« 2010年1月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年2月

移動運用その69/東京都日野市百草台自然公園展望台(2010年2月21日)

Dscn9784a_4 まだまだ寒い日が続く中、久しぶりに多摩丘陵周辺に移動運用。
場所は、梅の名所で有名な百草園近郊にある百草台自然公園展望台。最初は百草園の展望台にしようかとネットで検索していたらこの場所がみつかった(地図参照)。
百草園でもよかったのだが、一応有料の公園内なので無線の移動運用には憚れる気もあって、こちらに目標を変更した。
浅川南沿いに連なる七生丘陵の東端辺りに位置する百草台自然公園(地図)。百草団地の中央、三沢配水所の塔が建っている麓にある。
もっとも七生丘陵とは程久保川を挟んでいるので峰としては別物かも知れない。
午前10時半頃、JR阿佐ヶ谷駅から中央線鈍行で三鷹へ。更に特別快速に乗り換える。
電車を待っている最中、モニターしていたVX-3の430メインチャンネルからCQが聞こえてきた。調布市にある電通大の屋上からオンエアしている移動局だ。
せっかくなので応答してみるとコールバックがあった。
三鷹、武蔵境間の中央線車内でレポート交換して交信成立。この区間はすでに高架になっているのでハンディー機でも何とか飛んでくれる。
これまでも何回か三鷹駅構内で移動局とQSOした事があったので、この辺りは妙に電波の通りがよいのだろうか?
午前11時過ぎに立川駅着。ここから多摩都市モノレールに乗り換える。
立川南駅のホームで待っていると、またもや良好にCQが聴こえて来た。今度は日野市移動の局だった。
先程と同じように呼びかけると、これまたすぐにコールバック。多摩都市モノレールは中央線以上に多摩地区の眺望の利くロケーションを高架で走っているので自ずと電波の飛びもよい。
どうやら交信相手局はこちらのモノレールを目視出来る場所に居るようだ。なかなか興味深いQSOが成立。
Dscn9782a_3 午前11時20分頃、高幡不動駅に到着。
その手前の浅川を超える鉄橋の辺りから、目的地の百草台自然公園のある給水塔がよく見える。その丘にへばりつく様に住宅街が広がっている。ここまでにして人間の生活圏を広げようとするエネルギーが戦後の日本にあったことを思うと吃驚する。
かつては一面の雑木林であったろう多摩丘陵の斜面に所狭しと林立する住宅、団地、マンション。
多摩都市モノレールの車窓からは、その多摩丘陵の歴史が垣間見れて興味が尽きない。
それはさておき、今度はバスに乗り換えだ。
高幡不動駅からは公園最寄の停留所「百草自然公園前」行きのバスがある。しかし本数は少なく、1時間に1,2本。
予め時刻表を確認してきたので11時30分発の便に乗れるように急ぐ。モノレールのホームからバスターミナルまでは若干駅構内を歩かねばいけない。高幡不動駅は近年整備されて京王線とモノレールの駅舎が自由通路で結ばれている。バスターミナルは京王線寄りにあるのでそのコンコース内を急ぐ。
3番バス停「聖蹟桜ヶ丘」行きが目的の路線。なんとか間に合って11時半のバスに乗り込むことが出来た。
因みに四半世紀前の学生時代、この高幡不動と聖蹟桜ヶ丘を結ぶ路線を何回か利用したことを思い出す。経路は変わってしまったかもしれないが。
Dscn9797a_2 さて、バスは駅を出ると多摩モノレール軌道下を暫く走り、高幡十字路で左折して京王線と平行に走る川崎街道へ。そして西武百草園住宅へ右折し坂を登り始める。徒歩だと結構大変そうだ。
駅から5~6分で目的の百草台公園バス停に到着。料金は170円。車窓から展望台を確認することが出来たので迷う心配もない。
バス停から徒歩5分くらいで目的地に到着。標高は140m前後といったところか。
眺望は北のほうに開けており、浅川沿いの国立、府中方面が良く観える。
北西の方角に目をやると、多摩都市モノレールの軌道が万願寺の駅舎を中心に確認出来る。
西武ドームが立川駅周辺のビルと重なって見えていた。ちょうどここからだと一直線上に重なるのだ。展望台後方南西側には三沢配水所の塔が聳えていた。
しかし、都心方面は樹木や百草園のある丘に遮られており開けていない。
どちらかと言えば百草園のほうが都心眺望には恵まれているようだ。

Dscn9795a_3

Dscn9801a_2
Dscn9791a_2

Dscn9805a_2 到着するとすぐ、430ハンディーに入間児童センターのクラブ局のコールが聞こえてきたので早速QSO。
入間、所沢方面は電波の飛びが良いようだ。
他にも所沢市狭山湖近辺のハンディー機移動局や、東大和市青梅街道走行中のモービル局と430で交信出来た。
アンテナを建て本格的に運用を開始したのは正午頃。
15時過ぎまでの約3時間に50MHz7局(SSB5,CW3)、144MHz2局(SSB1,CW1)、430MHz9局(FM9)のトータル18局。
そのうち、こちらのCQに応答してのQSOは7局であった。

なお、430MHzはすべてVX-3ハンディー機。アンテナも付属のヘリカルアンテナ。出力も1~1.5W。
50,144MHzはFT-817。アンテナはミズホの水平ダイポールを使用。出力は500mw。
430FMハンディー機のほうが局数は稼げる。やはりこのバンド、モードでのワッチ移動局が他のバンドよりも多いのが理由なのかもしれない。また西新宿高層ビル展望ロビーからのハンディー機移動局ともQSO出来た。
首都圏では手軽に移動出来る430FMがアマチュア無線の主力になっていることを実感。
一方で50、144MHzのSSB,CWは0.5wでこのアンテナだと140m程度の標高では殆ど飛んでくれない。CQを出しても空振りばかり。このバンド、モードだと、ある程度「重装備」にしないと稼ぐことが難しい。
それでも伊豆市遠笠山の移動局には59で届いていたようだ。
FMDXでは86.9MHzに出ている不明ミニFMが強力に入感していた。どうやらこの近くに送信地点がありそうだ。
さて、運用中は、散歩風の人がちらほら登ってくる位だったが、15時前にいきなり30人位の団体ハイカーが突然押しかけて吃驚。
それも外国人がかなり混じっている団体。無線のことを興味深く尋ねてきたり、写真を撮られたりと結構大変な状況に。
10分位して降りていったが、いったいどういうグループだったのだろうか?
15時半過ぎに撤収開始。
Dscn9806a_2 当日は時々陽が射す位の曇り空。風もあって屋外運用にはかなり過酷な天候。身体も冷えてしまい時間的にはこれが限界だった。
撤収後、近くの三沢給水塔の周りを散策してみる。
塔の中は立ち入り禁止だが、もし上にまで登れたら移動運用のよいスポットになったであろう。
この辺りは七生丘陵の散策ルートにもなっており、休日にはハイカーも多い。住宅街と入り混じっているので奇妙な感じだ。
16時のバスに合わせて下山。
高幡不動駅に戻ってから構内のうどん屋で休憩。冷え切っていたので熱いうどんで身体を温める。
帰路、またまた多摩モノレール車内で430FMに強力な移動局が入感して来た。
稲城市若葉台の見晴らし緑地近くから出ている移動局だった。
立川南駅構内で何回か呼んでQSO成立。
駅構内での交信を含めると今回の移動運用では全部で21局となった。

Dscn9818a_2

東京都日野市百草台自然公園展望台でのFM局受信リスト

76.7MHz 不明局       S5
77.6MHz FM多摩      S5
78.2MHz 武蔵野FM     S5
78.4MHz 渋谷FM      S4
79.1MHz 川崎FM      S3

83.4MHz 世田谷FM     S4

83.8MHz 調布FM      S4
83.9MHz FM相模原     S4

84.4MHz FM立川      S5
86.9MHz 不明FM局     S5

<コミュニティーFMのみ>
(スタンダードVX-3/イアフォーンアンテナ)

使用リグ/FT817(PWR0.5w)、VX3(430FM) アンテナ/水平ダイポール、付属ヘリカル

|

« 2010年1月 | トップページ | 2010年5月 »