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移動運用その133/目黒区西郷山公園/渋谷区ヒカリエ11階移動(2015年2月22日)

2月最後の日曜日、午後遅くなってから移動運用に出かける。
時間的に遠出は難しい。天候も悪い。出来るだけ近場を詮索すると、都内目黒区の目黒区立西郷山公園(標高37.8m)という場所を見つける。
しかし都区内公園での移動運用は条件として芳しくない。大抵は高層建築物が建て込んでおり、標高も視界も得られない。
以前、新宿区にある標高は44.6mの「人造の山」としては山手線の内側で一番高い箱根山で移動運用したことがあるが、周りの集合住宅のほうが高く、あまり電波の飛びは良く なかった。
しかし、この西郷山公園で検索するといくつか移動運用で利用されているブログが見つかる。多少なりとも、電波の飛びはよさそうだ。
そこで今回はこの西郷山公園へ赴くことにした。
時間も遅く慌てて家を出たので、うっかりFT817にエネループを入れるのを忘れてしまった。
仕方なく渋谷の家電量販店で単3電池を買うはめに。
西郷山公園は代官山の近く。アクセスはJR渋谷駅西口の35番バス停より東急トランゼ(コミュニティーバス)代官山循環バスで「西郷橋」で降りればす ぐだ。
10分前後の間隔でダイヤが組まれているから待つ必要はない。さすが都心の渋谷である。料金は休日に限って100円らしい。
バスの運転士は女性。
渋谷から代官山の住宅街を縫って走る。バスは満員に近い。10分ほどで「西郷橋」バス停へ。
降りて旧山手通りの横断歩道を渡ればぐ入り口だ。
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少しこんもりとした芝生の広場。
南東方面が斜面で大きく開けている。犬の散歩客でいっぱいだ。
アンテナの設置場所を考える。
ベンチ横でもよかったのだが散策路の前なので目立ちすぎる。そこで中央の芝生広場の少し端にシートを敷いてアンテナを設置することに。
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アンテナを上げる作業をしていると矢継ぎ早に3人位から声をかけられる。アマチュア無線と説明すると納得した様子。
人も多く、端っこですら目立ってしまうのか。手ごろな木の枝もあったので、そこに引っ掛ければ三脚もアンテナポールも必要 ないし、アンテナもカモフラージュ出来たかもしれない。
あれこれバタバタやっているうちに時間は17時を回ってやっと移動運用開始。
まずは50MHzから。
時間も遅く、天候もいまいちのため、移動局も捕まらない。
暫くして練馬区固定のCQがRS59で聞えたのでお声掛けする。
こちらの信号はRS51。あまり飛んでいない。1wとはいえ、練馬区でもギリギリの交信。
そのあとCWでCQを出す。17時20分頃、RS519でこちらを呼ぶコールがあったのだが、折り返しの応答がない。
あれこれやっているとCWの信号が出なくなった。どうやら電鍵ケーブルの断線らしい。しかし、どこが切れたのか解らず。
止む追えずSSBでCQを出す。17時45分、川崎市中原区の局長さんから応答。RS57で届いているようだ。
その後、横浜市港北区の局と2局繋がる。RS59~55位のレポートを頂く。南東方面に開けているので横浜、川崎辺りは電波が飛んでいるのだろう。逆に練馬のほうは建て込んで視界が閉ざされている。
18時を過ぎると周りは真っ暗。
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街灯はあるが人影は疎ら。ポケットダイポールを下ろして、ハンディーで430FMに出てみる。
渋谷、世田谷、三鷹の固定局と繋がる。19時までに50MHz4局(SSB)、430MHz3局(FM)のトータル7局。
練馬区、川崎市中原区、横浜市港北区、渋谷区、世田谷区、三鷹市の局長さんとQSO頂いた。
19時過ぎ、往路と同じく、代官山循環バスで渋谷に戻る。
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せっかく渋谷に来たので、以前移動運用したことのある渋谷ヒカリエ11階に登って少しだけ430FMハンディーでCQを出す。
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20時7分に稲城市の局長さんから応答を頂く。
15分ほどで撤収。再々開発真っ只中の渋谷は迷路のようだ。
いつの間にか「東急のれん街」の所まで出てしまう。
仕方なく、このビル3階のスタバで休憩。

因みに今回から記録用のカメラをニコンクールピクス4300からペンタックスQ10に更新してみた。
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クールピクスに魚眼コンバーターレンズを接続する専用付属チューブのねじ切りが馬鹿になり魚眼撮影が困難になってしまったためだ。
接続チューブは1000円程度のものだが、すでに生産中止。中古も見つからず。代替品もない。
仕方なくミラーレス一眼Q10にサードパーティーの魚眼コンバーターレンズを取り付けて撮影することにした。
Q10には専用の魚眼レンズも用意されているが、マニュアルフォーカスなのでいちいち手動でピント合わせしなくてはならな いため使い勝手が悪い。レンズ交換も面倒。よってズームレンズの前に取り付けるタイプにした。
しかし、まだ扱いなれず、なかなか上手く魚眼撮影が出来ない。
クールピクス4300には魚眼コンバーターレンズ用のシーンモードがあって適切な画角で撮れた。しかしQ10にはそれがないため、手動でズームレンズを調整しなくてはならず、四隅のケラレがどうにも汚く写る。
いろいろと試行錯誤が必要なようだ。

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