  撮影計画機関/国土地理院  市区町村/新宿区 )

1965年に淀橋浄水場が廃止され、都市計画によって大規模に土地改造中の西新宿。
至るところ造成され、一気に様相が変わる。
ただ、赤丸内の富士見台辺りだけは手が付けられていない様子。
陽の影でこの場所が盛り上がっていることが解る。

1971年4月の航空写真
MKT712X-C6-5aa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1665610&isDetail=trueを元にJH1EAF製作 
整理番号/MKT712X  コース番号/C6  写真番号/5  撮影年月日/1971/04/23(昭46)  撮影地域/東京西北部  撮影高度(m)/3000  撮影縮尺/20000  カメラ名称/RC8  焦点距離(mm)/152.220  カラー種別/モノクロ  写真種別/アナログ  撮影計画機関/国土地理院  市区町村名/新宿区 )

西新宿高層ビル最初の京王プラザホテルがすでに完成。
新宿中央公園も造成が終わったようで、ほぼ現在の形に。
富士見台と六角堂も確認出来る。


1975年1月の航空写真
CKT7415-C28A-34aa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1005815&isDetail=true元にJH1EAF製作 
整理番号/CKT7415  コース番号/C28A  写真番号/34  撮影年月日/1975/01/20(昭50)  撮影地域/東京  撮影高度(m)/1200  撮影縮尺/8000  カメラ名称/RC8  カラー種別/カラー  写真種別/アナログ   撮影計画機関/国土地理院  市区町村名/新宿区 )

住友三角ビルに三井ビル、KDDビルも完成。安田火災ビルが建設中の時代。


2017年の航空写真
CKT20176-C25-22aa
(出典:国土地理院ウェブサイト https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1758341&isDetail=true元にJH1EAF製作 
整理番号/CKT20176  コース番号/C25  写真番号/22  撮影年月日/2017/05/29(平29)  撮影地域/東京  撮影高度(m)/2201  撮影縮尺/10000  カメラ名称/DMC2e-230  焦点距離(mm)/92.000  カラー種別/カラー  写真種別/デジタル  撮影計画機関/国土地理院  市区町村名/新宿区 )

都庁舎も完成し、ほぼ現在と同じ状況に。


当日移動運用の様子
この日は午後遅く、JR新宿駅から徒歩でアプローチ。
途中、改装中の住友ビルを横切り、中央公園へ。
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駅から約10分で富士見台六角堂着。
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以前は名のとおり、ここから富士山が望めたというが今はビルに囲まれ、眺望は望めず。
東側は巨大な都庁舎がそそり立っている。
都庁舎がなかった1970年代後半に撮った写真が残っているので紹介。
西新宿1979
手前に六角堂が写っている。
この日は天気もよく、時折散策の人が登ってくる。
16時過ぎより、VX-3ハンディーで430FM運用開始。
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ここからの移動運用は初めて。
公園東隣の高層ビル街にいくつも地上高200m前後の無料展望ロビーがあるので、敢えて標高45mしかないこの展望台で運用する理由もないのだが、それでも高層ビル反射等の伝播も期待してみた。
実際は、やはり廻りの高い建造物に阻まれNG。
比較的強く入感している移動局を呼んでも拾っていただけない。
16時半ごろより、ダメもとでCQを出してみると、渋谷区代々木上原ローカルの局から応答頂く。
坊主は免れた。
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17時過ぎると日も翳ってきたので場所を移し、NSビル29階展望スペースへ。
正面の住友ビル改築が進んでいるようだ。
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六角堂から呼んでも繋がらなかった都内目黒区移動局とやっとQSO。
他に大田区固定局とお繋ぎ頂く。
結局、この日は都内3局のみで終わる。

交信データ
移動地/東京都新宿区新宿中央公園富士見台(標高45m)・新宿NSビル29階
交信日時/2019年3月17日
交信時間/1640~1818JST
周波数/430MHz/FM 
天候/晴れ

無線機/スタンダードVX-3
アンテナ/付属ヘリカル

出力/0.5~1W
延べ交信局数/3
430MHz3(FM3)
交信相手所在地/東京都3(渋谷区代々木上原、目黒区、大田区)

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移動運用その220/神奈川県相模原市緑区大明神山移動その1(2019年3月9日)

先週に引き続き、好天に恵まれた週末の3月9日。
この日はボーカロイド初音ミクに因んだ「ミクの日」。
毎年「ミクの日」仕様のQSLカードを作っているので、その発行も兼ねて移動運用に赴く。
場所は相模原市緑区にある大明神展望台。
先々週、同じ相模湖畔にあるプレシャーフォレストに出掛けた際、この辺りの展望地を検索した時に見つけた移動候補地。
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石老山尾根沿いの標高557m程にあるポイント。

眼下に相模湖を見下ろし、高尾~陣馬山縦走路越しに都心部も望めるという。天候がよいと富士山も窺えるとか。
移動運用地としてはあまり知られていないようなので興味深い。
常置場所最寄り駅から午前7時半頃出発すれば、午前11時前には着けそうだった。
ただ、この展望台までアクセスするルートは石老山から下る経由地として紹介されている例が殆んど。
直接赴くとなると逆方向なのでアプローチの場所等が微妙に解らない。
サイトで調べてみたがこれといったルート例が出てこないので、準備としては中途半端に。
それが、今回アクシデントの元になってしまった(詳しくは後述)。


1.ホリデー快速「富士山」号で相模湖駅へ
交通手段は相模湖駅までJR中央線を使う。
事前に調べると、ホリデー快速「富士山」号がダイヤ改正で3月10日に廃止されることを知る。
これは新宿から大月経由富士急線河口湖駅まで乗り入れている週末限定の快速電車。
一日上下2本が運用されて自由席には乗車券のみで利用出来るので高尾方面に移動運用する際には大変重宝した。
しかし3月10日以降は全席特急指定席オンリーの便に統合されてしまうようだ。
せっかくなのでこの快速電車を始発新宿駅から利用することにする。
当日、7時半頃、新宿駅11番線に到着。
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すでに自由席のドア付近には行列も。鉄道ファンらしき人もちらほら。中高生風で年齢層が若いのが意外な印象。
暫くするとホリデー快速「富士山」号が入線。
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以前は国鉄時代の特急型が使われていて、ヘッドマークもあったが、今日使われている車種は電光掲示で趣がないのが残念。
0814JST、新宿出発。
車内は通勤時間並みの混雑。やはり外国人が目立つ。
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新宿を出ると次の停車駅は立川。立川でも相当数の利用者が乗り込んできて、更に混雑が増す。
多摩川を渡る鉄橋からは富士山も望め、天候は申し分なし。
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0909JST、相模湖駅着。
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駅近くの店で昼食用の食料を調達。
0935JST、「三ヶ木」バス出発。このバスもほぼ満員。乗客の殆んどはプレシャーフォレスト行楽目的のようだ。
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0943JST、「プレシャーフォレスト前」バス停着。
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2.プレシャーフォレストバス停から相模湖休暇村キャンプ場へ
道路を渡ってプレシャーフォレストの入場ゲート反対側向かいの舗装された県道517号線を進む。
神社の鳥居が目印になる。
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途中「渡し舟」の看板通過。
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もう少し行けば、展望台までの通過点であるキャンプ場に達するはず。
しかし、その入り口に気がつかず、そのまま517号線を進んでしまったのがアクシデントの始まり。
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相模湖観光協会発行の「石老山ハイキングマップ」では「6」の場所が正規ルートの入口。
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1012JST、更に8分ほど県道517号線を上がった場所に山側に至る階段が設置されているのを発見。
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正確な地点は下のグーグルマップストリートビュー参照。

昇ってみると「大明神展望台入口」の道標が。
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当然この標識に従えば、このまま上っていけば展望台まで行けるはずと考えたので、本来のルートではないとしても大丈夫だろうと進んでいく。
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暫く登って送電線を潜り、振り返ると眼下に相模湖畔が広がっている。
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ところが急斜面の途中で様子がおかしい事に気がつく。
階段も消え、ルートらしき踏み跡も不明瞭になっているのだ。
10kg近い荷物を背負っていたのでバランスをとるのも難しい位の斜面。
その上、棘のある植物があって、思わず掴んでしまい吃驚する。
これはどうにかせねば・・。
とにかく直近のピークまでは何とか這い上がった。


3.名称不明ピークの朽ちた木片と石標
1036JST、やっとの思いで名称不明なピークに至る。
足が攣りかけたので暫く休憩。
頂上には朽ちた木材構造物と石標識があった。
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今は採用されていない昔の飲料缶プルトップが落ちていたので、誰かが訪れたとしても相当前。
朽ちかけた木片が何かは解らない。ベンチか東屋の痕だろうか。
標識には「内」と読める漢字が。しかしそれ以外の部分は不明瞭。
この標識自体も相当古く、明治時代以前のものかも知れぬ。
とにかく、現在位置を確認しなければならない。
持参したスマホでグーグルマップを起動。
少なくともこの場所から展望台に至る道は表示されず。
では、あの「大明神展望台入口」標識は何だったのだ?
送電線保守や林業関係者用だったのだろうか?
とにかくこの場所から正規ルートに戻らねばならない。
だが一旦引き返すとなると相当な時間ロスになるし、あの茨のような植物が茂る急斜面を下るのは厄介だ。
マップで調べるとここから南に暫く行けば正規ルートの経由するキャンプ場隣接の登山者用公衆トイレの裏に出られるはず。
距離も僅かだ。
手持ちのコンパスを取り出して方角を確認。幸いそちらの方向は尾根伝いで道がなくても進めそうだ。
呼吸を整え、キャンプ場方向へと歩き出す。


4.急斜面の彷徨
尾根の所々に野生動物の糞が。鹿だろうか?
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先ほどの標識と似た石柱もいくつか見つける。
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暫く行くと30度以上ありそうな急斜面。
正規ルートへはこの斜面を下らなければならない。
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急斜面といっても岩場ではなく、落ち葉の積もった腐葉土の斜面。
とはいえ、とても立っていられない角度。落ち葉と一緒に滑り落ちるように降下。
もしルートが間違っていたら再びここを這い上がらねばならないと考えると憂鬱になる。
だが、なかなかキャンプ場のトイレを見つけられず、不安が募ってくる。
下からは沢の音。
道迷いした場合の鉄則として「絶対下るな」というのがある。
沢に出てしまい、崖から転落というケースもあるのでこの状況はまずい。
今回はグーグルマップで現在位置を掌握しているので、厳密には「道迷い」ではないが、道のない場所に立ち入ってしまったことは確か。
改めてグーグルマップをチェック。若干方角を間違っていたことに気がつく。
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微調整して急斜面を滑りつつ喘ぎながら横断。
もし、脱出ルートが正しかったとしても、今居る斜面と正規ルートの間に沢があったら、結局は引き返さねばならない。
焦りが高まる。移動運用どころではない。
と、下を見るとトイレらしき建物の屋根とアスファルトの道が見えた。
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幸い、間に沢はない。直接降りられそうだ。
落ち葉と一緒に滑り落ちつつも、やっと正規ルートに合流出来た。

(その2に続く)

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移動運用その220/神奈川県相模原市緑区大明神山移動その2(2019年3月9日)

4.改めて大明神展望台へ挑む
なんとか登山者用公衆トイレの前に辿り着き、本来の大明神展望台への正規ルートに戻る事が出来た。
時刻は1105JST。
約、50分間、彷徨していた計算になる。
下の地図は彷徨った道程をグーグルマップ上に表示してみた。
但し直接記録されたデータに基づいた軌跡ではないので、あくまで記憶とグーグルマップに基づく推定。
いずれにしろ正規ルートの入り口を見逃していなかったら、今頃もう展望台に着いていたかも知れない。
重い移動機材を背負いつつ貴重な時間と体力を消耗してしまい、かなりのダメージ。
移動運用目的のハイクでここまで迷った経験は初めてか。
幸い、天気も良くGPSで現在位置も確認出来て事なきを得たが、悪天候だったりスマホが電池切れだったらと思うとぞっとする。
トイレ前で暫く休憩。
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このトイレの裏山尾根からエスケープしてきたのである。
見上げるほどの斜面をよく降りられたものだ。
気分を取り直し、展望台に歩みだすも、体力を消耗してしまい、ペース上がらず。
1114JST、アスファルト道から岩場の登山道へ。
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石老山周辺はは巨岩が特徴らしく、苔生した岩が幻想的。
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ただ、沢と登山道の差が紛らわしく、迷いそうになる。
石老山方面から時計回りで下りているハイカーを頼りにルートを確認。自分のようなプレシャーフォレストから登る人はまったく見かけなかった。
道標も少なく、他の奥多摩ハイキングコース等と比べ、不案内。
危なそうな箇所もいくつか通る。
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やっと暗い岩場を抜けて明るい尾根伝いの道へ。
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1224JST 、バス停から2時間41分かかってやっと目的地の大明神展望台着。


5.大明神展望台到着。しかし・・。
ところがである。
その展望台ではドローン運用の人がすでに陣取っていた。
空撮動画もリアルタイムで受像しているようだ。
因みにドローンに使われる周波数帯は以下のとおり。
●操縦周波数帯
73MHz帯
169MHz帯
1.2GHz帯
2.4GHz帯
 ●画像、データ伝送用 無人移動体画像伝送システム
2.4GHz帯
5.7GHz帯
とある。
(詳しくは総務省電波利用公式サイト参照 https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/drone/
アマチュア無線帯とは重複しないが、ドローンを操作している隣でQRPとはいえ、移動運用はやり辛い。
万一、操縦に影響を与えてコントロール不能にさせたりしたら面倒なことに。
同じ無線を扱っている以上、先に始めた人に優先権はありそうだから、ここは仕方なく場所を変更することに。
ルート誤認で彷徨った挙句、本来の目的地で運用出来ないとは、この日はついていない。
それはさておき、展望台には、昼時とあって他にハイカーがたくさん休憩中。
相模湖が見渡せ、高尾山から陣馬山への縦走尾根が一望出来るので人気スポットらしい。
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結局風景写真だけ撮って退散することにする。
幸い、此処から尾根沿いに0.2Km離れた場所に大明神山山頂があるのでそちらに移る事にした。

6.展望台から大明神山頂へ。やっと移動運用開始
1247JST、大明神山山頂到着。
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標高551m。展望台と然程変わらず。
南東方向に石老山と思しき山塊も覗える。
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祠とベンチがあるだけでそれほど広くはないが、アンテナを建てるスペースはあった。
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まだ春先なので木の枝越しに高尾山方面が覗えるが、葉が生い茂ったら何も見えなくなる事は想像に難くない。
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ハイカーもあまり留まらなさそうな場所なので無線もやりやすい。
ポケットダイポールを設置出来そうな程よい高さにある木の枝もあったが、せっかく持ってきたので三脚とアンテナポールを建てる。
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やっと移動運用開始出来たのは13時少し前。
6m中心に15時前まで0.5WQRP運用。延べ25局と交信頂く。
東方面に開けていたので、東京都下固定局の方に多く御呼び頂いた。
残念ながら他のバンドに出る時間的余裕もなく、430FMハンディーで2局御呼びしただけ。FMDXも諦める。
14時過ぎると風も吹き始めた。
陽が長くなったとはいえ、15時を過ぎると山道は暗く、人も居なくなる。
1518JST、大明神山山頂撤収。

7.下山
1530JST、再び大明神山展望台に立ち寄る。
この時間帯はもう誰も居ない。ドローン運用者の姿もない。
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都心方面は茂る樹木で殆ど見通せない。
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駅からのバスが通る相模湖大橋の上のほうには中央高速道路。
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更に上を見ると高尾山から続く縦走路。小仏峠から景信山が望める。
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この下を小仏トンネルが潜っている。
77.5MHzに合わせると八王子FMが受信出来る。
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お馴染み「8Fサタデー」という生番組。
1535JST、これをBGMに往路と同じ道を下山開始。
もう薄暗くなった岩の道は注意を要す。
他のハイカーにも出会わぬまま、黙々と下山。
16時10分頃、彷徨って脱出したトイレ前を通過。
その先にキャンプ場ゲート。一応案内板が設置してあるが、車両止めの柵があるので事前に周知していないと通行不可と錯覚する恐れあり。
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キャンプ場のバンガロー。シーズンオフ中らしく、人の気配なし。
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石老山方面から降りるハイカーにはありがたい案内板。
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1620JST、往路で見落としたキャンプ場入り口ゲートまで降りてくる。
ここも柵が閉まっており、解り辛い。
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道標も小さく、古くて不明瞭。これだと近づかないと大明神展望台への正規ルート入り口とは解らない。
これが大して問題にならないのはハイカーの大多数が石老山経由で降りるルートとして通過するだけなので、入り口として認識する必要がないからなのだろう。
ゲートを後にし、県道517号をバス停に向かって下ると、正面にプレシャーフォレストの観覧車とリフトが覗える。西に傾いた日差しを反射して輝いている。
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場内アナウンスも移動中、ずっと聞こえていた。
1641JST、プレシャーフォレストバス停前にやっと到着。復路は1時間28分かかった。
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17時5分のバスが数分遅れで到着。プレシャーフォレスト帰りの家族連れ等で満員。
バスの車窓から展望台より見下ろした相模湖大橋とトンネルが夕日に赤く染まる風景が流れる。
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1721JST、JR相模湖駅着。
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駅の待合室で、朝、売店で買ったおにぎりでチャージ。
結局道中何も食べていなかった。その時間すらなかったのだ。
1807JST、上り高尾行きに乗車。
高尾で乗り継ぎ中、ホームで430FMに日の出町移動局のCQが聞こえたので応答してQSO頂く。
これが本日最後の交信。
各局様QSO TNX.
その後、東京行き中央線快速に乗って帰宅。

今回は往路ルート間違えて、移動運用前に大幅な時間、体力ロスしてしまい、無線の時間を余り設けられなかった。
それにしてもあの県道517号線沿いにあった正規ルートとは別の「大明神展望台入口」は何だったのだろう?
家に帰って「ヤマレコ」等で調べてみたものの、その辺りのルートも踏み跡もなし。
もしかすると、あの名称不明のピークがもう一つの「忘れられた大明神展望台」だったのだろうか?
今の時点では謎である。


今回の反省点。
1.ルートは確認のうえにも確認。思い込みは禁物。
2.GPS機能のあるスマホ等、コンパスは必須アイテム。今回その必要性を痛感。
2019ミクの日QSL01aa

交信データ
移動地/相模原市緑区大明神山山頂移動(標高551m
交信日時/2019年3月9日
交信時間/1256~1454JST
周波数/50、430MHz/SSB、CW、FM 
天候/晴れ

無線機/FT817、スタンダードVX-3
アンテナ/ミズホポケットダイポール、付属ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/25
50MHz23(SSB15、CW8)、430MHz2(FM2)
交信相手所在地/東京都10(練馬区、葛飾区、豊島区、文京区、町田市、多摩市、日野市、小平市、三鷹市、西多摩郡)、神奈川県5(相模原市緑区×2、中央区、南区、伊勢原市大山)、茨城県1(つくば市筑波男体山)、埼玉県2(入間市、ふじみ野市)、千葉県3(千葉市稲毛区、船橋市×2)、未確認4


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移動運用その219/東京都北区飛鳥山公園移動(2019年3月2日)

やっと気温も上がって、屋外での移動運用も耐えられる季節になってきた3月最初の週末。
この日は都内北区の飛鳥山公園へ。
何回か訪れたことはあったが、移動運用としては初。
近くに「北とぴあ」があり、その展望ロビーのほうが遥かに高度があるので無線は大抵そちらのほうに上っていた。
展望ロビーから南側を見下ろすとJR王子駅西側にこんもりと樹木が茂った飛鳥山公園が望める。
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今回は天気もよく、FT817を持参したので屋外運用を優先し、公園のほうに赴く。
飛鳥山公園の標高は25.4m。
都内では東京23区最高峰の東京都立戸山公園内箱根山の標高44.6m、愛宕山25.69mに次いで高い山。
北区は飛鳥山山頂の位置を表す公共基準点を設置。国土地理院に対し、飛鳥山を地形図に記載するよう要望したが採択されていない。
いずれにしろ、武蔵野台地北端の崖線に位置し、東側が切れ込んだ高台であることは確か。
その崖の下をJR京浜東北線や新幹線の線路が通っており、高架の高さが飛鳥山とほぼ同じになる。
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飛鳥山公園は、江戸時代に桜の名所として開設され、現在はいくつかの博物館と蒸気機関車や路面電車が静態保存されている。
また公園北端には近年スロープカー「飛鳥山公園モノレール」が設置され、アクセスが向上した。
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この日は最寄りJR王子駅南口から陸橋を渡って午前11時前に公園到着。
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児童公園南側の芝にレジャーシートを敷き、低木の枝にポケットダイポールを引っ掛けて運用を開始する。
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好天に恵まれ移動局も多く出ていたが、ビルの林立する都内標高25m程度の場所からQRP1w程度では交信が難しい。
呼んでもなかなかピックアップしていただけぬ。
それでも6mでCQを出すとさいたま市南区の局長さんと繋がり、暫しラグジュー。
12時半過ぎまでの約1時間半で50MHz、144MHz、430MHz帯で7局とQSO頂いた。
この日は時間が限られていたため、13時前に撤収。
各局様QSOありがとうございました。

交信データ
移動地/東京都北区飛鳥山公園(標高25.4m)
交信日時/2019年3月2日
交信時間/1101~1220JST
周波数/50、144、430MHz/CW、SSB、FM 
天候/晴れ

無線機/FT817、スタンダードVX-3
アンテナ/ポケットダイポール、付属ヘリカル
出力/0.5~1W
延べ交信局数/7
50MHz5(SSB3、CW2)、144MHz1(SSB)、430MHz1(FM1)
交信相手所在地/東京都2(葛飾区荒川河川敷、あきる野市金比羅山、)、埼玉県2(さいたま市南区、秩父郡皆野町)、神奈川県1(相模原市)、千葉県2(袖ヶ浦市、市川市)

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