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移動運用その208/栃木県日光市霧降高原小丸山移動前半(2018年10月7日)

10月初旬の3連休。6~7日は全市全郡コンテストも開催される。
台風25号が日本海を進み、天候が危ぶまれたが、幸い関東地方には大きな影響はなさそうで、天気予報には晴れマークも。
そこで今回は日光市の霧降高原へコンテスト参加を兼ねて移動することに。
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ここは以前、同好有志が移動イベントの際、特定小電力無線を使って「海ほたる」パーキングとの遠距離交信に成功したポイント。アマチュア無線でもよく利用されるロケーション。
自分にとっては処女地であったので一度はアプローチしてみたかった。
かつて霧降高原にはスキー場があったが廃止され、現在は「キスゲ平園地」という名称になっている。
残っていたリフトも2010年に撤去されてしまった模様。
なので展望台に至るには霧降高原バス停駐車場のあるレストハウス脇から長い階段を登る必要がある。
更に展望台から標高1689mの丸山山頂まで含めて凡そ1時間20分位の行程。
霧降高原までのルートは都内から東武線で東武日光へ至るのが一般的。そこから路線バスが直接霧降高原まで通っており、アクセスは比較的楽。
問題は所要時間と交通費。運賃は結構かかりそう。
計算してみると特急を使わないとして北千住から往復4156円(東武線区間のみ)の負担。
日光観光用の周遊券「まるごと東武フリーパス」もあるが、こちらは4520円なので逆に高くついてしまう。
所要時間も霧降高原行き8時45分のバスに間に合うためには、自宅を午前5時前には出る必要がある。

当日7日朝、4時50分に自宅を出発。まだ真っ暗だ。
駅に向かう途中、ハンディー機を忘れたことに気がつく。一旦戻ったロスで予定の電車に乗り遅れる。
今回は早々から躓く。
最寄り駅ホームからは東の空に三日月が覗えた。天気はほぼ快晴。
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午前5時15分発上り中央線各駅で中野へ。
午前5時23分発西船橋行き東京メトロ東西線で大手町へ。
更に東京メトロ千代田線に乗り換えて6時14分北千住着。
乗換えに地下道を重い荷物を担いでとぼとぼ歩かねばならず、東武線始発駅に取り付くまでが大変。
すでに普通電車では予定のバスには間に合わない。
やむなく特急を使うことに。
しかし、06時33分発東武日光行き「リバティーけごん1号」の乗車券はすでに満席。
ここで第2の躓き。
同特急に連結されている「リバティー会津101号」の席はまだあったので下今市まで特急で行き、そこから接続の普通電車で行けば、8時45分のバスには間に合う。
取りあえずそのルートで決定。運賃は特急券含め2800円。
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東武の特急に乗るのは久しぶり。日光に赴くのも30年振りか。
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東武500系は新しい車両のようだ。
残念ながら席は通路側。車窓から景色を眺めることも出来ない。
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メモを取ろうとしてボールペンを探すが、あるはずのウエストポーチに入っていない。
これは困った。
筆記具がないと手帳にログをメモ出来ない。
現地で気がつくよりは幸いだったが、乗り換え駅構内でボールペンを購入出来る売店があるだろうか?
乗り継ぎにもあまり時間がないので不安になる。
途中、空席になった窓側から日光連山の写真を撮る。
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08時11分、下今市駅着。
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ここで特急が東武日光行きと会津方面行きとで切り離される。
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下今市駅からは日光連山が美しく覗える。
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だが風景を眺めている余裕はない。急いで売店を探すが構内には見当たらず。
駅を出て近くのスーパーでボールペンを探して購入するも、予想以上に手間取ってしまい、結局08時32分の東武日光行き普通電車には間に合わず。
次は08時50分までない。いずれにしろもう08時45分のバスには乗れない。
この時間帯、バスは1時間に1本位しかないので相当のロスだ。
第3の躓き・・。
特急まで使ったのに予定のバスに間に合わないとは要領が悪すぎる。
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散々の往路だ。
08時50分発、東武日光行きの特急に乗り込む。ここからだと普通乗車券のみでも空席に座れるようだ。
途中車窓から撮った霧降高原方面の写真には、目的地の「キスゲ平」名物の長い階段も写っていた。
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東武日光駅に着いたのは08時57分。
家を出てから4時間強。
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駅前は観光客でいっぱい。駅構内で二日間有効の「霧降高原フリーパス」を購入。1200円。
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霧降高原バス往復運賃は1500円だから300円お得。
結局40分近く待って09時40分のバスに乗り込む。
座席はほぼ満席。相変わらず外国人観光客が多い。
ワインディングロードを約30分かけて霧降高原へ。
車窓から見える山々が美しい。
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午前10時7分、霧降高原バス停着。
すでにここで標高は1340m。
現地は申し分ない好天。
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駐車場を見渡すが、特にアンテナを立てて移動運用中の車は見当たらず。
午前10時8分。ここからいよいよ1400段以上の階段登り。
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約8kgの荷物を背負っての階段はきつい。日差しも暑くて体に堪える。
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山頂部分はすでに紅葉が始まっていて美しい。
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まだまだ先は長い。踊り場で呼吸を整えつつ、更に登って行く。
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途中に展望テラスが何箇所か設けられている。
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遂に1445段を登り切る。約40分かけて小丸山展望台に到着。
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階段はここで終わり、更に上は普通の登山道がつづく。
(後半に続く)

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