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移動運用その87/東京都江東区東京ゲートブリッジ移動(2012年2月12日)

Dscn2681a 東京都江東区に完成した東京ゲートブリッジ
2月12日午前10時に開通とのことだったので、さっそく移動運用も兼ねて赴いてみた(地図)。
快晴のこの日、りんかい線で最寄り駅の新木場に着いたのは1010JST頃。
すでにバス停には50人くらいの列が出来ていた。
ゲートブリッジへは都バスの「若洲キャンプ場」が最寄になっているが、普段の日曜日のダイヤは1時間に1本しかない。
しかしこの日は流石に臨時便が運行されていたようだ。
渡り初めをしようと考えている車で渋滞していたため、キャンプ場に着いたのは1040JST。
そこから徒歩で5分ほどで橋に登れる若洲昇降タワーがあるのだが、なんと入り口まで長蛇の列。
1時間以上寒風吹く屋外に並ぶはめに。
因みに並んでいる見物客は殆どが高齢者。60~80歳位だろうか。
家族連れや若者は殆どいない。ましてや小さい子供などその姿すら稀だ。
如何に高齢化社会が進んでいるか如実にわかる。
若い人は車で渡るのだろうが、それにしてもこの老人の列には圧倒される。
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やっとタワーからエレベーターに乗って橋に登れたのが正午少し前。エレベーターの他に螺旋階段もあるのだからもう少し手際よく列を捌けたのではないか。
手際が悪い。
この東京ゲートブリッジは中央防波堤と若洲地区を結び、全長2,993mで海面からの高さは最大で87,7mにもなる。
歩道も完備されており、歩いて中央防波堤まで行けるが、まだ整備中で対岸には降りられない。
さて、この日は風が強く、更に橋の上は吹きさらし。油断すると身体を持っていかれそうなコンディション。
恰も冬山の尾根沿いを縦走する感覚だ。
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Dscn2659a 橋の中央部までやっと辿り着くが、強風のため、とてもじっとしていられず、すぐに折り返す。
此処だと海面から歩道の高さまで60mはあろうか?案内板で現在位置を確認できる。
歩道には休憩場所スペースもあったが、この天候では落ち着いて座っている事も出来ない。無線の移動運用はとてもではないが無理だ。あっという間に手が悴んでしまい、メモも吹き飛んでしまう。
一方、眺望はよく、東京スカイツリーや富士山も見える。
ただスカイツリーは例によって都心と離れたところにぽつんと立っているので、いつ見ても卒塔婆か火葬場の煙突を連想させてしまう。
東京タワーも意外と遠くに小さく見えるだけ。
言われているほど風光明媚な場所ではない。ただ夕景などは絵になろうか。
車道では渡り初め目的の珍しい車をいくつか見かけ渋滞にもなっていた。
ただ歩道はとにかく吹きさらしなので留まっているのはきつい。
仕方なくエレベーターがある若洲昇降タワーに戻って風を避ける。
この昇降タワーはおよそ地上高30m。展望ロビーも備え付けられている。
その一角を借りて無線運用を始める。
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FT817も持参したが、混雑とスペースの狭さを考えてこのリグでの運用は止めた。
結局ハンディー機VX-3での430FMオンリー運用となってしまった。
1210JSTから1355JSTの約1時間45分の運用で430FMで11局と交信。
周辺の船橋市、江戸川区、浦安市、港区から呼ばれた。他、木更津市や長柄町などの移動局と交信。
本格的な移動運用とはならなかったのでこれが精一杯か。
なお、FMDXは東京タワーからの信号が強く、混変調だらけで断念。
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Dscn2687a_2  さすがに初日とあって見物客は多かったが、春になって天候も落ち着けばもう少しゆっくり見て回れるだろう。
冬の吹きさらしではちょっと歩道を利用するには酷であった。
14時過ぎ、橋を降りる。
歩行者行列が出来たのは13時位までで、あとはスムーズに登れたようだ。
ただ、上記した通り、普段の日曜日は此処までのバス便が1時間に1本なので注意しないと相当待つことになる。
新木場駅から歩くと3kmくらいか?やや徒歩の場合は遠すぎよう。
橋の麓は若洲海浜公園になっていて散策も可能だ。防波堤では釣りも可能なようだ。
15時半、キャンプ場バス停より帰る。
帰りのバス停も列が出来ていたが10分ほど並んだだけで済む。

東京ゲートブリッジ移動QSLカード
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