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移動運用その165/神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村移動(2016年6月12日)

12日日曜日、三浦郡葉山町の湘南国際村に移動運用に赴く。
そのきっかけは、先日、最寄り駅で見つけたJR東日本『ハイスクール・フリート』のスタンプラリー台紙。
スタンプ1606a
東海道線、横須賀線沿線の川崎、横浜、磯子、大船、平塚、国府津、逗子、横須賀、衣笠の各駅に設置されたスタンプを集め、指定されたNewDays店舗で商品交換や応募ハガキがもらえるというルール。
期間は6月1日から26日まで。
湘南国際村へは丁度このスタンプラリー沿線を通るので移動運用と兼ねられると考えた。
しかし、ネックはスタンプ設置時間帯。
9時半から16時までと短い。早朝や夜間は含まれない。これに合わせて廻っていたら移動運用の時間が採れない。
もっともスタンプラリーはおまけなので、逗子駅ひとつだけでもよしとして、湘南国際村へと出発する。

湘南国際村は移動運用場所としてよく耳にする。
ウィキペディアによると
「神奈川県横須賀市と三浦郡葉山町にまたがる多目的区画地域。
国際的視野に立脚した「学術研究」「人材育成」「技術交流」「文化交流」という相互に関わりの深い機能を集積した「21世紀の緑陰滞在型の国際交流拠点」。
元来はバブル期に長洲一二神奈川県知事の構想によって開発がはじまった。しかし、バブルが弾け開発者の三井不動産が開発を断念し、県へ譲渡された。
研究・研修施設の誘致が進まず、多くの土地が手つかずの状態となっている。計画されていた半分の土地は森を育成する事業が行われている。
三浦半島中央部を縦断する三浦丘陵に位置しており、山林を切り開いて造成された。
域内は、居住エリア、公共施設エリア、研究・開発施設エリア、サービス施設エリアに分かれており、土地区画整理も行われている。
相模湾の向こうに江ノ島や富士山、伊豆半島、伊豆大島を望むことができる」
とのこと。

しかし、具体的にどのポイントが運用地なのかよくわからない。
調べてみてもモービル運用の例が殆どで公共交通機関と徒歩での運用例はあまり紹介されていない。
取り合えず行ってみるしかない。
この日の天候は晴れのち曇り。またもや晴天は望めぬが、6月に入り、蒸し暑さが増すシーズンとなると日差しが翳ったほうが凌ぎやすい。もはや晴れたとしても清々しい視界の開ける新緑の季節は終わってしまったのだ。
朝、Esが開けていてなかなか動けず、かなり遅い出発となった。
1115JST新宿発湘南新宿ライン逗子行きに乗り込む。
先頭のクロスシートのある車両だったが込み合って窓側に座れず、致し方なくロングシートに。
途中、目黒、五反田間にて山梨コンテスト参加局1局と430FMハンディーでQSO.このコンテストは正午までなので目的地に着くまでには終わってしまう。
最初は空いていたが、横浜で部活生徒が大挙乗り込んでどっと混み始める。
逗子に着いたのは定刻より約10分遅れの12時26分。途中の大船駅で安全確認のために停車していたのが原因。
逗子駅改札を出たところに『ハイスクール・フリート』のスタンプ台がある。
何人かのラリー参加者が並んでいたがすぐに解消。
空いたところでスタンプ台紙に捺印。
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スタンプ1606b
幸い、誰も訪れない時間帯が暫く続いたので持参したQSLカード10枚程度にも押す。
逗子駅のスタンプキャラクターは「納沙幸子」と記されている。作品を観ていないのでどんな役柄なのか見当もつかないが。
駅前のコンビニでおにぎりを買い、バス停へ。
逗子駅は周辺の移動運用でもう何回も訪れているが、湘南国際村へのバスは初めて。ターミナルには案内のパネルもある。
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バス停は1番。
予め時刻表を調べてきたので焦らず並ぶ。
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系統は「逗16」の「湘南国際村センター」行き。
12時台から17時台までは毎時55分の一本しかない。
公共交通機関でのアクセスはよいとはいえず。
12時55分のバスに乗り込む。乗客は10人程度か。
バスは国道134号線を南下、昨年移動運用した仙元山のある葉山トンネルを抜け、横須賀葉山線に入る。
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13時23分、逗子駅から30分弱で終点「湘南国際村センター前」に到着。料金は350円。
終点まで乗っていたのは自分を含めて二人だけか。緑茂る丘に近代的な建物が建ち並ぶが人影は薄い。
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道の向こう側に渡って帰りのバス時間を手帳に記す。
親子連れが一組、スマホで現在位置を確認している様子が覗えた。
こちらはスマホは所持していないので手持ちの地図が頼り。
一応は移動運用を予定する広場の場所はチェックしてきたのだが、このバス停からのルートが解らない。
徐にコンパスを出して位置を確認する。
幸い、バス停近くに案内図があったので目的地を探す。

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おそらくこの「グリーンパーク」が目標とするポイントだ。
バス停の先を湘南国際村センターを回り込むように右折。
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センター正門を通り過ぎて暫く車道沿いを歩く。すぐ右側に緑地への階段があるので登っていくと見晴らしのよい視界の開けた広場に出る。
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ここがグリーンパークに違いない。迷うことなく到達できて幸い。
芝の斜面を登っていくと開けたピークに至る。
親子が凧揚げをしていた。
実に気持ちのよいスペースだ。
ざっと見渡すと、徒歩で到達出来る湘南国際村のピークはこの辺りと推測する。人工の建設物を除いてここより高い場所は見当たらない。
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バス停から徒歩5分というのはアクセスがよい。
程なく430FMハンディーに駿東郡小山町の富士スピードウェーに移動中の局からCQが入った。応答するとRS55/43で辛うじて繋がる。お相手は5時間かけて関西から遣ってきたという3エリアの方。
ロケーションは悪くなさそうだ。
少し雲は増えたがなおも日差しが注ぐ天候。
東には大楠山山頂の展望台と鉄塔が望める。そして大楠平の雨量観測塔がよく見える。手前は横須賀市の給水塔か。
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西は相模湾が一望。やや山影になるが江ノ島も確認出来る。
よく目を凝らすと富士山もうっすら見える。
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昨年、富士山7合目に登ったとき、この湘南国際村移動の局と交信したのを思い出した。
早速、運用場所を探す。
せっかくなのでピークになっている芝の広場にアンテナを設置。
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この頃には凧揚げ親子も居なくなって、時たまサイクリンググループや犬の散歩の人が稀に登ってくるだけ。
ただ、「トビ」に注意の看板だけが気になる。
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ここでお弁当を広げるとトビに狙われるらしい。グルグルと上空で猛禽類の鳥が遊弋しているのは気になっていたが。
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14時20分頃から50MHzワッチ開始。
Es特有のバズ音がバンドいっぱいに出ており、移動局も固定局も聞こえない。
バンドのやや低いところで台湾のBV0TW局がCWでCQを出していた。
ダメもとで呼んでみたら応答があって、RS599/599でQSO.
移動先でのQRP1w、ポケットダイポールによるオーバーシーは初めてではなかろうか。
だが、それ以外にはどこも聞こえず、以降はGWでもEsでも交信に恵まれず。海外が開けてしまうと近場の移動運用には不利。
暫く50MHzを離れ430FMハンディーで聞こえる局をお呼びしたりする。
144MHzでは富士宮市からの移動局とSSB・CWで交信。
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15時過ぎにコンビニで買ったおにぎりでチャージ。
Uボートの乗務員のごとく、上空から来襲するトビを警戒しつつ食事を取る。
16時40分を廻った辺りから、50MHzで8エリアがオープンし、急に賑やかになる。
Es伝播局を追っかけている最中に、突然湘南国際村センター屋上のスピーカーから音楽が鳴り出した。
17時を告げるチャイムだ。
Esは尚も継続し気がつくと17時20分近くになっていた。
バスは1時間に1本なので17時台は45分のみ。
18時台には突入したくないので、慌てて撤収を始める。
結局、FM遠距離受信をする時間がなくなってしまった。
思うにEsシーズンの東京近郊50MHz移動運用はEsが開けると存在感が薄くなってしまう。
CQを出してもグランドウェーブで呼ばれる確率は低い。QRPなら尚更。だからEs伝播局を呼ぶしかなくなる。
そうなると家に居るのと変わらない。
やはり、QRP近郊移動運用はEsシーズンから外れた凌ぎやすい春先や秋口がベスト。
この日の延べ交信局数は50MHz9(SSB3、CW6)、144MHz3(SSB2、CW1)、430MHz6(SSB1、FM5)もトータル18局。
地域別では北海道3、神奈川県8、静岡県3、東京都1、千葉県1、栃木県1、中国1。
こちらのCQ応答局は5。
17時半近くなると急に犬の散歩が増える。この広場のすぐ下は住宅分譲地。住民の憩いの場になっているようだ。
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足繁くバス停に戻り、バスを待つ。ここには汐入駅行きも乗り入れている。
17時45分定時の逗子駅行きバスで戻る。逗子駅には17時10分到着。
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帰路の電車は17時32分の新宿湘南ライン。最後尾の車両のクロスシート。意外に混まない。
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BGMは78.9MHzの葉山FM。
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今回交信頂いた方には逗子駅で捺印した「ハイスクールフリート」のスタンプ入りQSLを発行予定。但し10枚程度しか押せなかったので呼んでいただいた方優先になるかもしれない。
湘南国際村は今回初めての移動だったが、バスの時間さえ確認すればアクセスもよいのでまた機会があれば再訪したい。

交信データ
移動地/神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村グリーンパーク(標高177m)
交信日時/2016年6月12日
交信時間/1343~1720JST
周波数/50~430MHzSSB/CW/FM
天候/晴れのち曇り
無線機/FT817 スタンダードVX-3 
アンテナ/ミズホポケットダイポール 付属ヘリカル
出力/0.5~1W(特定小電力無線/10mW)
延べ交信局数/18
50MHz9(SSB3、CW6)、144MHz3(SSB2、CW1)、430MHz6(SSB1、FM5)
交信相手所在地/北海道3(札幌市厚別区、樺戸郡、茅部郡森町)、神奈川県8(横浜市金沢区、藤沢市、三浦市、座間市、小田原市、茅ヶ崎市、海老名市×2)、静岡県3(駿東郡小山町、富士宮市×2)、東京都1(港区)、千葉県1(館山市)、栃木県1(日光市)、台湾1。

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